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文学研究科中国哲学専攻

Course of Chinese Philosophy
中国哲学専攻
伝統を基盤に新しい中国学を拓く


専攻長メッセージ

中国哲学や中国文学の研究を通して、中国四千年の精神史の諸相を追求し、
中国の精神の源泉(本質)を探ることを目標に研鑽に努める。
野間先生

中国哲学専攻長

野間 信幸
Nobuyuki Noma

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専攻名に「中国哲学」を掲げるのは、全国の大学院でも当専攻のみである。このことは、中国学を学ぶのに他分野・他領域と同居せざるをえない事情が、多くの場合で避けられぬ事態になっていることを示している。それだけに当専攻では、看板に恥じない教育と研究内容を堅持、発展させてゆく責任を感ずるのである。またこれが当専攻の矜持になってもいる。

当専攻で研究する内容は、中国哲学と中国文学を二つの柱としている。もっとも中国学のもつ性格上、中国語学も含めて三位一体のものとして学ぶことを奨励しているので、各分野に壁は設けていない。そのうえで中国哲学を研究する者も、中国文学を研究する者も、研究対象となる文献――それは三千年間の蓄積を持つ知恵の結晶でもある――を原文で読み、原語(漢語)で考察する訓練を重ねてゆくのである。こうして読解の精度を高め、原文理解に基づいて思考を深め、思考の結果を口頭発表して討論と検討を加え、そして練り上げたものを文章化して世に問う。このような大学院での研究活動のひとつの到達点として、学位論文の制作に入ってゆくことになる。博士前期課程では修士論文が必修であり、博士後期課程では学術論文を蓄積して博士論文の制作に取り組む。

研究にあたって注意すべきことは、細部の解釈に満足してしまう視野の狭さに陥らないことである。そのためにも各々が取り組む研究内容の意味を常に問い、それが生きた学問になっているかを自省する態度の獲得を求めている。当専攻で扱う研究の対象は古典から現代まで幅広く、また空間的には漢語文献をもつ地域であれば日本や台湾も研究の範囲に入っている。

研究環境について、当専攻を母体として全国学会として活動を行っている白山中国学会について触れておく。この白山中国学会との連携によって、博士前期課程の大学院生は修士論文の構想を発表し、さらに修士論文の成果を発表する機会を得られるし、博士後期課程の院生には、学会発表の場が保障されているのである。また同学会が刊行する研究機関誌『白山中国学』に論文を投稿(査読付き)することもできる。

当専攻では、中国哲学や中国文学の研究を通して、中国四千年の精神史の諸相を追求し、中国の精神の源泉(本質)を探ることを目標に研鑽に努める。研究の根本には、「なぜだろう」との問いかけを据えることを忘れない。当専攻のこうした研究活動に、志を同じくする士が多く集うことを願っている。

概要

本専攻は日本で唯一「中国哲学」を専攻名とする貴重な存在です。

主な研究内容は中国哲学の遺産を文学をも介在させながら古典学の手法で解読し、現代社会にとっていかなる意義を持つかについて考察することです。

長年にわたり東アジア文化圏の精神的支柱であった中国哲学を学ぶことは、日本人にとってなじみ深く、いわば自己の文化を学ぶようなもの。西欧哲学とは根底を異にする中国哲学を活用することにより、世界に対して斬新かつ意義のある情報を発信することが可能になると考えています。

  • 入学定員:前期課程4名/後期課程3名
  • 開講時間:昼間開講
  • キャンパス:白山
  • 社会人入試:前期課程・後期課程
  • 専修免許状:高校(国語)/中学(国語)
  • 学位:前期課程 修士(文学)/後期課程 博士(文学)