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東洋大学のカタチ:2015年度入学式 学長メッセージ

東洋大学のカタチ:2015年度入学式 学長メッセージ

2015年6月4日更新

「グローバル化した社会を支えるかけがえのない人財に」

4月6日(月)、日本武道館にて『平成27年度東洋大学入学式』が挙行された。今年度は学部・大学院合わせて7,838名が入学。式辞の中で竹村牧男学長は、グローバル化する社会を担っていく新入生に激励の言葉を贈った。

入学式

東洋大学各学部、大学院各研究科、法科大学院に入学した新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの本学入学までのご努力に深く敬意を表すとともに、保護者の方々をはじめご家族の方々にも、心よりお祝い申し上げます。

建学時より育まれてきた世界へ向かう精神

入学式東洋大学は、1887(明治20)年、哲学者の井上円了先生が創立した私立「哲学館」に由来する大学です。近年は、教育・研究活動の根本に「哲学教育・国際化・キャリア教育」の3つの柱を掲げ、とりわけ今日のグローバル化しボーダーレスとなった地球社会を生き抜く力を、学生の皆さんに身に付けていただきたいという思いから、グローバル人財育成という課題を最重視してきました。
本学の創立者である井上円了先生は、渡航が困難であった明治期に1年ほどかけた世界旅行を3度、達成しています。臆することなく世界に出かけ、そして実際に見聞したことを「哲学館」の教育方針に反映させていきました。その意味で、「哲学館」に学ぶ者は昔から、世界への雄飛の志も育んでいたといえます。今日、本学が国際化やグローバル人財の育成に全力を注いでいることも、創立者の志を承けてのことなのです。

現代社会を生きるグローバル・リーダーとして

グローバル人財育成に向けた多様な取り組みの結果、本学は昨年、文部科学省による「スーパーグローバル大学創成支援(グローバル化牽引型)」に採択されました。これは、日本の大学の国際競争力の強化とグローバル人財の育成を目標とする政府の大型補助事業で、全国781大学の中から37大学が選ばれました。そのうち私立大学は、本学を含むわずか14大学だけです。
皆さんには、国際社会で活躍するグローバル・リーダーに成長していただくために、在学期間中に大いに自己を磨き、さまざまな能力を培ってほしいと願っております。基礎学力および専門学力はもちろん、課題発見能力、問題解決能力、リーダーシップ、協調性等のいわゆる社会人基礎力。あるいは語学力、コミュニケーション能力。異文化理解・活用力や、自文化理解・発信力の養成も肝要です。
本学はこれらすべての能力の育成を重視し、さまざまな支援体制を用意しています。英語による授業を全学部に開放した学内留学制度、留学生たちと英語で語り合うEnglish Community Zone(ECZ)、少人数で英会話を学ぶ英会話学校の整備をはじめ、海外研修、留学、海外インターンシップ等の支援も強力に進めています。皆さんはぜひ、諸制度を活用するとともに、多彩な異文化体験を踏まえ、自分のアイデンティティと生きる目標とを改めて確かめていただきたいと思います。

大学での学びを生かし 地球社会を改革する力を

竹村学長

東洋大学学長
竹村牧男

たけむらまきお 1948年、東京都生まれ。東京大学文学部印度哲学・印度文学科卒業。博士(文学)。専門は仏教学・宗教哲学。文化庁専門職員、筑波大学教授等を経て、2002年から東洋大学教授。文学部長などを歴任し、09年9月より学長に就任。

現代社会では、さまざまな分野において根本的な改革、イノベーションが切実に求められています。皆さんには、本学で身に付けた力を生かして、未来世代の人々のためにも、地球社会のより良い改革に真剣に立ち向かってほしいと思います。
今年、東洋大学は創立128年を迎えました。来たる創立150周年までに、大いなる飛躍を遂げ、国際的にも評価される大学になろうと、関係者一同、新たな意欲に燃えております。皆さんもまた、東洋大学がより高水準の大学となるよう、仲間とともに「自分たちの力によって達成するぞ」との思いを抱いて、精進してください。