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文学研究科日本文学文化専攻

Course of Japanese Literature and Culture
日本文学文化専攻
文学・言語遺産の研究を通じて、人間という存在を考察する


専攻長メッセージ

グローバルな視野で日本文学、日本語を捉え、日本文化の本質に迫る

三宅先生

日本文学文化専攻長

三宅 和子
Kazuko Miyake

教員紹介はこちら

21世紀の現在、どこかで起きた金融危機や過激派運動や伝染病が瞬く間に、日本へ、世界へと広がっていきます。一方で、日本のマンガ・アニメ文化、高度のテクノロジー、緻密な仕事が世界で知られ称賛されています。グローバル化時代には、世界と日本を隔てていた時空間の境が消え事物が容赦なく流入・流出します。これまで保たれてきた秩序や個性が世界に晒され影響を受けます。このような時代に変わらぬ日本らしさはあるのでしょうか。それはどのようなものか、如何に保持していくのかが問われています。このような時代だからこそ、めまぐるしく変わる世界を見据えながら、継承された遺産を見つめ、あるべき未来を考える必要があるのです。今、自文化を深く理解するとともに、他文化との関係や相異を把握し、世界に発信する力が求められています。バランス感覚のある教養人、深い洞察力をもつ研究者、思索の実践者…本専攻で育成したいのはこのような人たちです。

 本専攻は、日本文学、日本語、日本文化を研究領域とする教授陣が、歴史を縦に貫く研究とともに現代的な問題を多角的に検討する研究を可能にしています。万葉時代からポストモダンにいたる日本文学および日本語の研究を柱に、異なる文化との比較や相互の影響についても深く追究することができます。

本専攻の博士前期課程では、各自の研究課題を軸としながら、蛸壺的な研究とは無縁の幅広い専門分野の考究を体験します。2年間の研究実践を通して目指されるのは、豊かな見識と高度な研究能力を備えた教養人・職業人であり、哲学的洞察力を備えた教職教員です。後期課程では、各自の研究課題を深化・展開させ、独自の学術研究の道を切り開く高度な能力を有する研究者・教育者を育成します。また研究・教育職以外でも、研究実践で培った幅広い教養と専門的知識を生かし、柔軟な対応ができる人材を育成しています。

本専攻はこれまで多くの中・高等学校の国語科教員を輩出してきました。在学中に非常勤講師の経験を積んで教職に就く院生や、高等専門学校(高専)の専任となる修了生も増加しています。専修免許状取得のみを希望する者には、在籍1年で所定単位取得、最終試験合格を条件に免許状申請の資格を与える制度もあります。このような支援は教育と研究を共に重視する本専攻の特徴ともなっています。

本専攻がめざすのは、実用的なスキルや成果に直截的に結びつく知識の追求ではなく、研究がもたらすヒューマニティの深遠な理解と認識です。文学や言語という、存在の根幹にかかわる対象を学び、深い人間理解と世界理解をめざすということです。そのようなヒューマニティに根ざした深い洞察と思考力こそ、流動の21世紀に最も必要な力であるといえましょう。本専攻で学び、教師と院生、院生同士のディスカッションや触れ合いを通じて、一人ひとりが未来にどのような貢献ができるのかを考えていきましょう。 

○教員紹介   ○在校生の主な研究テーマ   ○先輩からのメッセージ   ○シラバス


概要

平成26年度(2014年度)より、「国文学専攻」から「日本文学文化専攻」に名称変更いたしました。

本専攻は、自国の言葉の粋として集積された文学遺産の研究実践を通じ、現代に生起する文学・文化に創造性を持って立ち向かうための高度な究明能力を育むことを一番の目的としています。

古代中世から、近現代の文学・文化に至るまで。それぞれに精通した教員を揃え、教員と院生、院生同士、そして内外の学会参加者との活発なコミュニケーションを促しながら、奥行きのある研究へと導きます。

長い伝統に支えられた知と美の集積を次代の創造的研究へと導く本専攻の有意義な環境を、ぜひ存分にご活用ください。

  • 入学定員:前期課程10名/後期課程3名
  • 開講時間:昼間開講
  • キャンパス:白山
  • 社会人入試:前期課程
  • 専修免許状:高校(国語)/中学(国語)
  • 学位:前期課程 修士(文学)/後期課程 博士(文学)