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7月18日(月)文学部グローバルプロジェクト 2016年度第2回講演会「「キャラ語」、「役割語」と欧米の言語思想」

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文学部グローバルプロジェクト 2016年度第2回講演会を開催しました

7月18日(月)、文学部グローバルプロジェクト 2016年度第2回講演会として、アンドレイ・ベケシュ氏(スロベニア・リュブリャーナ大学文学部教授)による講演「「キャラ語」、「役割語」と欧米の言語思想」が、白山キャンパス6B13教室にて行われました。ベケシュ教授はリュブリャーナ大学文学部アジア・アフリカ研究学科の初代学科長を務められ、スロベニアと日本の文化交流を担ってこられた著名な日本学者です。

講演の前半は欧米の言語思想の詳細な分析と紹介に費やされました。その中でのベケシュ氏の一貫した視点は、言語を観念的なものへと抽象化し、「固くする」ソシュールの構造言語学やチョムスキーの生成文法に対して、社会の中での具体的なコミュニケーション、発話行為の中で言語を考察する柔らかい言語理論を重視し、それをバフチン、ブルデューらの説の中に探ったものでした。そして講演の後半で、そのような言語論を通して、「キャラ語」、「役割語」という現代日本に特有の現象が学問的に分析され、言語の創造的な役割が明らかにされました。欧米言語学と日本文化の双方に通じたベケシュ教授ならではの極めて独創的な講演であり、とりわけ今や世界的に認知された日本のサブカルチャーを、その文化的特殊性を脱して世界に発信するためにも大きなヒントを秘めたものでありました。このような領域横断的な講演の重層的な内容のためか、学生のみならず多様な分野の研究者も聴衆として参加した、活気に満ちた充実した講演となりました。

講師紹介

ベケシュ先生

講師 : アンドレイ・ベケシュ氏 (スロベニア・リュブリャーナ大学文学部教授)

1949年スロベニア生。リュブリャーナ大学卒。文学修士(大阪外国語大学)、文学博士(筑波大学)。リュブリャーナ大学文学部アジア・アフリカ研究学科の初代学科長。日本とスロベニアを架橋する研究と教育で多くの業績をあげ、広く日本語学、日本語教育学の講演・教育にも努める。2008年、旭日小綬章受賞。2013年に筑波大学退官後、リュブリャーナ大学の教授として復職。

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