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第27回「現代学生百人一首」入選作品から

第27回「現代学生百人一首」入選作品から

2014年3月4日更新

第27回「現代学生百人一首」入選作品から

東洋大学創立100周年事業としてスタートした「現代学生百人一首」は、今回で27回目を迎えました。第27回の応募総数は5万6202首に上り、過去四半世紀にわたって応募いただいた作品数は、累計で117万首を超えました。今回も2013年の話題や出来事、日常生活に対する若者たちのものの見方、生活感覚が映し出されています。2014 年1月15日に発表した入選作品100首の中から、一部を紹介します。

スマートフォン、SNS

ツイッター 外国人と 会話する 留学したい 夢がふくらむ
長野県松本蟻ヶ崎高等学校(長野県)
2年 岡村智瑛花さん

この歌詞が 好きだと笑う 君を見て そっと検索 アーティスト名
広島新庄高等学校(広島県)
2年 北尾 薫さん

手にスマホ 耳にイヤホン 目は下に 残る五感は 味覚嗅覚
田園調布雙葉中学校(東京都)
2年 中馬里菜さん

家族

稲刈りを 手伝ってくれ と言う祖父に 農高生の 力を見せる
長崎県立諫早農業高等学校(長崎県)
2年 川久保輝隆さん

グチを聞く 祖父はいつでも 「んだなぁ」と 分かってくれる 私のヒーロー
十和田市立四和中学校(青森県)
2年 山口愛香さん

肉じゃがを 笑顔で作る 母親の 背中を私が 受け継いでいく
埼玉県立坂戸西高等学校(埼玉県)
3年 竹内愛音さん

日常

おかえりと 足に抱きつく 妹よ 頭の位置が また高くなったね
青森県立八戸工業高等学校(青森県)
2年 佐々木義輝さん

スタンドに 一度は入れたい ホームラン 素振りの数は 思いの強さ
埼玉県立朝霞高等学校(埼玉県)
1年 佐藤大涼さん

実習は しんどいけれど 頑張れる 心に貯まる “ありがとう”貯金
広島市医師会看護専門学校医療高等課程(広島県)
2年 吉川希さん

自然災害

震災後 夜空を見ると 友がいる 星の電話で つながっている
盛岡誠桜高等学校(岩手県)
1年 吉田柚香さん

母の分 生きると決めた あの日から 自慢の娘に なれていますか
山形県立酒田光陵高等学校(山形県)
3年 武田静香さん

寒暖の 差の激しさと 台風に じっとしてろと 喝を入れたい
清風中学校(大阪府)
3年 森谷圭太さん

東京オリンピック招致

出るかもね 同級生が アスリート 期待ふくらむ 東京五輪
足立区立千寿桜堤中学校(東京都)
2年 井上良信さん

東京に 五輪誘致で 笑顔咲く その笑顔の輪 いつ被災地へ
専修大学北上高等学校(岩手県)
3年 田口 諒さん

おもてなし 世界とつながる 愛言葉 幸せでつなぐ 五輪の輪
星美学園中学校・高等学校(東京都)
1年 須田百合香さん

附属牛久高等学校から入選

原田さん(左)と附属牛久高等学校遠藤
校長(右)

「会いたいね」 なぜかさみしさ 募ってく 無機質な字を 重ねる度に
東洋大学附属牛久高等学校(茨城県)
1年 原田萌子さん

コミュニケーション手段が多様化する現代。作者は、電子媒体の画面上に羅列する無機質な文字を見るたびに「一体何が伝わるのだろう」と不安に駆られます。「会いたい」と打つたび、会いたい想いは大きくなるのに、その文字だけではすべては伝わらなくて、余計に寂しさばかりが募っていく。そんな思春期の心情を詠んだ一首です。

「現代学生百人一首」公式Facebookページがオープン

過去の入選作品の中からその時々に合わせた歌をご紹介するほか、作品募集や各種発表、関連する話題を紹介していきます。

WEB現代学生百人一首(入選作品の100首とバックナンバーはこちら)