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修了生・在校生が語る大学院の魅力(陳海生さん)

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福祉社会デザイン研究科社会福祉専攻 博士前期課程2年在学中

陳 海生さん

陳さん 

●人生は利己的でなく利他的です。


Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

私の故郷中国は、少子高齢化が注目されています。そして、一人っ子の政策の影響で421モデルの家庭の高齢者が安心して暮らせる環境づくりも大きな課題となっております。

私は、中国での、大学学部では高齢者福祉分野の専門の学者に、指導を受けまして、大連を例にして中国の介護市場に進出した日本介護事業者の現状と課題について研究しました。しかし、現在の中国においてこの分野の研究と応用は依然と遅れています。

日本は高齢化先進国として、高齢者福祉のモデルが欧米よりも中国にとって特に参考になる価値があると思っております。高齢化先進国である日本では、社会福祉が充実しているし、シニアビジネスに関して多くの企業が他国にはないノウハウを有しています。

それで、日本で大学院に進学して、高齢者福祉に関する研究を行い、理解を深めたいと考えました。

 

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

社会福祉に関係する法律や政策というバックグラウンドを持つ教授方より指導して頂けるからです。

 

Q.大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことはありますか?

 

提案力が大切だという点が一番の気づきであったと思います。大学院での講義を通じ、問題の発見力、問題の深いレベルでの理解力、問題解決のための思考力・判断力、自分のアイデアを相手に適切に伝える表現力などが身につけられなければなりません。修士論文執筆を問わず、就職・仕事中でも、課題を捉え適切な提案を行うことが重要だと考えます。

 

Q.大学院の魅力は?陳さん

大学院は深く学ぶ場所だという点が魅力であると感じます。大学院では、自分で学術的な問いをもとにテーマを決めて、自分の立てた問いへの答えをだすために、幅広い専門的知識と研究方法や研究遂行能力、さらには専門分野を超える幅広い視野などさまざまなことを身につける必要があります。そうしたなかで、新たな発見、知への探求を目指すところに大学院の魅力だと感じています。

 

Q.大学院での学びを通して得たもの

論理的思考力が以前に比べ付いてきたと感じます。研究および論文執筆を通して、知識や経験をうまく対応させることによって、根拠のしっかりとした考え方ができるようになったと思っています。また、グループで研究を前に進められるようになりました。ゼミ―で自分の研究した結果を文書化して、公開・共有することや、他人の公開した情報にコメントを付けたり、他人と議論ができる力が身につきました。

 

Q.論文の研究テーマ・授業の内容

中国高齢者介護サービスにおける利用者保護の課題とあり方 ――日本との比較を通して――

 

Q.指導を受けた教員とのエピソードを教えて下さい。

社会福祉政策特論  藤林慶子教授

社会福祉政策特論の授業では、先生から一対一でご指導いただいて、学術的な問いをもとにテーマを決めて理解を深めることができました。1年生の講義で修士論文を書くまでの基本的な流れや考え方、データのまとめ方など、先生方から丁寧に指導していただけました。また、研究会で情報をいただいて、その結果、高齢者福祉分野を多面的に見る力がついたと思います。

Q.大学院での学びが、今どんな形で役立っていますか?

グループで研究を前に進められるようになることについて今のところで役立っています。

Q.お金のやりくり方法や授業料などの捻出方法や、生活費のやりくり方法など工夫した点や家族や職場のエピソードなどがあれば教えてください。

私の場合は両親に出してもらいバイトもしていますが、東洋大学は様々な奨学金制度がある為、多くの学生は利用しているように感じます。                          

Q.現在の1週間、または1日のスケジュールは?

月曜日研究 就活
火曜日研究 講義準備
水曜日研究 講義
木曜日研究 講義
金曜日研究 アルバイト
土曜日研究 アルバイト
日曜日講義準備 アルバイト

Q.今後、東洋大学大学院を目指される方たちへのメッセージを

多角的で国際的な視点から研究するには、もっとも良い学術的な環境であると思います。入学前に関連分野の基礎知識を重視して下さい。大学院では、基礎的知識を前提として授業や実習を進めますから。また、自分の研究に関する知識だけではなく、幅広い知識も重視して下さい。

 


陳さんプロフィール

中国四川省出身。大連交通大学の情報工程学院で社会福祉を学ぶ。

2013年来日、岩谷学園テクノビジネス専門学校で日本語を学ぶ。

2015年東洋大学福祉社会デザイン研究科社会福祉専攻入学。故郷には祖父母が暮らしているが、彼らにも、日本の高齢者の方のように幸せに暮らしてほしいと、日本に来てからもっと思うようになる。

現在は博士前期課程に在籍中。中国高齢者介護サービスにおける利用者保護の課題とあり方――日本との比較を通して――を修士論文の題目とし文献研究を行っている。

大学院修了後は、日本で、社会福祉関係の民間会社に就職予定。

 


(掲載されている内容は2017年2月現在のものです)