1. トップページ
  2. Center for Global Innovation Studies//グローバル・イノベーション学研究センター
  3. 東洋大学セミナー「新興国の経済発展と投資機会Ⅲ」を開催
MENU CLOSE

東洋大学セミナー「新興国の経済発展と投資機会Ⅲ」を開催

  • English
  • 日本語

全体の様子

平成29(2017)年12月11日(月)15時30分~18時、東京・丸の内のシャングリ・ラホテル東京で、東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター主催セミナー「新興国の経済発展と投資機会Ⅲ」が開催された。参加者は国内外金融セクターの実務担当者を中心に約34名【写真:左】。

司会進行役の竹中平蔵センター長の紹介で挨拶に立った本学副学長の松原聡教授(経済学部)は、新設された国際学部イノベーション学科の現状などについて紹介し、本セミナーの協賛企業であるアブラージ・グループ(The Abraaj Group)のマネージング・パートナーのマーク・ブルジョア(Mark Bourgeois)氏は、成長著しいサブサハラ地域における同社の投資実績などを紹介した。

ウチェ・オルジ氏次いで、ナイジェリア政府投資機関NSIA(Nigeria Sovereign Investment Authority) CEOのウチェ・オルジ(Uche Orji)氏【写真:右】による基調講演「サブサハラ・アフリカ地域における投資機会と課題」が行われた。オルジ氏はアフリカ54カ国の今後50年の成長の原動力などについて説明した後、サブサハラ地域が魅力的な投資先であるにもかかわらずいまだ十分に活用されていないとして、日本からの投資拡大を歓迎する旨を表明した。

コーヒーブレイクを挟んで17時からのパネル討論では、法政大学教授・一橋大学特任教授の米倉誠一郎氏が、サブサハラ・アフリカ地域への投資に際しては21世紀に必要なイノベーションを共に考えるべきだと問題提起。また、竹中センター長からテクノロジーによる「蛙飛びの経済発展」の可能性について質問されたオルジ氏は、平均年齢が若いナイジェリアですでにテクノロジーがかなり浸透していると答え、ブルジョア氏はテクノロジーが新興国の消費者と先進国企業を結び付けていると指摘した。さらに、フロアからの質問に対してオルジ氏が「ナイジェリアでは持続可能性にも目が向けられはじめているが、二者択一を迫られれば経済発展を優先すると答えざるを得ない」と応じるなど、白熱した議論が展開された。
セミナー閉会後には同ホテルで懇親会が行われ、盛況のうちにセミナーは終了した。

討論会
【パネル討論の様子/写真左側から、竹中教授、ウチェ・オルジ氏、米倉誠一郎氏、マーク・ブルジョア氏】