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インフラ維持管理講座

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インフラ維持管理講座

講座の目的

私たちが安全、安心そして快適な生活を送る上で、道路や水道などのインフラ(社会資本)は必要不可欠なものです。しかし我が国は人口減少・少子高齢化時代に入り、また国民の価値観の多様化、地球規模の環境保全への関心の高まりに伴い、インフラに期待される役割も大きく変わってきています。また高度成長期に整備されたインフラは建設後すでに約半世紀を経過し、なかには経年劣化が始まったものもあります。人口減少時代に入った今、老朽化が始まったインフラを今後どのように維持管理して長持ちさせ、またどのようにマネジメントしていくかを考えて行動することが、待ったなしの喫緊の課題となっています。

このようなことから、本講座ではインフラの維持管理に関する現状と課題、解決策に焦点を当てます。なかでもインフラにとって特に重要な材料であるコンクリートについて、材料・設計・施工・耐久性向上、技術・基準の変遷など、幅広い視点から最近の動向を説明します。また今回は、我々の日常生活に身近なインフラである道路の維持管理についても扱うことにしました。

講座の日程

日程担当講師講義項目
6月23日 (土)10時00分~16時00分

福手 勤
(東洋大学・理工学部・教授)

(1)コンクリートのひび割れ原因と防止策
(2)道路舗装の維持管理
(3)インフラの品質確保と生産性向上(i-construction)
(4)インフラを取り巻く課題と維持管理の展望

6月30日 (土)10時00分~16時00分

渡邉 弘子
(月の泉技術士事務所・代表)

(1)コンクリートの補修・補強
(2)コンクリート構造物の診断
(3)コンクリート技術と基準類の変遷
(4)コンクリートの環境性

講義内容の紹介

【1日目】  

(1) コンクリートのひび割れ原因と防止策

    ・材料・施工・外力・経年変化
    ・ひび割れ防止の基本

(2)道路舗装の維持管理

    ・調査診断
    ・補修

(3)インフラの品質確保と生産性向上(i-construction)

    ・国や各機関における生産性向上の取り組み
    ・契約、設計、施工段階での課題と解決策

(4) インフラを取り巻く課題と維持管理の展望

    ・インフラを取り巻く社会情勢
    ・インフラ管理の現状と課題
    ・「省インフラ」という考え方

【2日目】 

(1) コンクリートの補修・補強

    ・対策の考え方
    ・補修・補強計画
    ・補修・補強工法

(2) コンクリート構造物の診断

    ・コンクリート構造物の劣化現象
    ・診断の進め方
    ・実構造物の診断例

(3)コンクリート技術と基準類の変遷

    ・材料の変遷
    ・施工技術の変遷
    ・基準類の変遷

(4) コンクリートの環境性

    ・プラス面とマイナス面
    ・環境負荷低減コンクリート
    ・コンクリートのサステナビリティ

受講後の効果(継続教育制度CPDのプログラム認定等)

インフラの維持管理、耐久性向上分野、インフラマネジメントに関する知識が向上します。全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度(CPDS)プログラムの認定講座(予定)ですので、受講者のCPDポイントも加算されます。

対象となる受講者および受講条件

近年、関心が高まっているインフラの維持管理の現状を理解したり、これまでの知識の再整理に役に立つことはもちろんのこと、社会的なニーズが高まっているコンクリート診断士資格の受験準備にもつながる内容としています。建設会社、道路会社、建設コンサルタント、コンクリート二次製品メーカー、生コンクリート製造会社などの中堅技術者の方々はもちろん、インフラ管理を担当される管理者の方々、さらには最近のインフラマネジメント、コンクリート技術の動向などを勉強したい方々の受講をお勧めします。

産学協同教育センター「産・官・学連携促進事業」のご案内

当日は、センターが主催する「産・官・学連携促進事業」の一環として、本学と関係の深い自治体担当者が本講座に参加致します。

1日目または2日目の講座終了後には、講師の先生や講座参加者及び自治体の皆様と意見・情報交換をしていただく交流会(自由参加)を予定しておりますので、こちらにも是非ご参加ください。

講師略歴・専門分野

福手 勤(ふくて つとむ) 東洋大学・理工学部都市環境デザイン学科・教授

運輸省港湾技術研究所、関西国際空港株式会社、国土交通省国土技術政策総合研究所などを経て、平成15年4月より現職。

また国立研究開発法人港湾空港技術研究所 LCM支援センター長、NPO法人 持続可能な社会基盤研究会理事、日本エルガード協会 顧問、海洋・港湾構造物維持管理士会 技術顧問等も務める。

保有資格

工学博士、技術士(建設部門)、土木学会フェロー特別上級技術者(メンテナンス)

専門分野

建設材料学、社会資本管理保全工学、アセットマネジメント、港湾工学、空港工学

渡邉 弘子(わたなべ ひろこ) 月の泉技術士事務所・代表

東電設計株式会社、東急建設株式会社、運輸施設整備事業団(運輸省港湾技術研究所に派遣)においてコンクリートの技術開発、現場支援、研究などに関する業務を経て、平成14年より現職。

また現在、東北学院大学非常勤講師、東北大学大学院工学研究科産学官連携研究員を務める。

保有資格

技術士(建設部門)、一級土木施工管理技士、コンクリート主任技士、プレストレストコンクリート技士、コンクリート診断士、土木学会特別上級技術者(メンテナンス)、橋梁点検士補

専門分野

コンクリート構造物の調査診断、維持管理

 

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