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連載企画「この先生に注目!」:山口三惠子先生

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山口 三惠子先生編

写真:山口三惠子先生

この連載企画は、専任教員以外の先生方が控室として利用される講師控室に伺い、インタビューをするという企画です。日ごろ先生方が感じていらっしゃることなどをお聞きし、ロースクールで教鞭をとられる先生方の魅力の一端をお伝えできればと思います。
第七回目は、客員教授の山口 三惠子(やまぐち みえこ)先生にご登場いただきます。先生はロースクールで「知的財産権法1・2」、「実務英文契約の法理」を担当されています。

Q.社会との関わりという面で、先生の日ごろの研究・実務の内容について、お教えいただけますか?

A.知的財産に関する法律(特許法、著作権法等)を専門としています。
日本は国土が狭く天然資源に恵まれているとはいえないので、知的財産という資源は貴重な財産です。このような財産を守る法律が知的財産に関する法律(特許法、著作権法等)です。

Q.東洋大学法科大学院の魅力や、院生の雰囲気について教えてください。

A.教職員、院生の皆さんが温かくフレンドリーであることですね。
院生については、更に素直さを感じます。何事かを学ぶときに素直であることは大切です。素直さとは、盲従ではなく、物事にまっすぐ向かい合うことなので、素直さと、自分の考えをもつことは両立すると思います。

Q.授業とは別に、法科大学院の学生にもっとも伝えたいことをお教えください。

A.社会の様々な出来事に関心を持ち、それらが、現在自分が学んでいる法律と直接・間接にどのような関連性をもつか考える習慣をつけてほしいと思います。

Q.東洋大学法科大学院に、どんなロースクールになってほしいか、先生の期待をお聞かせください。

A.弁護士実務の分野にも色々あるので、卒業生には多方面で活躍してほしいと思っています。
  もしも弁護士にならない場合でも、企業等においてリーガルマインドを持って同僚や上司を啓蒙し、頼られる存在になってほしいですね。
ロースクールには、そのような人材を育てられるようになってほしいと思います。

Q.法科大学院生や、今後の入学希望者に読んでほしい図書とその理由をお聞かせください。

A.「白い航路」吉村昭著 講談社文庫 
慈恵医科大学創設者高木兼寛の生涯を描いた小説で、英国の実証主義に基づく医学を学んだ主人公が、脚気の原因究明において仮説を検証する姿は迫力があります。医学と法学は異なりますが、法律の勉強においても主人公が事実をみつめる姿勢から学ぶことは多いです。
「心にナイフをしのばせて」奥野修二著 文春文庫
「少年リンチ殺人-ムカついたから、やっただけ《増補改訂版》」日垣隆著 新潮文庫
少年犯罪における真の更生とは何か。再犯せずに社会生活を送るのは最低限の条件だが、それだけでは不充分であり、自己が犯した罪の重さに正面から向かい合い、被害者(の遺族)に対して心から悔悛の情を示し謝罪や償いをすることが必要ではないかと思います。

(インタビュー日 2011年1月6日)


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