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【RDS WWP インタビュー】RDS WWP 第1期生に経験談を聞く

English (TOYO Global RDS)

【RDS WWP インタビュー】RDS WWP第1期生に経験談を聞く

今回インタビューを行ったのは、RDS WWP(Regional Development Studies, Web Writer Programの略称)第1期生として数々の方に取材され記事を書かれた国際地域学部国際地域学科2年の永楽萌々さんと冨田真帆さんです。お二人はRDS WWPが始まった当時、何をやるかもわからない状況でスタートしました。約1年間やり通してお二人は何を感じたのでしょうか。今回は私、小澤雅志(国際地域学部国際地域学科1年)がインタビュー取材をおこないました。またRDS WWPに興味がある2人、廣田友彰さん(国際地域学科1年)と高橋達也さん(国際地域学科1年)にもこのインタビューに参加していただきました。

RDS WWP
左から永楽さん、冨田さん、小澤

そうだ、何かやろう!

RDS WWP小澤: まず、RDS WWPに参加しようとしたきっかけを教えてください。

永楽さん: 私は1年生春に久松佳彰先生(国際地域学科 教授)のゼミに所属していて、先生から授業内で様々なプログラムを紹介してもらいました。その1つがRDS WWPでした。参加したきっかけは、大学生活の中で授業だけでなく、何か特別なことに挑戦しようと思ったことです。またゼミの中でもレポートなどを書くことが面白かったのでやってみようと思いました。

冨田さん: 私は杉田映理先生(国際地域学科 准教授)のゼミだったのですが、その中でも告知されていました。もともと書くことに興味があったので、大学生活が落ち着いてきたころに書くことに関わりたいなと思っていました。

小澤: WWPをやる前に不安などありませんでしたか?

永楽さん: 実態がつかめてなかったので…。自分で記事を作れると思うと不安は無かったです。

冨田さん: プログラム自体が始まったばかりだったので、私はこれから何をやるのかという不安がありました。また私は人見知りなので、インタビューの際にコミュニケーションがうまく取れるか心配でした。

小澤: どんな記事を書かれましたか?RDS WWP

永楽さん: 私は、まず今年4年生の稲生拓未さんを取材しました。(【RDS WWP インタビュー】ゴールを見据え、フランスへ飛び立つ)彼はグローバルリーダー型奨学金を得てフランスに10カ月留学しましたが、彼が留学する前に取材しました。その次に、国際地域学科卒業生の中尾乃絵さんと秋本創さんに取材しました。(中尾さん: 【RDS WWP インタビュー】〔卒業生だより〕夢を原動力に、秋本さん: 【RDS WWP インタビュー】〔卒業生だより〕仕事するように遊び、遊ぶように仕事する)そして最後に、自分の3週間のアメリカ研修のレポートを書きました。(【RDS WWPレポート】2015年度春季カリフォルニア州立工科大学ポモナ校研修に参加して

冨田さん: 私は、まず交換留学生向けに開催された壮行イベント「Pre-Study Abroad」を取材しました。(【RDS WWP 取材レポート】Pre-Study Abroad(PSA)が行われました)そこでは交換留学から帰ってきた方が、こういうことをやったほうがいい、気をつけたほうがいいということを英語で発表されていました。次に、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」第1期生として留学と海外インターンシップをされた田村彩紀さんに取材しました。(【RDS WWP インタビュー】挑戦する気持ちが、夢を叶える)それから、韓国へ交換留学された武田緑さん、黒川紗良さんのお二人に取材しました。(【RDS WWP インタビュー】韓国での交換留学を終えて)最後に、地域ベンチャー留学(日本国内の地方に留学青森県南部町)に参加して、その記事を書きました。(【RDS WWP】私たちが「地域の力」に

高橋さん: 地域ベンチャー留学についてですが、冨田さんはどこから存在を知りましたか?

冨田さん: キャリアデザインの授業内で、東洋大学内で行われた地域ベンチャー留学の説明会の告知を聞き、説明会に参加しました。

RDS WWP高橋さん: 私は地域づくりに興味があり、参加しようかと思っていますが、冨田さんは何か目的か夢を持って参加されましたか?

冨田さん: 春休み中に何か経験をしたいなと思って説明会に参加しました。また、私は地域活性化に興味があったので、このプログラムに参加しようと思いました。

高橋さん: 最後にプレゼンテーションがあるようですが、それに対するプレッシャーはありましたか?

冨田さん: 企業によってやるところもありましたが、私の場合は、プレゼンテーションはありませんでした。でも、何かの形で残さないといけないと思いました。みんなが助けてくれていい経験になりました。

小澤: では、たくさんの取材の中で特に印象に残っていることを教えてください。

永楽さん: 私は、社会人の方にインタビューしたことがとても印象に残りました。特に秋本さんの取材の際は私自身がイベントに参加させて頂いた後にインタビューしたので、お話を聞くだけでなく、秋本さんが実際にどういった仕事をされているのかも見ることができて印象に残っています。

冨田さん: トビタテ奨学金で留学した田村さんへのインタビューはとても印象に残っています。何事もプラスに考えて行動している人だと思いました。留学やインターンシップなど困難の中でもポジティブに考えて乗り越えようとする姿勢に刺激を受けました。

小澤: 取材する前に何か準備されたことはありましたか?

永楽さん: 質問事項は事前に考えていました。インタビュー中にも質問したいことが思い浮かぶので、そのときはしっかり聞くように心がけました。

冨田さん: 質問事項は必ず紙に書いて準備しました。インタビューする際にいつも緊張するのでしっかり紙に書いておいて質問事項を忘れたときなどに備えました。いきなり思い浮かんだ質問、話からそれた質問、関係ない質問でも積極的に質問してお互いが緊張しないようにしました。

永楽さん: また取材をする前にメールのやり取りをこまめにやらなければと思いました。

RDS WWPを通して学んだこと

小澤: WWPで苦労したことは何でしょうか?

永楽さん: 取材するのは楽しいのですが、取材した後に原稿を書くことが大変でした。書くだけでも時間がかかる上、校正されるので何回も書き直しをしました。特に話し言葉と書き言葉の区別が大変でした。また同じ内容を書かないように気をつけていました。校正を何回もされると、ちょっと心が折れそうになるのですが、次回はもっと良いものを書こうと向上心もわきました。

小澤: 何回か取材されて記事を書かれましたが、取材した内容を全て伝えきれなかったことはありましたか?

永楽さん: 内容は伝え切れたと思いますが、話していただいた言葉をそのまま書けないことが苦労しました。取材する側としては、インタビューで話した言葉をそのまま記事にしたいと思うのですが、やはり読む側としては、書き言葉でないと読みにくいので。特に秋本さんの記事のときは何回も校正されました。でも、自分が聞きたいことは聞けたし、話していただいた内容は自分の言葉で記事にできたので最終的には良かったと思います。

RDS WWP冨田さん: 私の場合、インタビュー中に苦労したのは、話している最中にメモを取ることです。また同時にインタビューしている間のリアクションの取り方などは苦労しました。私は特に人見知りなのでリアクションが小さくなりがちでした。なので、もう少し大きくリアクションしようと心がけました。インタビューした後に、全体のインタビューの内容からどのトピックを選んで記事にするかにも苦労しました。記事を書くのには長い時間がかかりました。特に最初の慣れないうちはそうでした。書くときにどんな表現を使おうかと悩みました。読者が読み飽きないようにしようと工夫しました。

小澤: 逆にWWPでやっていて良かったこと、今日に役に立っていることなどありますか?

永楽さん: いろいろありますが、社会人の方とお話できたのは貴重な経験でした。社会人の方と1対1で自分のしたい質問をして答えていただく機会はなかなかないと思います。また、秋本さんと中尾さんはそれぞれ違うフィールドで働いている方々なので、卒業後の進路について視野を広げることができました。WWPで書く量は普段の課題レポートよりもはるかに多いので普段のレポート課題はとても楽に感じています。また自分の言葉で自分の言いたいことを表現できるようになったと思います。

冨田さん: メールの書き方など正しい形式や文章の書き方などWWPを通して学んだので今日に役に立っています。また、あれだけの文章をかいたので、書く力がついたと思います。あと、短い時間で書けるようになったと思います。またたくさんの方にお話できたのは貴重な体験でした。大学の先輩方には取材を通して個人的なアドバイスもいただけたのも良かったことだと思います。

小澤: もし次に取材するならどんな方に取材したいですか?

永楽さん: また社会人の方にインタビューしたいと思っています。今まではNGOに勤めている方々に取材をしたので、次は企業に勤めている方々に取材をしてみたいです。また大学生の対談形式での取材はやったことが無いので機会があればやってみたいです。あと留学から帰ってきた方にインタビューしたいです。

冨田さん: 社会人の方にインタビューしたことがないのでやってみたいです。あまり知らない企業や興味がまだない業界でもインタビューしたら新たな発見(面白いこと)があると思うのでやってみたいと思います。また同い年や、下級生のなかで面白い活動している方がいれば取材してみたいです。

小澤: 2人とも4本の記事を書かれましたが、人の活動を記事にするのと、自分の活動を記事にするのはどのような違いがありますか?またどちらのほうが楽ですか?

永楽さん: インタビューは書く量が多いので圧倒的に大変でした。一方で自分の体験を書くときにはただ時系列に書くだけでは面白くないので、どういった構成にするかを工夫しました。

RDS WWP冨田さん: 自分の体験は情報がたくさんあるので書きやすいです。インタビューはその方が言っていることをそのまま使いたかったのですが、記事にする時に書き言葉にしなくてはならないので言葉選びに苦労しました。

廣田さん: WWPを一年間されて、自分の視野、世界観がどう変わりましたか?

永楽さん: インタビューや私が参加したアメリカ研修(3週間)を通して自分の視野が広がったと思います。それら経験したことを自分の言葉で伝えられるのがWWPだと思います。また社会人の方にインタビューしたときは、国際地域学部で学んだことを生かして秋本さんや中尾さんのようにこんな仕事ができるんだということが分かりました。特に中尾さんは、私も興味がある文化を勉強されて、それをフェアトレードに繋げたという発想に驚きました。3週間のアメリカ研修は特に自分の視野が変わって刺激になりました。以前は海外に出たいという気持ちはあまり強くなかったのですが、研修を終えてからはもう少し長い留学をしたいとか、将来は国内外を問わず、英語を使う仕事や、海外と繋がる仕事がしたいと思うようになりました。

冨田さん: たくさんの方に質問できたことが自分の視野を広げてくれたと思います。インタビューを通してトビタテ奨学金などの制度についても学べました。また韓国に留学した学生にインタビューしたときには、日本人と韓国人の考えの違い、例えば韓国の学生は日本の学生に比べて授業には積極的に参加したり、自分の感情をストレートに表現したりする人が多いという話を伺いました。このようにたくさんの発見と学びがありました。

迷っているならとりあえずやってみよう!

小澤: 最後に、RDS WWPをこれからやろうと思っている1年生や、来年度以降に入学してくる方に向けてメッセージをお願いします。

永楽さん: もしやりたいと思ったらやってみることだと思います。私も深く考えずに気軽にやりました。書くことなど大変でしたが、がんばったことが記事として成果が出たのでやって良かったと思います。

冨田さん: 迷っているならまずやってみることだと思います。WWPでしか学べないことがたくさんあると思います。

小澤: 皆さん今日はありがとうございました。

インタビューを終えて

今回のインタビューで、お二方のRDS WWPを1年間やり通した後、何を感じているのか貴重なお話をいただけました。インタビューの時のように楽しいこともあれば、その後に記事を書く大変さもあります。しかし、楽しい・辛いよりもこれからの学生生活や将来にむけて大きなスキルの習得になったことがお二方から伝わってきました。ただ取材をして記事を書くという単純作業ですが、RDS WWPがどれだけ濃いものかということを実感したインタビューとなりました。

RDS WWP 
左から永楽さん、冨田さん、小澤、廣田さん、高橋さん

RDS WWPRDS Web ライタープログラムの略称です。

取材・構成:小澤雅志(国際地域学科1年)
編集: 久松佳彰(国際地域学部教員)