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法科大学院修了生によるリレーエッセイ:第四回

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吉野弁護士編

画像:吉野弁護士  私は、平成19年度新司法試験に合格した後、宇都宮で実務修習を行い、弁護士登録後は宇都宮の伊藤一法律事務所に籍を置かせていただき執務しています。

 今年で4年目になりますが、特に専門分野というのはなく、事務所事件及び個人事件として、民事、家事、刑事の各種事件を担当しています。また、栃木県弁護士会では民事介入暴力対策委員会、被害者問題対策委員会などに所属しており、民暴事件や刑事事件の被害者参加を担当することもあります。

 普段は、概ね午前9時30分過ぎに事務所に出所し、担当事件の依頼者等との連絡対応、裁判所に提出する書面の作成、事務所の顧問先や一般相談者の法律相談などを行いながら、担当事件の期日が入っているときは裁判所に出頭し、また、必要に応じて警察署等へ出向いて刑事事件の被疑者や被告人との接見をしています。 最近のある1週間の主な執務等の状況は以下のとおりです。

月曜日

  • 10時00分 簡裁での民事調停(賃料確定)に出席する。
  • 13時30分 事務所で顧問先の法律相談(労働関係)を受ける。

火曜日

  • 13時30分 高裁での家事事件(離婚等)に出頭する。
  • 17時30分 申立予定の法人破産事件に関する資料を精査する。

水曜日

  • 10時30分 事務所で破産事件の依頼者と打ち合わせをする。
  • 13時30分 家裁での家事調停(遺産分割)に出席する。
  • 17時00分 刑事事件(国選)の保釈請求却下決定に対する準抗告申立書を起案する。
  • 19時15分 家事事件(遺留分減殺)の相手方と電話で交渉する。

木曜日

  • 10時00分 地裁に前記保釈請求却下決定に対する準抗告申立を行う。
  • 16時00分 地裁での民事事件(配当異議)に出頭する。
  • 17時00分 地裁で前記準抗告申立に対する保釈許可決定がされたので,被疑者の家族に地裁まで保釈保証金を持参してもらい納付する(即日保釈される。)。

金曜日

  • 9時30分 つくば市で開催された民事介入暴力対策茨城大会に参加する。
  • 15時30分 事務所で刑事事件(国選)の被害者と被害弁償について協議し,合意する。

土曜日

  • 8時30分 大洗ゴルフ倶楽部で民暴大会ゴルフ大会に参加する。

日曜日

  • 休み。ただし,被疑者国選弁護事件の休日担当のため,常習累犯窃盗事件の国選弁護人に選任される。

 私の弁護士としての経験は微々たるものに過ぎませんが、今後もこの仕事を続けていく上で十分な魅力を感じています。依頼者の方々は、弁護士を信頼して事件を依頼してきます。私たち弁護士は、その信頼に応えるべく自らの経験と知識を拠として、依頼者の立場からより合理的な解決方法を見据えながら、相手方と協議・交渉し、訴訟に至れば、依頼者と協働して訴訟活動を行い、事件の解決を目指すという作業に取り組みます。

 このようにして、相当の成果を得られたときは、依頼者の方から心より感謝されるだけでなく、プロとして依頼者の方の信頼に応えられたことで確かな達成感や充実感を得られます。この仕事は、依頼者の方の生活ときには人生に大きな影響を及ぼすものですから、その責任は重い大きいものですが、それ故に成果を挙げられたときに得られる喜びもまた大きいものだと思います。

 最後になりますが、私が新司法試験に合格し、現在弁護士として活動することができるのは、東洋大学法科大学院在学中に、小林充先生をはじめとする数多くの優秀な先生方から熱意に満ちたご指導を受けることができ、教務課職員の方々の行き届いたサポートがあったからこそであり、皆様に心より御礼申し上げます。

プロフィール

吉野 徹 東洋大学法科大学院既修者コース平成18年3月修了
新司法試験 平成19年度 合格
伊藤一法律事務所 栃木県弁護士会所属