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文学部 東洋思想文化学科が誕生

文学部 東洋思想文化学科が誕生

2013年6月1日更新

文学部 東洋思想文化学科が誕生
―東洋の思想と文化を学び、世界を見渡す広い視野を身に付ける―

2013年4月、文学部の「インド哲学科」と「中国哲学文学科」を発展的に統合し「東洋思想文化学科」が誕生しました。5000年の歴史を持つ中国、3000年の歴史を持つインドが培った思想や文化には、これからの世界を、日本を生き抜くヒントが詰まっています。現代を生き抜くための知恵を東洋思想から見いだします。

サイト文学部東洋思想文化学科

東洋思想文化学科では、インドと中国の思想、宗教、文学、芸能など、歴史ある文化に触れ、先人の叡智を吸収することを目指します。文化やさまざまな社会的背景を理解した上で、言語を操る真の国際人を育成します。

1年生は、共通科目「東洋思想文化への誘い」を通じて、2年生で選択する4つのコース、「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」について幅広く学びます。加えて、東洋の思想文化の枠組みを理解する科目と、スタディースキル(読み、書き、発信する能力)を身に付ける導入科目があります。

2年生からは、興味を持ったコースを選択し、専門科目を履修していきます。 文学部の伝統である古典に学ぶスタイルと異文化を理解する上で欠かせない語学教育に力を入れていきます。その上で「実技講義」(ヨーガ、舞踊、写経、寺社仏閣訪問)や「海外文化研修」など豊富な体験系科目を通じて、グローバル人材を育成します。

  • 海外文化研修を通してさまざまなことを学ぶことができる

  • 中国哲学文学のベースとなる論語の木簡(文学部保有)

  • 新入生研修旅行では栃木県足利市の鑁阿寺と足利学校を見学

○ 2年生から選べる4つのコース

Interview

東洋の生きた叡智を学び、将来を描く

第1部東洋思想文化学科
学科長
小路口 聡 教授

第2部東洋思想文化学科
学科長
山口 しのぶ 教授

東洋の思想を考える場合、哲学・宗教・文学は明確に分化していません。例えば歌って踊るシーンがほとんどのインド映画はその典型例で、実は伝統的な芸術文化理論が背景にあります。

東洋思想文化学科では、原典を通して当時の思想や文学に触れながら、グローバル人材の育成に欠かせない語学習得に注力しています。ただ語学ができるというだけでなく、その国の思想的背景を知った上でのコミュニケーション能力を身に付けてほしいと願っています。

例えば、将来中国で仕事をする際に『論語』が語れるビジネスパーソンなら、一歩踏み込んだアプローチもできるはずです。現地の人とのやり取りには、その国や地域の思想文化の理解が大きな違いを生みます。 「文化」を理解すること、「思想」に触れること、「哲学」をその国の言語で語れること―。これらは真の国際人に欠かせない要素だと考えます。そのためにも、東洋思想文化学科では原典に触れ、体験し、考えて、発信するというカリキュラムを用意しています。

古典を読んだり、異文化に触れたりすることで、現代社会の問題を、根源的に考えることができるようになります。東洋の思想文化を学ぶことは、私たち自身のアイデンティティを掘り下げ、世界と自分との関係を原点から見つめ直すことにつながります。「哲学する」ことの意義は、そこにあります。