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東洋大学百人一首貴重書コレクション〔12月1日~1月31日〕

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百人一首貴重書コレクションについて

本学が所蔵する百人一首関係資料は国内でも有数のコレクションとして、日本の伝統文化を後世に伝える役割を担っております。1987年に創立100周年記念事業としてスタートした「現代学生百人一首」も毎年、新聞等のメディアに取り上げられ、社会的な評価を受けるようになりました。2017年には第30回を迎え、新たな伝統を次世代につないでいます。
本ページでは、百人一首および和歌のコレクションを中心に、華麗な絵巻や絵本、他に伝本を見ない孤本など、東洋大学附属図書館所蔵の百人一首に関わる貴重書の一部を2ヶ月ごとに更新しご紹介します。

百人一首貴重書 2017年度掲載スケジュール

百人一首貴重書 2017年度掲載スケジュール [PDFファイル/78KB]

◆東洋大学附属図書館貴重書デジタルコレクションはこちら

 

百人一首貴重書コレクション

1 新百人一首かるた

2 百人一首かるた

3 新板百人一首むべ山双六

4 百人一首図巻

5 姿絵百人一首

6 小倉擬百人一首

 

百人一首貴重書の紹介

1 新百人一首かるた(しんひゃくにんいっしゅかるた)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

一組 8.0×5.6cm
刊年

江戸時代末期

外箱は桐の被(かぶ)せ蓋、蓋中央に「新百人首歌留多」。畳紙(たとう)は青緑色の小はぜ鉤付き四方帙二つに収納、貼題簽に「新百人一首上(下)」。読み札は薄若菜色地に銀箔を撒(ま)いて上句を墨書。取り札も同様のものに上句を墨書。読み札は100枚で歌人名と上句の筆法はほぼ一様、取り札も100枚で、下句は実に自在な散らし書き。

「新百人一首」は、足利義尚が小倉百人一首に倣って、これに漏れた文武天皇から花山天皇までの百人各一首を撰んだもの。ただし、91従二位成忠女は、小倉百人一首の儀同三司母(高階貴子)と同一人物で重複している。

新百人一首歌かるた
 


2 百人一首かるた(ひゃくにんいっしゅかるた)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

一組 8.5×5.5cm
刊年

江戸時代

外箱は赤錆色の被せ蓋。畳紙は花と鳥を描いた市松文様の四方帙二つに収納。読み札は赤香(あかこう)色地に銀箔を撒いて歌人と上句をほぼ一様に墨書する。取り札も同様の用紙に下句を墨書し、筆法は実に自在で様々な散らし書き。裏貼りには銀箔が撒いてある。両札とも100枚の揃い。

歌仙絵は大和絵風に描いた人物を、上畳(あげだたみ)の上に配す。天智天皇・持統天皇など9名の御座(ぎょざ)には繧繝縁(うんげんべり)を配している。この中で89式子内親王に描くのは誤りであるが、往々にして同様な「歌かるた」を見掛ける。

百人一首歌かるた


3 新板百人一首むべ山双六(しんぱんひゃくにんいっしゅむべやますごろく)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

双六1枚 53.0×76.0cm
作者

十返舎一九(じっぺんしゃいっく、1765-1831)校
歌川豊国(うたがわとよくに、1769-1825)画

刊年

江戸時代後期刊 江戸両国吉川町大黒屋平吉板

彩色の百人一首双六。彩色の袋付。残存状態は良好。天智天皇から始まり(振出し)、上がりは小倉山荘。百人一首双六に十返舎一九と歌川豊国という当代の人気作者・画者を配したもの。

新板百人一首むべ山双六新板百人一首むべ山双六新板百人一首むべ山双六


4 百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

絵巻物1巻 27.5×1631.9cm
刊年

明治時代成立

百人一首の作者絵を絵巻物化したもの。画者は不詳であるが、江戸時代の安永4年(1775)に出版された勝川春章画の『錦百人一首あづま織』の模写本である。しかし、本来は巻末に位置する順徳院が巻頭におかれ、続く人物も本来の順序と異なっている。その意味するところは不明である。保存状態は極めて良好で色彩も鮮やかである。

百人一首図巻百人一首図巻百人一首図巻
百人一首図巻百人一首図巻百人一首図巻


5 姿絵百人一首(すがたえひゃくにんいっしゅ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

半紙本1冊 25.5×18.0cm

作者

菱川師宣(ひしかわもろのぶ、1630-1694)画
刊年

元禄8年(1695)刊 木下甚右衛門板

序によれば、「菱川が古人に成しかたみるれば」とあるとおり、師宣没後1年の遺作出版である。絵は「いにしえいまとの風俗よりよりに和らぎ移り変る姿を百絵に残し」(跋)たとあるように、今様に描いてある。わが国浮世絵師の嚆矢と称される師宣は、自身「大和絵師」と名乗っていたが、江戸時代前期に流行した風俗画本を多く描いている。一方で「百人一首絵」も数点物している。

姿絵百人一首姿絵百人一首


6 小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

百枚揃 大判錦絵 36.0~37.0×24.0~25.0cm

作者

歌川国芳(うたがわくによし、1798-1861)
歌川(安藤)広重(うたがわ〈あんどう〉ひろしげ、1797-1858)
三代歌川豊国(うたがわとよくに、1786-1865)画
柳下亭種員(りゅうかていたねかず、1807-1858)解説

刊年

天保・弘化(1830-1848)頃 江戸伊場仙(伊場屋仙三郎)板

小倉百人一首の歌を基に、役者絵を擬して百枚を当世風に仕立てたもの。絵は国芳が51図、広重が35図、豊国が14図で合計100図揃。図柄の多くは芝居の題材中より採り、百人一首に関わる部分を絵画化し、戯作者で書肆の種員が絵の解説を添えたもの。江戸庶民の百人一首および浮世絵の普及に大きな役割を果たした。

小倉擬百人一首小倉擬百人一首小倉擬百人一首
小倉擬百人一首小倉擬百人一首小倉擬百人一首


 

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