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【著作紹介】ゼータへの招待(ゼータの現在)

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ゼータへの招待著者:小山 信也(理工学部生体医工学科 教授)【共著】
出版社:日本評論社
出版年:2018年2月発行
価格:1,900円+税
ISBN:
9784535603516
所蔵館:川越

内容ゼータ(関数)の魅力を余すところなく伝えるシリーズの一冊目。ゼータの世界を概観し、さまざまなゼータ関数を具体的に解説する。

日本評論社の紹介ページ

 

 

教員メッセージ

 数の神秘は,太古の昔から人々を惹きつけてきました.その神秘に魅せられた数学者たちによって,数学の謎は次第に解き明かされてきました.その中でも,素数に関する謎は,紀元前から主要な未解決問題に数えられ,今なお最先端の数学研究においても最難関とされています.

  本書の主題である「ゼータ」とは,すべての素数を統合して得られる関数の総称です.「数学とはゼータ関数論のことである」と言う人もいるくらい,ゼータは現代数学の中心をなしています.現在では「ゼータを知ることが素数,ひいては数学の謎を解き明かすことである」と考えられています.
  この度,日本評論社よりシリーズ「ゼータの現在」を刊行することになりました.私は,編集委員の一人として,第一巻となる本著「ゼータへの招待」を執筆しました.第二巻以降で「リーマン・ゼータ」「セルバーグ・ゼータ」など,個々のゼータが各分野の専門家によって執筆されるのに先立ち,第一巻となる本書では,各章ごとに各種のゼータを一つずつ概説しています.いわば,本書はゼータ理論のダイジェスト版であり,現代数学の風景を車窓から概観するバスツアーの役割を果たせるものとなっています.
書泉グランデのイベントスペースにて
素数・整数・そしてゼータの理論は,数学者のみならず,一般の数学愛好家たちをも惹きつけており,高い人気があります.本書の刊行に際し,私は,出版社の依頼で「トークショー & サイン会」をさせて頂きました

(写真:2018年2月.書泉グランデのイベントスペースにて).

有料のイベントでしたが,多くの数学ファンの方々が来てくださり,ほぼ満席になりました.90分のトークはあっという間に過ぎ,終了後は私自身,初の経験であるサイン会と握手会を行いました.サインと握手を求める長蛇の列を見ていたら,アイドルの気持ちが少しはわかった気がしました.(笑)
 

【目次】

第1章 ゼータ関数とは
第2章 オイラーのゼータ関数
第3章 リーマンのゼータ関数
第4章 合同ゼータ関数
第5章 ハッセ・ゼータ関数
第6章 ガロア表現のゼータ関数
第7章 保型形式のゼータ関数
第8章 セルバーグ・ゼータ関数
第9章 p進ゼータ関数
第10章 ゼータ関数の統一
 

[著者] 小山信也(コヤマ シンヤ)

小山信也

1962年新潟県生まれ。数学者。東京大学理学部卒業。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。専門は整数論、ゼータ関数論、量子カオス。現在、東洋大学理工学部教授。著書に『素数からゼータへ、そしてカオスへ』(日本評論社)、『ABC予想入門』(共著、PHP研究所)、『ゼータへの招待』(共著、日本評論社)などがある。

 

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(小山信也教授)
『大学への数学』7・8月号にインタビュー記事が掲載
生体医工学科・小山信也教授が『素数とゼータ関数』を刊行
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