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東洋大学百人一首貴重書コレクション〔10月1日~11月30日〕

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百人一首貴重書コレクションについて

本学が所蔵する百人一首関係資料は国内でも有数のコレクションとして、日本の伝統文化を後世に伝える役割を担っております。1987年に創立100周年記念事業としてスタートした「現代学生百人一首」も毎年、新聞等のメディアに取り上げられ、社会的な評価を受けるようになりました。2017年には第30回を迎え、新たな伝統を次世代につないでいます。
本ページでは、百人一首および和歌のコレクションを中心に、華麗な絵巻や絵本、他に伝本を見ない孤本など、東洋大学附属図書館所蔵の百人一首に関わる貴重書の一部を2ヶ月ごとに更新しご紹介します。

百人一首貴重書 2017年度掲載スケジュール

百人一首貴重書 2017年度掲載スケジュール [PDFファイル/78KB]

◆東洋大学附属図書館貴重書デジタルコレクションはこちら

 

百人一首貴重書コレクション

1 源氏物語かるた

2 時代不同歌合絵巻

3 百人一首図巻

4 小倉擬百人一首

5 吾嬬曲狂歌五十人一首

6 古今狂歌袋

 

百人一首貴重書の紹介

1 源氏物語かるた(げんじものがたりかるた)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

54枚 9.0×6.0cm
刊年

江戸時代中期頃

『源氏物語』54帖についてのかるた。一枚に一帖を当てる。読み札には巻名とともに、朱でその読みを書く。取り札は、下の句を書くが、当該巻にちなむ場面を彩色で描いている。美麗ではあるが、かなり擦られている痕跡が顕著であり、実際にカルタ遊びとして用いられたことがわかる。江戸期の富裕層の子女の教養の一環として制作されたと思われる。札を収めている箱は、中央に仕切り板があり、大きさは14×10cm。

源氏物語かるた


 

2 時代不同歌合絵巻(じだいふどううたあわせえまき)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

巻子装 1巻 42.2×1058.0cm

作者

住吉広長(すみよしひろなが、1760-1814)画
松平定信(まつだいらさだのぶ、1759-1829)書

刊年

文化4年(1807)写

田安家旧蔵(巻首に「田安府芸台印」の朱印)。巻末に「住吉広長筆画 廣長(朱陽印)」の画家署名、さらに21行に互って絵巻制作の経緯が詳述されており、その末尾に「文化4年(1807)11月27日幕府世臣白川城主 左少将定信識」とある。

本巻は1歌人各1首の歌合で、後鳥羽院の撰。歌人は50歌人のうち、曽祢好忠(そねのよしただ)・前中納言匡房(まさふさ)から和泉式部・宮内卿(くないきょう)までの最後の9番18歌人の絵を描き、歌を記す。18歌人中、曽祢好忠・後鳥羽院・赤染衛門(あかぞめえもん)・和泉式部など10人が「百人一首」の作者である。

時代不同歌合絵巻時代不同歌合絵巻時代不同歌合絵巻
時代不同歌合絵巻時代不同歌合絵巻時代不同歌合絵巻


3 百人一首図巻(ひゃくにんいっしゅずかん)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

絵巻物1巻 27.5×1631.9cm
刊年

明治時代成立

百人一首の作者絵を絵巻物化したもの。画者は不詳であるが、江戸時代の安永4年(1775)に出版された勝川春章画の『錦百人一首あづま織』の模写本である。しかし、本来は巻末に位置する順徳院が巻頭におかれ、続く人物も本来の順序と異なっている。その意味するところは不明である。保存状態は極めて良好で色彩も鮮やかである。

百人一首図巻百人一首図巻百人一首図巻
百人一首図巻百人一首図巻百人一首図巻


4 小倉擬百人一首(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ)

 

装訂/写刊/数量/大きさ

百枚揃 大判錦絵 36.0~37.0×24.0~25.0cm

作者

歌川国芳(うたがわくによし、1798-1861)
歌川(安藤)広重(うたがわ〈あんどう〉ひろしげ、1797-1858)
三代歌川豊国(うたがわとよくに、1786-1865)画
柳下亭種員(りゅうかていたねかず、1807-1858)解説

刊年

天保・弘化(1830-1848)頃 江戸伊場仙(伊場屋仙三郎)板

小倉百人一首の歌を基に、役者絵を擬して百枚を当世風に仕立てたもの。絵は国芳が51図、広重が35図、豊国が14図で合計100図揃。図柄の多くは芝居の題材中より採り、百人一首に関わる部分を絵画化し、戯作者で書肆の種員が絵の解説を添えたもの。江戸庶民の百人一首および浮世絵の普及に大きな役割を果たした。

小倉擬百人一首小倉擬百人一首小倉擬百人一首
小倉擬百人一首小倉擬百人一首小倉擬百人一首

 


5 吾嬬曲狂歌五十人一首(あずまぶりきょうかごじゅうにんいっしゅ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

大本1冊 27.2×18.2cm

作者

宿屋飯盛(やどやのめしもり、1753-1830)編
北尾政演(きたおまさのぶ、1761-1816)画

刊年

天明6年(1786)刊 蔦屋重三郎板

四方赤良(よものあから、1749-1823)を中心とした狂歌師仲間四方連五十人の彩色摺肖像に各人の一首ずつを加えた狂歌絵本。五十人の中には架空の人物も含まれており、人選は必ずしも適当とは言い難いが、天明狂歌流行の一因となった書である。巻末に後編の出版予告があるが、これは出版されず、翌年に同じ飯盛・政演コンビによる狂歌絵本『古今狂歌袋』(別掲)が出版された。

吾嬬曲狂歌五十人一首吾嬬曲狂歌五十人一首


6 古今狂歌袋(ここんきょうかぶくろ)

  

装訂/写刊/数量/大きさ

大本1冊 26.6×18.3cm

作者

宿屋飯盛(やどやのめしもり、1753-1830)編
北尾政演(きたおまさのぶ、1761-1816)画

刊年

天明7年(1787)刊 蔦屋重三郎板

「百人一首」の角書(つのがき)を持つ。四方山人(四方赤良)序、平秩東作(へづつとうさく)跋。前年刊行の『吾嬬曲狂歌五十人一首』の姉妹編ともいうべき作品で、天明狂歌と浮世絵とを総合したもの。古今の狂歌師百人、一人一題ずつの狂歌に彩色摺の作者像を配した絵入狂歌本として注目すべきものである。

古今狂歌袋古今狂歌袋


 

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