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【報告】10月25日(水)「異文化を学び自文化を学ぶ」プロジェクト第2回講演会「文化活動家から見た世界情勢」を開催しました

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「異文化を学び自文化を学ぶ」プロジェクト第2回講演会「文化活動家から見た世界情勢―平和・反映・調和のシンボルとしての文化遺産」を開催しました

2017年10月25日、「異文化を学び自文化を学ぶ」プロジェクト 第2回講演会が開催されました。 講演者ファザール・ハリク氏は、パキスタンのジャーナリスト、文化活動家で、政治、文化遺産など多様な分野で著作活動も行っており、今回の来日は、国際文化会館・国際交流基金共同開催「アジア リーダーシップ・フェロー・プログラム」事業のフェローとしての招聘によるものです。

講演のテーマは、「文化活動家から見た世界情勢――平和・反映・調和のシンボルとしての文化遺産」。質疑応答も含め、英語で開催されました。

ハリク氏

パキスタンは、仏教、ヒンズー教、イスラム教という3つの宗教に関わる豊かな文化遺産に恵まれた国です。世界の大国の利害関係の錯綜の中で発生したテロリズムにより深刻な破壊、人権侵害が発生しましたが、今は平和が戻りつつあり、さまざまな産業も発展しています。ハリク氏は、さまざまな宗教が調和とともに共存していたガンダーラ美術の例を引きながら、世界中の人々を集わせる魅力を持つ文化遺産と、世界中から人を集めなおかつ土地の人々を豊かにするものとしてのツーリズムが世界の中で果たす重要な役割を指摘し、それらは、これからの世界の平和と共存のシンボルである、とします。

 

ハリク氏講演会この講演では、同じアジアの国でありながら、必ずしも日本でよく知られているとは言えないパキスタンのさまざまな姿も紹介されました。その中でハリク氏が指摘したのは、パキスタンというと、「イスラム」、「危険な国」というレッテルが常に貼られ、そのイメージが独り歩きしてしまうという事態が生じていることです。確かにテロリズムによる不安定さは残るものの、もともとイスラム教においては、異なる宗教への寛容が教えられていたということ、パキスタンには豊かな自然があり、さまざまな産業もあり、実は日本企業とのかかわりも深いということなど、今回の講演ではこれまで私たちが理解していなかったパキスタンの姿を知ることができました。

最後の30分間は質問に充てられましたが、学生たちから多数の質問が出て(すべて英語)、活発な国際交流の場となりました。

 

【講師】  ファザール・ハリク氏(パキスタン)

        ドーン・メディア・グループ リポーター 、文化活動家

        国際文化会館・国際交流基金招聘 2017年度 アジア リーダーシップフェロー

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