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第5回「現代学生百人一首」入選作品

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入選おめでとうございます!!

応募総数 16,550首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の5校に決定いたしました。

  • 群馬県 県立太田東高等学校
  • 岡山県 県立津山東高等学校
  • 京都府 南京都高等学校
  • 石川県 金沢女子大学附属高等学校
  • 岐阜県 大垣日本大学高等学校
「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

先生の少年時代語る目に野山を走る少年がいた

北海道 函館ラ・サール高等学校 1年
大塚 陵司

きのうから『女の一生』読んでいるこんな女はどこにもいない

北海道 北海道檜山北高等学校 3年
小岩 淳子

さび色の薪(まき)ストーブにかけたやかんモールス信号コトコトおくる

北海道 北海道風連高等学校 1年
和田 陽子

最北の海にそびえる利尻富士その頂上に初雪白く

北海道 稚内市立抜海中学校 2年
井上 和真

おはようと声かけあってエプロン結ぶ実習前の香り立ちこめ

青森県 光星学院高等学校 3年
田村 直子

放課後はハーフパンツに着替えしてネットを立てて先輩を待つ

青森県 光星学院高等学校 1年
上長根 恵

台風のりんご落下の注意報朝のニュースでくりかえしおり

青森県 光星学院高等学校 1年
山下 夕子

手袋で手をあたためて臨みます高校最後の珠算検定

青森県 県立三沢商業高等学校 3年
千浦 真智子

秋の夜は虫が鳴くよと人がいうでも私にはとどかない声

青森県 八戸聾学校中学部 1年
畑田 和子

廊下にはみんなの進路がはりだされ池のほとりの木々も色づく

岩手県 盛岡女子高等学校 3年
小野寺 紀子

幼い日草摘み遊んだ隣の空き地パワーシャベルの音響く今日

岩手県 盛岡市立見前中学校 3年
吉田 トモ子

広瀬川あふれる水にすすきたれ水面にあそぶかもたちのむれ

宮城県 県立第二女子高等学校 3年
泉 知子

ゆるやかな北の大地のふところの熊ざさ揺れる美幌峠よ

宮城県 第三女子高等学校 2年
桜田 瑞紀

そっとひく慕(おも)いと同じだけ淡いチェリーの香りリップクリーム

山形県 県立鶴岡南高等学校 3年
清和 泉

塾終り時計を見ればもう十時家に帰れば宿題の山

山形県 山形市立第十中学校 2年
天道 慎也

補習から帰ってみればクーデター カバン投げ出しテレビに見いる

福島県 県立会津女子高等学校 3年
高橋 麻衣子

ぐずぐずと楽器をしまっている理由みていたい人がいる控室

福島県 県立福島女子高等学校 3年
渡辺 みわ

湾岸の油まみれの鳥を見て何も出来ない自分が嫌で

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 2年
田中 玲

「好きだった」苦しげに言う君の声だっただったは過去形じゃない

茨城県 盲学校専攻科 1年
大串 幸子

友のかざす戴帽式の灯に我も一つの夢を決意す

栃木県 県立宇都宮中央女子高等学校 1年
神山 ゆき

サヨナラと言うのはいつも怖いから今日の電話もまたねで終わる

群馬県 県立太田東高等学校 3年
寺内 章恵

目覚めると母はいつでも早起きし台所にて仕事をしていた

群馬県 明照学園樹徳高等学校 2年
林 航一

手術前母の涙にふと気づき寝返りをしてつらさこらえる

群馬県 盲学校高等部 2年
掘込 和久

投げられて飛びちる汗をぬぐいとり帯しめ直しまた投げられる

埼玉県 県立浦和東高等学校 2年
斉藤 寛

高校の生活がいま半分に過ぎてしまうとあせるこのごろ

埼玉県 県立浦和東高等学校 2年
本村 和義

シリウスはあなたが一番好きな星今も夜空を見あげてますか

埼玉県 県立越生高等学校 3年
井上 幸子

思い出に枕並べて語り合う京都訛りの真似などしつつ

埼玉県 県立坂戸西高等学校 2年
高橋 法子

書きたいことうまく言葉にならなくてもてあましてる白い便箋

埼玉県 武蔵野音楽学園武蔵野高等学校 1年
斉藤 美歌

秋の夜星空見ては思い出す理科で習った星座の位置を

埼玉県 県立寄居高等学校 3年
野辺 みつ代

父親の胸に吸いつく赤ん坊胸えぐられる被爆者写真

埼玉県 県立寄居高等学校 2年
谷 信久

いつの日も思い出すのは懐かしいあの夕暮れの暗いグラウンド

埼玉県 県立寄居高等学校 1年
小柳 麻衣子

冬の朝ピピッピピッと目覚ましが私を呼んでるどこか遠くで

千葉県 県立匝瑳高等学校 1年
飯島 晴美

冬の朝蛇口をひねり出る水の刃物のごとく手につきささる

千葉県 県立成田北高等学校 2年
並木 尚美

ふきの芽も雪どけ水も鉛筆も祝ってくれる受験合格

東京都 都立江戸川高等学校 1年
坂本 将

はっきりとしない自分に腹が立つあなたへの思いつのるばかりで

東京都 京華商業高等学校 2年
小川 佳子

ベランダに白いエプロンなびかせて百合に水やる母のいる午後

東京都 桜丘女子高等学校 1年
遠藤 千彰

父と母どうして二人は出会ったのなんだか聞けない素朴な疑問

東京都 桜丘女子高等学校 1年
角本 宏美

ワープロをたたく速さと裏腹に知らず知らずに忘れる漢字

東京都 慶応義塾大学 4年
佐倉 英行

引き揚げたる祖母が必死で持ち帰りし振袖広げて成人式待つ

東京都 東京女子大学 2年
木村 美月

強くなる雨音むしろ静寂で吾を包み込む午前二時半

東京都 東洋大学 1年
佐竹 紀子

四万十の川にて夕餉の米を研ぐアオスジアゲハの憩う傍(かた)えに

東京都 東洋大学 1年
寺田 貴美代

皆の彼見るたびに思うクリスマス今年も私はシングルベルか

神奈川県 神奈川大学附属高等学校 1年
小山内 真紀

太陽にとどけとばかりに投げる槍いつかは越える白線の壁

神奈川県 神奈川大学附属高等学校 1年
小松 正樹

「好きなんだ」言いたい言葉保留中なんてったって受験生だもん

神奈川県 川崎市立川崎高等学校 3年
上本 道成

目の前の竹刀におそれ感じつつ一本にかけ面へ飛びこむ

神奈川県 神奈川大学附属中学校 3年
土志田 泰久

秋の陽(ひ)がベイブリッジに沈む頃学び舎(や)の坂家路へ向かう

神奈川県 横浜学院女子中学校 1年
尾上 みほ

バスの中老婆が座るを待っている優しい心のあの運転手

新潟県 県立六日町女子高等学校 2年
星野 久美

雪囲いつたっておりる雪解けの水のきらめき心にしみる

新潟県 県立六日町女子高等学校 2年
宮 由嘉

一枚の残暑見舞いは変わらぬ字恩師の声が聞こえてきそう

富山県 高岡竜谷高等学校 3年
池田 志津恵

安曇野のわさび畑をうるおして雪どけ水が流れだしてる

富山県 高岡竜谷高等学校 3年
谷口 正幸

明日にはきっと出逢えるそう信じ今夜も髪のリボンをほどく

富山県 県立富山女子高等学校 3年
土地 安奈

朝ごとに三つ編に結う妹の髪やわらかにブーケの香り

石川県 金沢女子大学附属高等学校 3年
下 真佐代

赤とんぼ日没はやき空に見るテニスコートの片づけしつつ

石川県 金沢女子大学附属高等学校 2年
喜多 静香

薄紅の秋桜かぜにゆれている蜜をもとめる蜂をのせつつ

石川県 金沢女子大学附属高等学校 2年
松岸 佐喜子

大丈夫?お金は足りる?元気でね 手紙で伝わる親の気遣い

山梨県 日本航空高等学校 1年
水島 吾郎

地球儀をまわし見ている広い世界行ってみたいないろんな国へ

長野県 飯田市立飯田東中学校 3年
松島 美和子

ビートルズ控えめに流す喫茶店来るはずもなき人を待つ午後

岐阜県 大垣日本大学高等学校 1年
金森 裕司

朝霧を分けて山みちあえぎ来れば稜線近く残る星見ゆ

岐阜県 大垣日本大学高等学校 1年
土屋 恒仁

轟雷を合図に驟雨窓たたく人恋い初めし夏逝(ゆ)かんとす

岐阜県 大垣日本大学高等学校 1年
山内 渉

青空と海の境が無くなりていつしか春の訪れを知る

静岡県 県立湖西高等学校 3年
伊藤 歩

夕暮れの港近くの公園にまだ響いてる子供たちの声

静岡県 県立湖西高等学校 3年
伊藤 絵美

Do(ド)の音の出ぬオルガンを弾くようにワープロを打つ土曜日の午後

静岡県 誠心高等学校 2年
佐藤 久恵

指先で景色のアングルきめてみる埠頭にひとり汽笛を聴きつつ

静岡県 県立浜名高等学校 2年
戸塚 有紀

ついにやった僕ももらったバレンタイン チョコ食べられず仏壇に飾る

静岡県 浜岡町立浜岡中学校 2年
鴨川 智

目を閉じて思い出すのはホームステイ ニュージーランドの大らかな生活(くらし)

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 2年
岡本 聡美

日が暮れて足速になる帰り道どこかの家のカレーのにおい

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 2年
星野 好美

人々がこの星を出ていくことを銀河の歴史は許すだろうか

三重県 県立石薬師高等学校 1年
川村 理恵

かたつむり虹に背を向けさようならつゆの季節の終わる夕方

三重県 セントヨゼフ女子学園中学校 2年
森田 真衣

朝練に通う静かな坂道に明けの明星今朝も輝く

京都府 南京都高等学校 1年
永井 孝良

六甲の山の上から見おろせばあの丘あたりに亡き父の墓

京都府 南京都高等学校 1年
村上 尚久

壁に向かいボールを投げる弟の投げる速球受けてやりたい

京都府 鳴滝養護学校高等部 2年
見越 仁

ぎんなんがいちょうの腕にぶらさがり風と歌えり秋の陽(ひ)の中

大阪府 樟蔭高等学校 3年
吉富 美玲

夏服を脱ぐのがなぜか惜しくなる高三最後の九月末日

大阪府 城南学園高等学校 3年
多田 朱子

暴風雨翌朝庭が荒れている源氏の中の野分重なる

大阪府 大阪府立牧野高等学校 3年
浅利 敬信

人のため切り開かれた裏山の戻らぬ森に風の吹きゆく

兵庫県 県立芦屋高等学校 3年
高山 浩一

秋になり今年もとうとうやってきたかばんの横にカメムシ一匹

兵庫県 県立香寺高等学校 3年
辻井 雅昌

夕焼けの光を浴びて矢をはなち的を射ぬいて一日のしめ

兵庫県 県立香寺高等学校 1年
和田 博之

『方丈記』よりも気になる小説は吉本ばななの『哀しい予感』

兵庫県 神戸山手女子高等学校 2年
村田 眞由美

目覚ましの音で起きたらまだ三時ああまた父の早朝出勤

兵庫県 篠山産業高等学校 3年
中野 愛子

ピラカンサ赤く色付き鳥たちがいつも立ち寄る朝のひととき

兵庫県 県立北条高等学校 2年
世良田 成美

いじわるの向こうに見える本心をいつもこっそり見抜いて欲しい

兵庫県 県立西脇高等学校 2年
山川 有希

人間にはうちこめるものが必要で僕にはそれがサッカーなのだ

兵庫県 神戸市立御影工業高等学校 1年
川原 賢一

「クリエイティブな仕事をするの」と笑ってる胸にティファニー手にルイヴィトン

兵庫県 関西学院大学 1年
中村 耕司

我父の釣りあげしチヌ大きくて「ほう」とひととき浜に声湧く

和歌山県 県立星林高等学校 1年
稲垣 友美

母の手は強いだけだと思ってた編みものする手に優しさ見える

和歌山県 県立星林高等学校 1年
中山 知香

鳴り響くチャイムに時は刻まれてコピーのような毎日が過ぐ

島根県 県立津和野高等学校 2年
蔵田 陽子

だけれども不満がないのもまた不満自由なことは退屈なのだ

岡山県 県立津山東高等学校 1年
山中 正和

祐ちゃんと呼んでほしいのあなたにはだけどあなたは樋口さんと呼ぶ

広島県 原養護学校高等部 1年
樋口 祐子

クリーニングのビニールやぶって夏が来た“EAST BOY”の白のTシャツ

山口県 県立華陵高等学校 2年
野沢 郁恵

F1(エフワン)に興奮気味の君のそば一人静かに梨むいている

山口県 県立下関第一高等学校 2年
海井 しおり

プチトマト弁当箱の片隅に彩り添える母の気遣い

山口県 県立下関第一高等学校 2年
長岡 三恵子

金曜日学校中に満ち満ちるおいしい匂い調理実習

山口県 県立下関第一高等学校 2年
松本 涼子

ばかばかしいありえないよと言いながら毎週みているトレンディドラマ

福岡県 県立小倉商業高等学校 3年
松本 留美子

初めての赤い口紅いつもより背筋伸ばして人混みを行く

福岡県 県立須恵高等学校 3年
松本 美保

朝刊の紙面にぎわす高校新我とはちがう青春がある

福岡県 筑紫女学園高等学校 1年
安田 富美子

教室の窓の向こうに見ゆる柿今夜は母に電話をしよう

熊本県 県立熊本北高等学校 2年
黒田 由美

魚市場に毎朝響くせりの声我を励ますごとく聞こゆる

大分県 県立中津南高等学校 1年
佐々木 展代

オーボエがむしょうに吹きたい日があって楽器店の前たたずんでいる

大分県 県立中津南高等学校 1年
山本 健一

高三の冬は大きな別れ道姉の口数(くちかず)少なくなりぬ

宮崎県 宮崎日本大学高等学校 1年
中村 兼公

周りよりビル迫りくる境内に巨き銀杏の若葉かがよう

沖縄県 嘉手納高等学校 3年
山入端 直二

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