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国際哲学研究センターが第一回WEB国際会議を開催

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WEB国際会議の写真110月15日(土)17時(パリ・ウィーンでは午前10時)から「普遍方法論の可能性 ― デカルトとフッサール ―」と題して、WEB国際会議が開催され、インターネットを介して日本、フランス、オーストリアの研究者による討議が行われた。日本の拠点は東洋大学(東京・白山キャンパス特別会議室)、フランスの拠点はカンブシュネル教授の書斎(パリ)、オーストリアの拠点はウィーン大学(ウィーン)。言語や文化の多様性を保ちつつ思索の即自的交流を実現するため、できるだけフランスからはフランス語で、オーストリアからはドイツ語で、日本からは日本語で討議し、かつ日・仏・独の相互同時通訳がつけられた。

今日では学際的研究が広く行われるようになったが、個別の諸科学の特性が保たれなければ単なる学問の一元化に終わってしまう。そこで今回の会議は「普遍方法論」をテーマとし、あらゆる学問がその差異を保ちながら交流し合うための共通基盤の構築可能性を探った。

WEB国際会議の写真2国際哲学研究センターのセンター長である村上勝三教授が司会となり、会は進行された。
フランスからはカンブシュネル教授が「いま、デカルトのマテーシス」と題して発表を行い、デカルト的方法は無謀さではなく慎重さを教えるものだと指摘した。
続いてウィーン大学からの発信で、シュテンガー教授は「フッサール現象学の「明証性」という見解についての注解」と題し、「生活世界の明証性」という学問の基盤そのものを提示することで、普遍方法の構築のスタートとなりうる舞台を提示した。
質疑応答も含め、2時間にわたりデカルトとフッサールにおける方法論の可能性のみならず、現代の人文・社会科学を含む科学の数学化の限界と問題も含め討議され、充実した会議となった。

なお、発表の模様はこちらから見ることができる。