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食環境科学研究科修士課程1年 上野はるかさんが第28回ビタミンE研究会で発表奨励賞を受賞しました

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東洋大学白山キャンパス125記念ホール(東京都文京区)で開催された第28回ビタミンE研究会(2017年1月20日~1月21日)で食環境科学研究科修士課程1年 上野はるかさん(分子病態栄養学研究室、指導教員:食環境科学研究科長 矢野友啓教授)の発表内容が評価され、40歳以下の若手研究者に贈られる発表奨励賞を受賞しました。

発表演題名は「エピジェネティクス修飾を介したビタミンE誘導体の抗中皮腫作用の解析」です。以前の研究でビタミンE同族体の1つであるa-トコトリエノールを安定誘導体化することで、その抗がん作用が強化され、抗がん剤治療に抵抗性を示す難治性の悪性中皮腫に対して、有効な抗中皮腫成分になることが示唆されていましたが、その作用機構は不明でした。

上野はるかさんはこのビタミンE誘導体 (T3E) の抗中皮腫作用機序解明を目指した研究の中で、T3Eの抗中皮腫作用の1つにがん抑制遺伝子の1つであるDkk-1の発現回復が関与し、その発現回復がエピジェネティクス*修飾により制御されていることを明らかにしました。

この発見は、T3Eを中皮腫治療剤として臨床応用する際の有力な科学的根拠になると思われ、今後の研究の発展が期待されます。

*エピジェネティクスとは、遺伝子の突然変異を伴わない遺伝子の発現制御のことで、ヒストンの脱アセチル化やDNAのメチル化等の化学修飾が関与しています。

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