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井上円了哲学塾 公開講座 第4回が開催されました

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E4「これからの日本のむかうべき道とは」

2013(平成25年)11月30日(土)16時20分より、白山キャンパス井上円了ホールにおいて、井上円了哲学塾のリーダー哲学講義の公開講座第4回が開催されました。講師は作家の堺屋太一氏で、「これからの日本のむかうべき道とは」というテーマでご講演いただきました。塾生・学生、および一般の公開講座申込者で聴講者数は約300名でした。

あ堺屋氏は、東洋の哲学にある「人生は冬から始まる」という考え方を示され、少子高齢化が進む現在の日本は冬、春、夏を通過した最後の秋の時代だと指摘されました。その背景として政策や社会の「規格化」があり、教育においても規格を外れると損する仕組みとなっており、そのため夢をもつ青少年がいなくなったと語られました。また今の日本には起業する若者が少なく冒険を好まず、今、有利と思われるところに就職したがる傾向があるとも述べられました。この状況を打開するには「人生は『有利』ではなく『好き』を探すべきで、好きなことをして『人脈の交差点』になることが大事であり、それが結局は規格化されず多様性に富んだ『知価社会』を作ることになる」と結ばれました。

目先の有利さに惑わされず、好きなことに価値を見出す意欲を持つことは困難を伴うかもしれませんが、一人一人が有意義な人生を送るための重要なヒントだと感じさせる講演でした。