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生命科学研究科 先輩からのメッセージ(土屋 貴大さん)

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生命科学研究科で学んだ研究技術、知識、人脈
すべてが今の仕事につながっています

Q. 生命科学研究科に進学しようと思った動機・経緯について教えてください。

学部3年生の秋学期から金子律子教授の研究室に配属され研究活動を開始しました。金子先生の手厚い研究指導と最新鋭の実験機器が揃う環境、互いに刺激しあえる仲間たちとの出会いを通じ、研究の面白さだけでなく、生命現象の奥深さや緻密さ、研究者として生きることの魅力、そして己の未熟さや無知を知りました。研究に励む中で得られる経験や知識を通じてさらに成長したいと思い、大学院への進学を目指すようになりました。他大学の大学院への進学も考えましたが、金子先生のもとで研究活動を進めていくうちに、学部時代から一貫した研究を続けていくことが自分自身の研究成果を上げることにつながると確信し、東洋大学大学院生命科学研究科に進学することを決めました。

Q. 研究のテーマを教えてください。

「脳の発達におけるCRMP4の機能解明 ―嗅球の発達を中心として―」という論文題目で博士論文を執筆しました。具体的には、CRMP4というタンパク質が脳の発達に及ぼす機能を調べています。CRMP4は脳の発達時期にとても強く発現しているタンパク質で、これを失うと神経細胞の形態に異常が生じたり、匂いの情報処理を司る「嗅球」という脳部位の構造異常や、嗅覚異常、神経の興奮異常が生じることを見出しました。また最近ではCRMP4が自閉症に関連することも見つけました。
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Q. 大学院での学びを通して得たものはなんですか?

実験に関する高度な研究技術をより専門的に学び、身につけられたのはもちろんですが、博士論文や学術雑誌掲載のために論理的な文章を書く「文章力」を養えたと思います。自分と同じように研究に励み論文投稿をしている大学院生が世界に数多くいる中で、自分の研究内容を論理的に表現し、そして学識者から高い評価を得ることは非常に質の高い文章能力が求められます。私は大学院での学びや研究指導を通じ、自身の文章力を高められたと実感しました。また、英語での論文執筆や海外で行われる国際学会での研究発表などを通じて、自身の英語スキルも上がったと思います。

Q. 土屋さんが考える東洋大学大学院の魅力を教えてください。

生命科学研究科の全ての先生方が教育熱心で、学生を育てることをとても大切にしてくれていると感じました。研究の過程でもしわからないことや確認したいことがあった場合、主指導教授以外の先生であっても学生に寄り添って親身に答えて下さいます。また、東洋大学大学院には東洋大学大学院学生研究発表奨励制度があり、学会開催地に応じた奨励金の支給制度があります。国内だけでなく海外の学会参加時にも適用することができるので、このような奨励金制度が充実していることも東洋大学大学院の魅力の1つだと思います。

Q.今後東洋大学大学院を目指そうとしている方たちへメッセージをお願いします。

成長できる機会はいくらでもあります!東洋大学大学院ではそのような機会を支援する環境が整っています。臆せず、前向きに、ひたむきに、周囲の人へ感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、果敢に学びを楽しんでほしいと思います。


◆プロフィール
  土屋 貴大(つちや あつひろ) 
平成27年度東洋大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了。学部在学中から一貫して脳の発達に関する研究に従事する。博士後期課程在学中の平成25年度に日本学術振興会特別研究員(DC1)へ採用。博士号取得後、本学ライフイノベーション研究所の奨励研究員として着任。平成28年6月からはドイツ・オットー・フォン・ゲーリケ大学へ研究留学し、脳の記憶形成のメカニズムについて追究している。
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