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修了生・在校生が語る大学院の魅力(荻 翔一さん)

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社会学研究科社会学専攻博士後期課程入学(荻 翔一さん) 

社会学研究科社会学専攻 在学中  荻翔一さん

おぎさん

●先生や院生同士で徹底的に議論できる環境が大学院の魅力です

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

もともとフィールドワークを行う文献を好んで読んでおり、自前で調査を行う中で、現場から得られるオリジナルな知見を見出すことへの憧れがありました。ゼミ論、卒論を書いても、そうした思いが尽きないことから、大学院に進学したいと思うようになりました。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

私は学部から東洋大学でして、学部四年のときから大学院の授業を受講するようになりました。様々な先生や先輩と交流する機会が増える中で、先生方の的確なご指導や院生同士の活発な議論に惹かれ、東洋の大学院へ進学することを決めました。

Q.大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことはありますか?

修士論文を執筆しているときに、特に気がついたこととして、研究をすればするほど明らかにされていないことが如実にわかるため、疑問点が増えることがあげられます。ゆえに、研究の目的や視点に加え、研究の進捗具合といったことなども勘定に入れながらその限界をある程度自覚することによって、バランスのとれた(データから乖離していない)知見を提出できると思います。もちろん、そうした限界を示すためには最大限、ストイックに調査を進めたり、十分に考えたりといった前提が必要だということは言うまでもありませんが。

Q.大学院の魅力は?

先生方の指導を丁寧に受けられる機会が多いことに加え、先生や院生同士で徹底的に議論できる環境が大学院の魅力だと思います。そうした環境を積極的に活用することによって、自身の研究内容が整理されたり、論旨の矛盾やデータに対するこれまでとは違った見方に気づく(気づかされる)ということをこれまで幾度となく経験してきました。

Q.大学院での学びを通して得たもの

人にわかりやすく伝えるということを自覚的に行うようになりました。例えば私の所属している社会学専攻は、同じ社会学を学んでいても、調査の対象や方法などが全く異なる人たちがいます。そうした方々にも論理的に理解可能な形で自身の研究の位置づけや意義などを説明する機会が、ゼミだけではなく日ごろの会話の中でも頻繁にあるため、わかりやすく伝える技術は割と鍛えられたのではないかと思います。

Q.お金のやりくり方法や授業料などの捻出方法や、生活費のやりくり方法など工夫した点や家族や職場のエピソードなどがあれば教えてください。

博士後期課程からは、日本学生支援機構の奨学金と大学内外でのアルバイトで生計を立てております。加えて、学内の競争的資金、奨学金、奨励金など該当するものはすべて申請することによって、研究するにあたって生じる負担をなるべく抑える努力をしております。

Q.現在の1週間、または1日のスケジュールは?

月曜日

RA(リサーチ・アシスタント)、授業

火曜日

勉強会、または研究

水曜日

学内アルバイト、調査

木曜日

授業、チューター

金曜日

学外アルバイト、または研究

土曜日

学会・研究会、または研究

日曜日

調査

Q.今後、東洋大学大学院を目指される方たちへのメッセージを

前述したように大学院は研究に対してストイックな姿勢を求められる場であるため、何かしらの目的意識がなければ、非常につらい時間を過ごす可能性があります。特に博士後期課程まで進学する予定であればそうした目的意識に加え、東洋大学という環境のメリット・デメリットや自身の経済的な状況なども当然、考慮しなければならない点だと思います。もちろん、大学院に入学後、考えが変わることはいくらでもあるのですが、まずは進学する前に考えを固めていただければと思います。

プロフィール

 おぎさん

 2008年、東洋大学社会学部に入学。2011年に休学し、「緑のふるさと協力隊」として農山村で一年間暮らす。2012年に復学し、翌年、東洋大学大学院に進学。現在は同大学博士後期課程に在籍している。

(掲載されている内容は2016年5月現在のものです