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松下吉男教授(理工学部建築学科)が学生の協力を得て卒業生と共同開発した耐震パネルについて新聞に掲載

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松下吉男教授(理工学部建築学科)と東京パワーテクノロジーが、鉄筋コンクリート(RC)造建築物の耐震補強用に耐震パネルを共同開発し、4/11(金)に電気新聞、4/25(金)に建設通信新聞へ掲載されました。

今回共同開発した耐震パネルは、ステンレス製薄板の周囲を鋼製のフレームで補強したもので、建物の柱と梁の間に設置しRC造と一体化することで、建物の耐震強度を向上させます。

耐震パネルは、重量が軽く建物の負担が小さくて済むこと、建物の内部に設置すること、工場製造品のため現地の工期は短く済むことのメリットがあります。パネルにステンレス薄板を用いることによって鋼板に比べて粘り強さや耐久性が増すことが特徴です。耐震化が求められているにも関わらず構造上の問題で外部補強が難しい、工期に制約がある、といった理由で補強が進んでいない施設に活用できると期待されています。

松下吉男教授は、「東京パワーテクノロジーの星野真志氏(建築学科1982年卒業)との数年間の共同研究(工業技術研究所)でその効果を検証しており、3年前に都内の伝統的木造建築物に設置したステンレスパネルが東日本大震災の際、その性能を発揮(2011年7月、建設通信新聞掲載)。今回のRC造の耐震補強についても靭性が大きくさびにくいステンレス材の特性を生かすことによって、長期にわたって耐震性を高めることが可能。」と、コメントしました。

稀に起きる中地震、きわめて稀に起きる大地震を想定した実験でその効果を確認しており、長期のメンテナンスにも有効で、実用化すれば、首都直下型地震などを想定した耐震化率の向上に大いに寄与すると考えられています。

現在、特許申請と日本建築防災協会に技術評価書の取得申請を行っています。