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東洋大学百人一首貴重書コレクション〔4月1日~5月31日〕

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百人一首貴重書コレクションについて

本学が所蔵する百人一首関係資料は国内でも有数のコレクションとして、日本の伝統文化を後世に伝える役割を担っております。1987年に創立100周年記念事業としてスタートした「現代学生百人一首」も毎年、新聞等のメディアに取り上げられ、社会的な評価を受けるようになりました。2017年には第30回を迎え、新たな伝統を次世代につないでいます。
本ページでは、百人一首および和歌のコレクションを中心に、華麗な絵巻や絵本、他に伝本を見ない孤本など、東洋大学附属図書館所蔵の百人一首に関わる貴重書の一部を2ヶ月ごとに更新しご紹介します。
百人一首貴重書 2018年度スケジュール

百人一首貴重書 2018年度掲載スケジュール [PDFファイル/78KB]

◆東洋大学附属図書館貴重書デジタルコレクションはこちら

 

百人一首貴重書コレクション

1 百人一首歌仙図屏風

2 百人一首図巻

3 源氏物語かるた

4 小倉山荘色紙和歌

5 狂歌百人一首闇夜礫

6 小倉擬百人一首

 

百人一首貴重書の紹介

1 百人一首歌仙図屏風(ひゃくにんいっしゅかせんずびょうぶ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

六曲一双のうち右隻
屏風 174.0×57.8~60.0cm 絵 90.0×46.6~51.8cm
刊年

江戸時代後期頃

金箔地に紙本極採色画を貼付し、改装したもの。

本来、「百人一首」の作者百人揃いの絵を貼付し、六曲一双の屏風に仕立てたもの。この遺品は右隻に相当し、天智天皇(以下人物は推測)を始め51人を描くが、通例の歌人順ではない。

絵は大和絵風に描いているが、歌人の位署や歌はなく、その容態から人物を特定するのは難しい。柿本人麻呂ほかの49人は人物のみを描くが、天智天皇と持統天皇は畳の上に座しているので識別しうる。

百人一首歌仙図屏風(ひゃくにんいっしゅかせんずびょうぶ)
百人一首歌仙図屏風(ひゃくにんいっしゅかせんずびょうぶ)百人一首歌仙図屏風(ひゃくにんいっしゅかせんずびょうぶ)百人一首歌仙図屏風(ひゃくにんいっしゅかせんずびょうぶ)


2 百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

絵巻物1巻 27.5×1631.9cm
刊年

明治時代成立

百人一首の作者絵を絵巻物化したもの。画者は不詳であるが、江戸時代の安永4年(1775)に出版された勝川春章画の『錦百人一首あづま織』の模写本である。しかし、本来は巻末に位置する順徳院が巻頭におかれ、続く人物も本来の順序と異なっている。その意味するところは不明である。保存状態は極めて良好で色彩も鮮やかである。

百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)

百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)


3 源氏物語かるた(げんじものがたりかるた)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

54枚 9.0×6.0cm
刊年

江戸時代中期頃

『源氏物語』54帖についてのかるた。一枚に一帖を当てる。読み札には巻名とともに、朱でその読みを書く。取り札は、下の句を書くが、当該巻にちなむ場面を彩色で描いている。美麗ではあるが、かなり擦られている痕跡が顕著であり、実際にカルタ遊びとして用いられたことがわかる。江戸期の富裕層の子女の教養の一環として制作されたと思われる。札を収めている箱は、中央に仕切り板があり、大きさは14×10cm。

源氏物語かるた(げんじものがたりかるた)


4 小倉山荘色紙和歌(おぐらさんそうしきしわか)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

折帖 1帖 31.0×10.5cm

作者

建部伝内(たけべでんない、1522-1590)筆
刊年

天正16年(1588)写

内題「小倉山荘色紙和謌」。包紙に「建部伝内書/百人一首和哥帖」、奥書に「天正十六年二月廿八日/吉村松寿公依所望/書之/賢文(花押)」とあり、寛文7年の加証奥書がある。

筆者の伝内は通称、本名は賢文(かたぶみ)、号は道孤。佐々木義賢に仕えて軍功があり、名の一字を賜り賢文と名乗った。幼少より書に巧みで、青蓮院宮(しょうれんいんのみや)尊鎮法親王(そんちんほうしんのう)に学んで能書家として名を成した。

本書は、伝内が豊臣秀吉に仕えた翌年で死没の二年前に書写したもので、枯淡な味わいを持った筆蹟である。

小倉山荘色紙和歌(おぐらさんそうしきしわか) 小倉山荘色紙和歌(おぐらさんそうしきしわか)
小倉山荘色紙和歌(おぐらさんそうしきしわか) 小倉山荘色紙和歌(おぐらさんそうしきしわか)


5 狂歌百人一首闇夜礫(きょうかひゃくにんいっしゅやみよのつぶて)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

写本1冊 27.0×19.3cm

作者

越谷山人鱗斎一鱸(こしがやさんじんりんさいいちろ)作画
刊年

文政4年(1821)序

叙末に「丙子春日」「文政四巳年亥冬日応需写之」とある。小倉百人一首の下句をそのまま活かし、それに合うように上句を当世風にもじり、狂歌に仕立てたもの。各首に一画ずつ歌意に合った彩色戯画を配す。半丁に作者名・狂歌・彩色戯画が余裕をもって配置されている。数か所に錯簡がある。改題本に『狂歌百人一首泥亀農月』(きょうかひゃくにんいっしゅすっぽんのつき)、本展示本以外に文政11年(1828)書写本と天保4年(1833)刊本(四方瀧水編、保永堂板)がある。

狂歌百人一首闇夜礫(きょうかひゃくにんいっしゅしゅやみよのつぶて)


6 小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

百枚揃 大判錦絵 36.0~37.0×24.0~25.0cm

作者

歌川国芳(うたがわくによし、1798-1861)
歌川(安藤)広重(うたがわ〈あんどう〉ひろしげ、1797-1858)
三代歌川豊国(うたがわとよくに、1786-1865)画
柳下亭種員(りゅうかていたねかず、1807-1858)解説

刊年

天保・弘化(1830-1848)頃 江戸伊場仙(伊場屋仙三郎)板

小倉百人一首の歌を基に、役者絵を擬して百枚を当世風に仕立てたもの。絵は国芳が51図、広重が35図、豊国が14図で合計100図揃。図柄の多くは芝居の題材中より採り、百人一首に関わる部分を絵画化し、戯作者で書肆の種員が絵の解説を添えたもの。江戸庶民の百人一首および浮世絵の普及に大きな役割を果たした。

小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ) 小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ) 小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ)
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