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経済学研究科経済学専攻の環境学

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講義担当者 : 鈴木 孝弘教授鈴木孝弘教授

プロフィール

1984年、東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。ただちに静岡県庁生活環境部で環境行政の後、山形大学工学部情報工学科助手、東京工業大学助手、助教授(大学院化学環境学専攻)を経て、2002年4月より本学に。現在の研究テーマは、化学物質の環境影響評価、薬物の構造活性相関(Qsar)、循環型社会構築の検討、ニューラルネットワーク・サポートベクターマシンの環境問題への応用など。静岡県浜松市出身。

メッセージ

経済学部・経済学科に所属し、学部では一般教養科目の「環境の科学」と専門科目の「経済数学」などを担当しています。「環境の科学」は、受講希望者が多く、毎年300‐400名が抽選落ちになり、希望者に十分な講義ができないことがたいへん残念です。5学部の中では、1, 2部ともに経営学部の受講生が圧倒的に多く、環境問題に対する学部間の意識の違いが出ているようで興味深く感じています。

環境問題は、実際に現場を自分の目でみて現象を把握することが大事です。そこで講義では、重要な環境問題は、映像資料をできるだけ取り入れて直感的に問題を理解できるように試みます。静岡県庁で環境行政をしていたときは、県内全域の問題のある工場などに実際に立ち入り調査をし、行政処分・指導をする、いわゆる環境Gメン的な仕事をしていて、多数の工場・事業所の現場をみてきました。また、山谷教授らと共にゴミ問題に先進的な取り組みをしている自治体や企業などを対象に北海道から九州まで各地を視察してきました。

この講義では、皆さんのこれまでのバックグランドの違いによって、環境問題に対するスタンスに若干の違いがあるということを前提に授業を進めていきたいと考えています。環境学を専攻する者として最低限必要な環境問題の基礎知識を教授しますので、積極的な授業への働きかけ・参加を期待しています。

シラバス

環境学特論

~現代の環境問題と社会~

講義の目的と内容

本講義では、現在の環境問題で最も重要な温暖化と生物多様性について、経済やビジネスなど社会との関わりを環境学の視点から分析・評価することを目的とする。特に、低炭素社会、循環型社会、自然共生社会を融合した持続型社会構築をめざす、サステイナビリティ学について知見を得る。重要な問題については、事例分析を試み、問題解決能力を養う。

学習到達目標

現代環境問題と人間、社会との関係を総合的にとらえ、問題発見、解決能力を身に着ける。

講義のスケジュール

第1回人、社会と環境のかかわり 
第2回演習(1)
第3回低炭素社会とは
第4回低炭素社会と気候変動 
第5回気候変動をめぐる社会・経済
第6回持続可能な低炭素社会
第7回演習(2)
第8回生物多様性と経済学
第9回生物多様性の評価
第10回演習(3)
第11回生物多様性と環境政策手法
第12回温暖化と生物多様性
第13回持続可能な社会の構築
第14回演習(4)
第15回まとめ・総合討論

指導方法

講義は、参考書(プリント配布)にそって進めていくが、分担をあらかじめ決め、特定の課題について事前調査(予習)を課し,その発表による輪講形式で授業を行う。  

事前・事後学習

当日の授業内容にかかわる内容の事前調査のほか、課題を適宜出し、次回の授業の冒頭で発表する。

成績評価の方法・基準

講義への出席状況、提出レポートの内容などを総合的に評価し、成績評価の基準は、本学大学院の成績評価に準拠する。

受講要件

春学期の「環境学」を修めていること。

テキスト

特に指定なし。

参考書

鈴木孝弘 2009年『新・地球環境百科』駿河台出版社 2,940円

小宮山宏ほか編 2011年『サステイナビリティ学(1) サステイナビリティ学の創生』東京大学出版会2,400円

林希一郎 2010年『生物多様性・生態系と経済の基礎知識』中央法規 3,600円

関連科目・関連分野

環境学