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一流ホテルでのインターンシップを経験して目指す職種が変わりました

一流ホテルでのインターンシップを経験して目指す職種が変わりました

2013年8月19日更新

一流ホテルでのインターンシップを経験して
目指す職種が変わりました

国際地域学部国際観光学科の平山夏織(ひらやま・かおり)さんは、ホスピタリティ・マネジメントコースの授業の一環で、2年生の夏にホテルニューオータニのインターンシップに参加しました。約1カ月の研修期間のうち、3週間をベル係として過ごしました。


国際地域学部国際観光学科3年
平山夏織さん

平山夏織(ひらやま・かおり)さんが選択した国際地域学部国際観光科のホスピタリティ・マネジメントコースは、主にホテル業界での就職を目指す学生が集まっています。同コースで目指すのは、国際的なホテルでマネジメントできる人材になること。そのため、就業体験ができるインターンシップを必須としています。

「叔父が帝国ホテルに勤務しており、母も国際観光学科の出身です。それで私もホテル業界で働きたいと東洋大学に入学しました。インターンシップ先にホテルニューオータニを選んだのは歴史あるホテルの一流サービスを学びたかったからです」

インターンシップ先株式会社ニュー・オータニ
プログラム内容ゲストサービス課ベル係
参加時期2012年8月9日~9月7日(大学2年の夏休みを利用)

一流ホテルの接客サービスから、一流ホテルの経営に興味

最初の一週間は研修期間。ホテル内を見学し、仕事内容や接客時の心構え、マナーレッスンを2日間受け、次の3日間はサービスの現場に立つ社員からマンツーマン指導を受けました。平山さんの配属先はホテルのロビィ階で活躍するベル係。利用客をホテルの玄関からフロントに誘導し、チェックイン後に宿泊ルームまで案内するのが役割です。

「翌週からは実際に1人でロビィに立っていました。お客さまがいらっしゃった際には何をすべきか分かるのですが、いない時は何をすればいいのだろうと悩みました。社員の方に相談すると『見えないところでお客さまが困っていることもある』とヒントをいただき、館内を見回ったり、掃除したりすればいいのだと気付きました」

そんななか平山さんは、スペインからの利用客がフロントで希望した部屋が取れていないと立腹されている場面に遭遇しました。トラブルはすぐに解決したものの、部屋に案内する際も気分は害されたままのようでした。

「お客さまの気分を和らげようと、1年生の時に学んだスペイン語を思い出し、スペイン語でルームナンバーをお伝えしました。かなりたどたどしかったのですが、その方は笑顔を浮かべてスッキリした表情でお部屋に入られました。この時初めて、接客やサービスを提供する仕事は、ホテルの勉強だけをすればいいわけではないのだと分かりました」

約3週間、ホテルニューオータニのロビィに立ち続けた平山さん。休憩時間には、他の業務に携わる社員と話をしたり、他大学や専門学校の研修生と情報交換を行っていました。

「当然のことですが、接客やマナーをみっちり学んできた専門学校生にはかなわないと感じ、大学の講義で先生が『現場ではなく経営する人を目指せ』と言っていた意味が分かりました。私たちが学んでいるのは、接客やサービスのほかに、もっと大きな視点でホテルを考えることです。レベルの高いサービスを維持できているのはなぜか。例えば答えの一つには、子どものいる女性が働きやすい職場だからと思えます。では、それはどうやって実現しているのか、というように疑問が広がっていきました」

インターンシップを終えて、平山さんはホテルの経営や運営についての勉強を改めて始めました。マネージメントできる人材として活躍する道をはじめ、経営やコンサルタントというキーワードにも興味が湧いてきました。