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法科大学院修了生によるリレーエッセイ:第五回

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清水弁護士編

画像:清水弁護士 第5回目の清水さんは平成21年度の新司法試験に合格され、現在、藏王法律事務所に勤務されている弁護士の先生です。

 私が所属している藏王事務所は一般民事事件を取り扱う事務所であり、民事事件では、交通事故、離婚・DV、面会交流を含む児童の健全な育成問題、認知請求、遺産分割、債務整理、破産、不正競争防止法についての事件、不動産売買、建築紛争、建物明渡請求、各種契約トラブル、任意後見・遺言能力等の高齢者に関する問題等を担当しています。

刑事事件は、民事事件に比べて数が大変少なく、比率としては民事が30あれば刑事は1程度です。今までは恐喝や窃盗等の事件を担当しました。
仕事の具体的内容は、法律相談、方針の検討、相手方との交渉、書面の作成、裁判への出席等です。
外出の頻度や忙しさは、担当案件の進行具合によりますので、急に忙しくなり余裕がなくなることも多々あります。

勤務先の事務所は東京にありますが、東京地裁はもちろんのこと、遠くは静岡地裁下田支部、前橋家裁の案件が今まではありました。遠出した際に、外出先の美味しい物を食べることは忙しい日々の中での楽しみです。
弁護士の仕事は、人の財産、身体の安全や今後の人生に対してまでも影響を与えかねない重大な仕事であり、大きな責任を感じます。依頼者の方は精神的に大きな負担や苦しみを背負っておられますので、それが少しでも解消されることがやりがいです。

女性の弁護士であるという特徴に言及するに、今まで女性であるという点が仕事をする上で特に不利であると感じたことはありません。弁護士に依頼することが初めてという女性の依頼者から「女性の先生だから話しやすくて良かったわ。よくドラマに出てくるような仏頂面の怖い顔した先生だったらどうしようかと思った。」と言われたことがあり、依頼者に威圧感を与えないという点はメリットであると感じます。

弁護士会の活動としては、高齢者・障害者の権利に関する特別委員会に属しており、これまで障害者に関する法律相談の基本的なテキストの執筆や難病患者の日常と尊厳死法案に関するシンポジウムの開催に携わりました。高齢者や障害者に関する問題には学生のころから興味を持っていました。委員会には高齢者や障害者の問題に関するスペシャリストの先生が多くいらっしゃり、良い刺激を受けることができます。

学生時代を思い返すと、可能な限り多く机に向かい、先生方や合格者の先輩方の教えを素直に聞いて頑張ったことが合格に繋がったと思います。
大学院時代にお世話になった先生方や同じ大学院出身の先生方と、弁護士会や裁判所で偶然お会いすることもあり、大変嬉しく思います。

皆さんとも実務家同士としてお目にかかれることを楽しみにしています。頑張って下さい。

プロフィール

未修者コース平成20年3月修了
新司法試験 平成21年度 合格
東京弁護士会所属