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大学院在校生トーク 【動画・トーク内容はこちら】

2016秋 東洋大学大学院「在校生トーク」2分ver.

2016秋 東洋大学大学院「在校生トーク」20分ver.

大学院在校生トーク 2016年10月29日(土)in 白山 

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■「在校生トーク」の目的と、本日の3つのテーマ

佐々木 みなさんこんにちは。今日は東洋大学の大学院進学相談会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。これから始める「在校生トーク」は、昨年度からの新企画で今年で2年目です。大学院の研究と学生生活について、複数の在校生がざっくばらんに語り合うことで、本学での学びをよりご理解いただくためのものです。それでは司会にマイクをゆずりたいと思います。

司会 私は東洋大学大学院教務課の広報スタッフの北と申します。本日の進行を務めさせていただきます。本日は約40分という限られた時間ですので、以下の3つのテーマに絞って進めたいと思います。

 ○なぜ大学院に進学したか。そして東洋大学大学院を選んだ訳。

 ○大学院で学んでみて感じた魅力とは何か。得たものは何か。

 ○今日お越しいただいたみなさんへのメッセージ。

この3つのテーマのトークを通して、みなさんに「大学院ってこんな感じかな」「東洋大学大学院はこんなところ」と伝われば、今日のトークは意味があったかと思います。ではトークを始める前に、在校生のみなさんに自己紹介をお願いします。    

 

■在校生4人の自己紹介

佐々木 文学研究科日本文学文化専攻、博士前期課程2年の佐々木悠里(ササキ ユリ)と申します。私は小さい頃からとても読書が好きでした。よく家族で神保町に行って本を1冊プレゼントしてもらうというのが、家族の恒例イベントで、そのせいかわかりませんが、みなさんが小さいころ行かれている「ディズニーランド」に中学生ぐらいまで、行ったことがありませんでした。不満のようなものを感じていた時期もありましたが、こうした日々が積み重なって今につながったのかなと感じています。今は、神保町からも近い東洋大学で学べるこを、とても嬉しく思っています。本日はよろしくお願いします。

相談会

 みなさんはじめまして。姜思思(キョウ シシ)と申します。中国の湖南省からまいりました。現在は経済学研究科経済学専攻博士前期課程1年生です。私の趣味は料理を作ることと、おいしいものを食べることです。特に最近はだんだん寒くなって、自分で作った料理を食べることをすごく楽しんでいます。今日は人生で初めて100人以上の方の前で話すことになり、すごく緊張しています。どうぞ、よろしくお願いします。

相談会

 みなさんこんにちは。刘奕钊(リュウ エキショウ)と申します。中国の四川省から来ました。今は経営学研究科マーケティング専攻博士前期課程1年生です。中国では大学の学部で日本語を2年間学び、3年生のときに神戸の大学の経営学部に編入しました。4年生のときにマーケティング分野にすごく興味がわき、さらに、もっと自分のレベルアップをしたいと考え、東洋大学の大学院に入学しました。趣味はカメラです。よく一人で景色を撮りに行きます。よろしくお願いします。

相談会

高政 みなさんこんにちは。高政宏充(タカマサヒロミツ)と申します。国際地域学研究科国際地域学専攻博士前期課程2年です。私は、東洋大学のJICAボランティア入試(JICAボランティア派遣者プログラム)という入試制度を使って本学に入りました。今年の3月までは青年海外協力隊としてバングラデシュに派遣されていました。向こうでもWebを使って1年間授業(単位)を取って、今年1年間このキャンパスで学んで修士論文を書いて修了する予定です。みなさんどうぞよろしくお願いします。

相談会

司会 いくつかトークいただく在校生に質問したいと思います。まず、高政さん。バングラデシュでの生活は、どんな言語ですか?

高政 ベンガル語です。私もベンガル語を使って生活していました。

司会 ちょっとベンガル語で話してもらっていいですか?

高政 はい。青年海外協力隊の、環境教育という職種で行っていたので、当時子どもたちに話していたことを話しますね。(ベンガル語でのトーク)

​​ময়লাএকসাথেফেললেসুধুময়লা। 

কিন্তুআলাদাআলাদাকরলেথাকাহবে।

何て言ったかというと、「ゴミというのは一緒にするとただのゴミだけど、分けると価値が出るんだよ」と。そう子どもに話して分別を促進するような啓発活動を行っていました。

司会 ありがとうございます。では次に、刘さん。神戸に行ったとのことですが、関西弁はしゃべれるんですか?

 はい少しですが。「あかん」とか「なんでやねん」とか、それぐらいですか。

司会 大学院のマーケティング専攻ですと英語での授業もあるかと思いますが、英語はどうですか?

 中国では、日本語を勉強する前には英語を勉強していました。 

司会 では英語で質問してみましょう。What made you come to Japan? 

刘 When I was a boy, I always watched the animation from Japan.
So I began to take a Japanese major in my university.
It makes me speak and get more real Japanese culture.
 After that I moved into one university in Kobe and learned Business Administration.
Since I was interested in Marketing when I was a 4th-grade,
I entered the course of Marketing of Toyo University where there are a lot of professors of the marketing.

 小さい頃、日本のアニメが好きでした。(でも日本に留学するとは、全然思わなかったです。)しかし、大学のときに日本語学部に入りまして、もっと日本語を身につけたいと思って日本に来ました。その後、日本の神戸にある大学に転入し経営学を学びました。4年生の時には、マーケティングに興味がわきマーケティングの教授がたくさんいる優れた東洋大学でマーケティング専攻に入学しました。

司会 ありがとうございます。姜さん、中国では何を勉強していたのですか?

 大学の学部は英語教育でした。

司会 では、姜さんにも英語で質問します。What made you come to Japan?

 When I was a junior in university, I watched the movie NANA. The movie was filmed in Tokyo. It is a so beautiful city full of energy. After the movie, Tokyo was deeply rooted in my memory. So I began to learn Japanese. And after graduating from the university, I have come to Japan.

私は大学3年生のとき、日本の映画『NANA』を見ました。東京で撮影された映画なのですが、東京はすごく綺麗で活力がある都市だというイメージが頭に広がりました。私は英語の勉強をしていたのですが、その映画で得たイメージをきっかけに、大学を卒業してから日本に来ました。

司会 ありがとうございます。高政さんも青年海外協力隊だったら、英語も使いますよね。バングラディッシュにおられたので、ちょっと英語で質問しますね。How was Bangladesh?

高政 People in Bangladesh are really kind, cheerful and helpful.And they always respect foreigners, especially to Japanese people.Because of development and cooperation by Japan, they specially respect Japan.

 バングラデシュの方は、本当に親切で、常に明るく、外国人を尊敬してくれる国です。日本人については、特に信頼があります。日本の国際協力や援助というのがバングラデシュの発展に貢献していて、それが彼らの親日の感情につながっています。

司会 なるほど。ありがとうございます。佐々木さん、神保町によく行かれたとのことですが、古本屋もまわっていましたか?小学生の頃から古本に関心があったのですか?

佐々木 そうです、と言いたいところですが、やはり子どもの頃には古本にはまったく興味がなくて、大きな書店で児童書や絵本などを買ってもらっていました。実は大学に入るまでは、古書店はすごく敷居が高い感じがして入ったことがありませんでした。

司会 ありがとうございます。この自己紹介を通じて、本日のトークの学生の背景が充分理解いただけたかと存じます。次に、進みたいと思います。では順番にお願いします。

 

■なぜ大学院に進学しようと思ったのか。

 また、なぜ東洋大学大学院を選んだのでしょうか

佐々木 私の院進学の理由は、博物館学芸員として就職を希望していたからです。私は学部の4年間で近現代文学を専攻していたのですが、大学に入るまでは、近現代の文学にしか興味がなくて、それ以外の例えば古典や日本語学を学ぶことには少し抵抗がありました。けれど実際に入学して学んでみると、それぞれの分野に面白味を感じ学ぶところがたくさんあることに気づき、初めて「勉強することって、こんなに楽しいんだ」と思いました。同じようにきっと他の方も、自分が知っている以外の分野に対して何となく敷居が高いと感じて、まだ知らない世界を敬遠しがちなのではないか、と思うようになりました。ですから、日本文学や文化に対する全般的な魅力を多くの方に十分に伝えていける学芸員になりたい、そう考えるようになりました。そのためには、学部で学んだことを踏まえて継続的に、さらに深い知識と教養を得る必要があるなと考え、研究の進め方を基礎から学び、どんどん精度を上げていきたいと思ったのが、大学院に進んだ理由です。

 私はもともと中国の大学の学部で英語の教育について勉強してきましたが、高校時代から数学が大好きで、学部時代にはよく図書館を活用して数学を自習していました。日本に来てからは、日本語学校で日本語を勉強しながら塾に通い、経済学を勉強し始めました。最初は本当に難しかったのですが、やはり分かるようになるとどんどん楽しくなりました。そこで、もっと経済の分野を研究するために大学院に進学しようと考えました。東洋大学には素晴らしい教授がたくさんいらっしゃって、貴重なアドバイスや指導をいただけるので、東洋大学の大学院を選びました。

 私は、大学3年で日本の神戸の大学で経営学部に入る前は、経営学の知識を勉強したことはありませんでした。日本で経営学を学ぶうちに、4年生の頃にブランド戦略やマーケティングの分野に興味を持つようになりました。そこで、この分野の知識をもっと深めたいと思い、大学院進学を決意しました。

高政 私が大学院に進学しようと思ったのは、もともと国際協力、開発分野で働きたいと考えていて、そのためには修士号を持っていることがアドバンテージになるという理由でした。なぜ東洋大学の大学院を選んだのか、これは現在の私の指導教員でもある北脇先生との出会いがいちばん大きなきっかけでした。青年海外協力隊にはいくつも職種がありますが、職種ごとに研修があります。その研修時の担当が今の指導教員の北脇先生で、先生から東洋大学大学院のJICAボランティア入試制度について教えていただき、入試を決意したという経緯です。

司会 北脇先生に誘われたという感じでしょうか。

高政 そうですね。北脇先生にこの入試を紹介していただき、JICAボランティア入試制度の第1期生として入りました。

司会 (教え子の高政さんが、トークするということもあって)この会場に本学国際地域学研究科の教授で副学長でもある北脇先生がいらっしゃいますので、急なお願いですが、ちょっとお話しを伺ってみましょう。北脇先生お願いします。

北脇 私はもう20数年前からJICAが送り出す青年海外協力隊に研修をしているのですが、その中で時々、大学院に興味を持ってくれる人がいます。それで本学も協力隊に行きながら大学院で学ぶという制度を作らせてもらい、高政さんに紹介したわけです。

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司会 教え子の高政さんはどうですか。研究ちゃんとしてますか?(会場 笑)

北脇 ご覧の通り、なかなかの好人物だと思っております。立派な修士論文を書くと期待しています。

司会 会場には大学院を希望する100名ほどの方々がいらっしゃいますので、大学院国際地域学研究科の教員として(また副学長として)一言メッセージをお願いします。

北脇 大学院は面白いところです。みなさんの夢を実現する場です。ぜひ、受験していただければと思います。よろしくお願いします。

 司会 ありがとうございました。では、次のテーマについて伺っていきましょう。

■大学院に入ってみて感じた魅力、学部との違い、得たものは? 

佐々木 大学院は人数が少ない分、先生や学生同士の距離がぐっと近くなって、より深い討論ができることが魅力だと感じています。自分自身、一人で研究を進めていくと、どこか恣意的になる部分が出てきてしまうのですが、何度も何度も討論を重ねることで、例えば、自分と専攻が同じであってもまったく違う研究をされている方から思いもよらない指摘をいただいくこともあります。専門を問わず、どんどん指摘していただいて、自分自身も相手の用意したレジュメを見ながら、言わんとしていることを考えていく。自分の意見をまとめていく、そういう訓練を積んでいくところが学部と違って、深く学べるところだと思います。意見交換の場が増えるので、いろいろな見方があることを知り視野が広がったことも、大学院に進学して良かったところだと考えています。また、勉強が濃くなって人数が少なくなる分、発言の機会も増えますので、なかなか予習が大変です。勉強だけでなくアルバイトやいろいろな日常生活との兼ね合いも難しい部分もありますから、計画性というものが大事だと感じました。

 大学院の講義では、みんなで意見を交わすことができるので、すごく勉強になっています。また研究指導という授業で、先生から貴重なアドバイスや指導をいただけるので、進学して良かったと思います。大学院で得たものとしては、大学院ではいろいろな発表の機会があり、自分で資料を調べながら自分で研究することが多いです。そうした学生としての自覚が身につきました。

 学部の学びでは、グループ研究のようなものが多く、4~5人で協力して自分の分担を発表していました。でも大学院では何でも自分一人で進めます。情報操作、情報分析、そして自分の知識になるまで。そのシステムが面白いと思います。毎週プレゼンテーションがあり、レジュメを作ったりしますが、その中で、自分の思考力が向上できると思います。また、東洋大学はすごく便利で、例えば、図書館の貸出上限が8週間30冊までありますから、とても助かっています。

高政 実は私は今年29歳で、一度社会に出た後に大学院に来ています。その経験も含めてお話しすると、学部のときというのは、基本的に知識をたくさん学べる場でした。もちろん大学院もあらゆる知識を学ぶことができますが、その知識を踏まえた上でどう考えるか、どう応用するか、アプローチの方法などを学べる。それが非常に大きな魅力であると感じています。それから、大学院では論理的な思考、ロジカルシンキングなどの講義もあります。どうしてこの物事はこうなっているのか、身のまわりのことも含めて、いままであまりロジカルに考えてなかったことにも気づきます。論文を書くときや発表するときも、論理的な思考を用いることはとても重要で、研究に限らず、今後社会に出て人と話したり行動する上でも役立つ、非常に大きなものを得られたと感じています。

司会 ここでまた、いくつか個別質問をしたいと思います。まず佐々木さん、研究テーマについて教えてください。

佐々木 私は、昭和期に詩人、小説家、文芸評論などで活躍した伊藤整という作家を研究しています。高校生のときみなさんも「チャタレー裁判」について習ったかもしれませんが、それがいちばん有名な伊藤整のエピソードかと思います。研究のテーマは、その伊藤整が描く女性像の考察です。伊藤整は女性に関する評論をたくさん書いているのですが、大正期から昭和初期にかけて女性を主人公にした小説はほとんど書いていません。昭和15年に初めて、長編小説で女性の生き方とは何なのか、女性の幸福はどういったものかを、かなり苦労しながら作品で追究しています。女性について深く掘り下げたこの長編小説を作品群の中でどう位置づけていくか。これをより深く研究したいと思っています。

司会 次に姜さん。中国の失業保険のことを研究されているとか。どのような内容でしょうか。

姜 失業は人々の生活に深く関係します。いま中国の失業率はほぼ4%ぐらいですが、こうした数字は登録した失業者を対象としたものです。今後、私は日本の雇用保険制度を参考として、中国の失業保険を変革したいと思っています。

司会 はいありがとうございます。次に、刘さん、学部では経営学を大学院ではマーケティングを学んでいるのですが、経営学とマーケティングの違いを簡単に教えてもらえますか?

  経営学は企業内部のメカニズムや人事などが重要ですが、マーケティングは顧客とのつながりですね。マーケットコミュニケーションです。そこが大きな違いです。

司会 刘さんのいらっしゃる経営学研究科は留学生にも大変人気ですが、たくさんの留学生がいますか?

 昨年は多かったです。

司会 あ、この会場には、ちょうど経営学研究科の研究科長である西澤教授がいらっしゃいますね。先生、一言お願いします。

西澤 どうも初めまして。経営学研究科長の西澤でございます。いま刘さんにお話しいただきましたが、経営学研究科は多くの留学生の方がいらっしゃいます。また、博士後期課程で学位を取られて日本の大学に就職されたという方もいらっしゃいます。経営学研究科は幅広い企業の経営や組織を研究します。みなさんも例えばクラブ活動などいろいろな組織を経験していると思います。組織というものはなかなか自分の思ったとおりに動いていかず「どうやったらいちばん組織をうまく動かして目的を達成できるか」これは経営学の大きな課題です。また、先ほど刘さんが触れたように、消費者にどうやって商品をアピールをすればきちっと評価して買っていただけるのか。日本の企業はいまとても苦労しています。昔のように物を作ればぱっと売れる時代ではありません。その物の裏側、消費者はどういうストーリーをもってこれを買うのだろうか、など、そういうことを日々考えて、新しいビジネスを興し、発展させる。こうしたことが、経営学の最大のポイントだと思います。ぜひ、経営学研究科を進路先として、ご検討ください。 

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司会 急にお呼びしまし手申し訳ありません。ありがとうございます。さて、続きまして高政さんはどんな研究をされているのですか? 

高政 私の研究テーマは、「北ダッカ市における都市固形廃棄物一次収集業者の収入向上の可能性に関する研究」というものです。北ダッカ市はバングラデシュの首都ダッカ市の北部分にあり、私は青年海外協力隊として2年間、北ダッカ市の廃棄物管理局に勤めていました。その2年間で得た経験や収集したデータを学問的に落とし込んで、論文を書いています。

司会 はい、ありがとうございます。もう少し質問を続けます。佐々木さん、伊藤整は、例えばどんな女性像を描いているのでしょうか。

佐々木 先ほど、女性が主人公になることはほとんどなかったと言いましたが、もちろん作品の中には女性は描かれています。私は大正期から昭和15 年ぐらいの作品を研究対象にしているのですが、昭和初期までに描かれた女性は、男性から見た女性であり、詩的に可憐で、男性がその実態を掴みがたいような不思議な魅力をまとっています。自分は近づきたいけれど近づけない、という、そういった男性の葛藤のようなものとして描いています。女性の生き方が遠い存在のように見えるんですね。ただ、昭和15年の作品では女性が主人公となることで、描き方が変わります。昭和15年というのは時局的にだんだん統制がきびしくなる時代です。そうした時代背景を踏まえて、少し浮き足立ったような女性像から、「私はいまこの時代の中でどう生きていくか」、結婚するのか就職するのかなど、女性たちが、その当時なりの選択を迫られている。こうした女性の捉え方の変化に関心があり、研究しています。

司会 はい、ありがとうございます。実はここにいるみなさんの詳しい研究テーマなどは、実はもうホームページに掲載していますので、みなさんもご確認ください。刘さんのテーマは、「脱コモディティ化製品における人的販売戦略とブランド構築」とのことですが、どんな内容なのでしょうか。

 コモディティ化製品というのは、お客様は商品の本来の基本の価値だけを見て、

ほかの付加価値に目を向けないものです。脱コモディティ化は、いま、どんな商品にとっても必ず必要な戦略だと思います。その製品における人的販売。みなさんもご存知のように、近年はセルフサービスなどいろいろなものが増えていますが、その中で人的販売が存在する価値がどのくらいあるのか、どういうメカニズムでブランド構築に影響するのか、それを研究したい。研究する価値があると思います。

司会 はい、ありがとうございます。それでは次のテーマに進みます。

■お越しいただいたみなさんへのメッセージをお願いします。

佐々木 いま学部の学生さんで卒業論文に取り組まれている方、みなさんお忙しいと思いますが、論文に取り組むときに、修士論文にどのように展開させていくのかを考えながら進めると、大学院での研究生活が計画的に考えられるようになると感じています。それからもうひとつ。私がそうだったのですが、研究がなかなかうまくいかないことが多々あります。そんなとき自分の中だけで抱え込んでしまいがちです。「できない」と言ったら「だめだな」と思われてしまうのではないかなど、そんな不安を抱えるのではなく、周りの先輩方や先生に、大学院ならではの距離の近さを活かして、どんどん相談するようにしてください。思いがけないところからアドバイスをいただいて、研究をまた進めることができるようになると思います。研究に打ち込めるというのは本当に大学院ならではだと思いますので、ぜひ、体調などにも気をつけながら自分の学べる環境を楽しく大切にしていただけたらと思います。 

 私からは簡単に。みなさん、いま不安があっても後悔しないように頑張ってください。 

 東洋大学大学院はいろいろな分野で素晴らしい先生方が揃っていますので、ぜひ、受験してください。留学生に対しても日本人に対しても、学生のことをすごく考えてくれていて日本語講座や就職講座など、必要なものは全部あります。そして、学食もおいしいです(笑)。

高政 私は他の研究科の方とあまり触れ合う機会がないので国際地域学研究科を前提にお話すると、基本的に院生は日本人がすごく少なく、十数各国からの留学生の方が多い環境です。そういった方々と授業やプライベートで接するというのは、日本の価値観だけでなく、多様な価値観に触れられます。これは自分自身の成長につながります。また国際地域学研究科には、いろいろな分野のエキスパートの先生方がいらっしゃって、そうした先生方から学ぶというのは、知識も深まりますし、大きな魅力です。人生において学べる時間というのは、人によってそれぞれタイミングが違うかもしれません。私自身も27歳のときに、初めて、もう一回ちゃんと勉強したいと思って大学院に入りました。タイミングはさまざまでも勉強できる時間というのは自分自身の人生の充実にもつながると思いますので、大切にしていただきたいと思います。また、東洋大学は都心にありますし、ファシリティもすごくいいと思います。(学食もすごくおいしいので、)個人的に、すごくお薦めの大学院です。

司会 少し質問で補足したいと思います。佐々木さん、大学院生活は必ずしも順風ではないと思いますが、つらいときもありましたか?

佐々木 はい。私の場合は自分でこういう構想で論文を書きたいと計画して調査するのですが、調べれば調べるほど自分の意見をくつがえすような論文が出てきたり、あるいは求める資料が見つからないですとか、相談したいと思っても、まだ相談できる段階にないとか、どんどん負の連鎖に陥ってしまうことがありました。

司会 その際は、先生や仲間の学生に助けられたのでしょうか。

佐々木 そうですね。やはり「私だけができていないんだ」と思っていたのですが、大学院の学生みなさんそれぞれに苦労していて、いま活躍されている先輩も実は大学院生のときにはすごく大変な思いをされていたり。そういう話を聞いて、自分だけではないんだなと。恥ずかしがらずに困っていることを積極的に話して、相談して、先輩方や同級生とか、周りの方の意見を伺っていくということが大切だと思いました。

司会 姜さん。短い言葉でしたので、できれば中国語でもメッセージをお願いします。 

 去年的今天,我也和在座的各位一非常迷茫,不知道怎么。即使非常的不安,相信自己。了不自己后悔,加油!

去年のこの頃、私はここに座っているみなさんと同じです。どうすればいいのか、まったくわかりませんでした。不安があっても、自分を信じて、後悔しないよう、頑張ってください。

司会 はい、ありがとうございます。

佐々木 まだまだ続けたいところではありますが時間となってしまいました。つたないトークでしたが、ご清聴ありがとうございました。隣のスペースは、個別相談コーナーです。みなさんが実際に受験される研究科の先生方と在校生がお待ちしています。ぜひ、貴重な機会ですので個別相談にご利用ください。また資料コーナーもぜひご活用ください。本日はありがとうございました。

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