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修了生によるリレーエッセイ「赤ひげだより」~第10回・井上慶一先生編~

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井上慶一弁護士編

第10回目の井上慶一さんは平成19年の司法試験に合格され、現在、埼玉第一法律事務所に勤務されている弁護士の先生です。

井上先生画像1

私は、平成20年12月に弁護士登録してから約4年間、いわゆるイソ弁*として勤務してきましたが、今年の7月より独立して、埼玉第一法律事務所にパートナー弁護士として所属しております。

埼玉第一法律事務所には、私を含めて現在3名の弁護士が所属しております。

元々同じ事務所に所属していた先輩弁護士が今年の6月に新規開設した事務所に、私と後輩弁護士が後を追ってパートナーとして参画した形になります。

弁護士は個性的な人が多いので、数人で事務所を共同経営するのは難しいなどとも言われますが、お互い良く知っていますし、理念に賛同したうえで参画しましたので、とてもやりやすい環境で仕事をすることができています。

 井上先生写真2

5年目に独立というのは、決して早い方ではありません。

(広い意味での)独立の形としては、自分または数人で事務所を開設する、既存の事務所にパートナーとして参画する、所属している事務所においてパートナーになるというものがあります。

埼玉の同期の弁護士をみても、少なくとも3分の2以上は、いずれかの形で独立しています。

昨今、弁護士の就職難などと騒ぎ立てられていますが、就職できたとしても、お給料の保証がされるのは1~2年などというケースも多いですし、結局は、自分自身でどうやって仕事を獲得していくのかを考えてやっていくことが大事になるので、あまり不安に考える必要はないと思います(いわゆる即独されて立派にやっていらっしゃる方も多数いますし。)。

 

埼玉弁護士会のことについても若干紹介したいと思います。

平成24年4月1日現在、弁護士は639人(男性528人、女性111人)のようです。

ここ数年、毎年30~40名ずつ増えており、浦和・大宮支部はやや飽和状態かなと思いますが、それ以外の支部(越谷、川越、熊谷)は、まだそれほどではないという話しも耳にします。

特定の分野に特化している事務所はほとんどなく、一般民事事件、中小企業法務などを幅広く扱っている事務所が多く、その意味では、事務所によってそれほど差がないとも言えます。

刑事事件については、登録していれば自動配点される仕組みになっており、やらない弁護士は少ないように思います(刑事事件にかなり熱心な先生が多いのも埼玉弁護士会の特徴です。)。

 井上先生の画像3

最後に、学生の皆さんに一つお話ししたいと思います。

私が3年生のときにアカデミックアドバイザーの制度が新設されました。

私は、入学時から自主ゼミを継続して行っていたのですが、それに加わっていただくような形でフル活用させていただき、その際、内容面、答案の書き方にとどまらず、勉強方法についても熱心にご指導いただきました。この制度を活用したことが合格につながったと思っています。

試験に合格するためには、自分自身に足りないところを分析して、勉強していくことに尽きますので、そのためにも、「第三者の目」は必要不可欠なのではないかと考えています。

東洋大学法科大学院には、皆さんが求めれば与えてくれる環境は整っていますので、是非ともフル活用して下さい。私も法曹養成講座などを担当していますので、遠慮なく質問等していただければと思います。

皆さんが無事に合格して、同じフィールドで仕事をすることができる日がくるのを楽しみに待っています。

 

*イソ弁とは…いわゆる居候の弁護士。仕事を覚えるために法律事務所に雇われて働く新人の弁護士を言う。 

 

プロフィール

未修者コース(1期)平成19年3月修了

新司法試験 平成19年合格(新61期)

埼玉弁護士会所属

埼玉第一法律事務所

〒330-0854さいたま市大宮区桜木町4-210鈴木ビル4階
電話:048-783-2136 Fax:048-783-2137

E-mail inoue@saitama-1.com

HP http://www.saitama-1.com/