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スポ東だより:フィンスイミングで、世界学生選手権に出場

スポ東だより:フィンスイミングで、世界学生選手権に出場

2015年4月3日更新

足ひれをつけて泳ぐ「フィンスイミング」で、世界学生選手権に出場決定!

篠崎選手
経済学部経済学科1年 篠崎瑠偉さん

経済学部経済学科1年の篠崎瑠偉さんは、足ひれをつけて泳ぐ「フィンスイミング」という競技で、2015年4月にポーランドで行われる「第2回世界学生選手権」に出場予定です。幼少期から水泳に親しんできた篠崎さんは、再び水中スポーツにチャレンジしたいという思いから、本学入学後にフィンスイミングの世界に飛び込みました。初めての世界大会を控えた篠崎さんに、フィンスイミングの魅力や今後の目標などをうかがいました。

フィンスイミングとは?

フィンスイミングは、足ひれ(フィン)を使用して水面・水中を進む競技。フィンは、「ビーフィン」と「モノフィン」の2種類ある。

ビーフィン:片足ずつ2枚の足ひれを履く。簡単に楽しめる利便性と体を自由に動かせる機動性がある。

モノフィン:両足をそろえて、イルカのひれと似た1枚の足ひれを履く。モノフィンは手を前に出して組み、体をねじりながら水の抵抗を減らして泳ぐ。

水泳への心残りからフィンスイミングに挑戦

飛び込み台からスタートする篠崎さん
モノフィンを履いて飛び込み台からスタートする篠崎さん

私は、6歳から平泳ぎをメインに競泳を続けてきましたが、膝や股関節のけががきっかけで、中学を卒業する頃には、気持ちが水泳から離れてしまいました。その後も競技を続けてきましたが、受験を機に完全に引退。大学に入学した当初は、水泳に対する後悔や競技者として結果を残せなかった心残りだけがありました。また水中スポーツを始めたいという思いから、フィンスイミングの体験会に参加。フィンと出会い、目標ができたことに救われた気持ちがしました。フィンスイミングの魅力は泳ぐ時のスピード。水の中で、水を切る音が聞こえたり、水の流れを体に強く体感できたりする面白さがあります。今、所属するチームは、10代から50代まで幅広い世代の方が参加しているので、いろいろな方の人生経験が聞けることも楽しみの一つです。

自主ゼミの合宿で「フィンスイミングで日本代表を目指します」と宣言

本格的にフィンスイミングを始めたのは、キャリア教育などが専門の小島貴子先生(理工学部生体医工学科准教授)の自主ゼミで夏合宿に参加したことがきっかけです。自主ゼミとは、小島先生の授業を受講する学生が任意で、週に1回キャリアや就職につながる情報交換などを行う集まりです。その合宿の夜、それぞれの夢を語り合う機会があり、みんなの夢や目標を聞くうちに、何もない自分が嫌で「フィンスイミングで日本代表を目指します」と宣言。まだ数回しかフィンを履いたことがありませんでしたが、後には引けません。その後、実際に大会を見て刺激を受けたこともあり、本格的にフィンスイミングの練習に参加するようになりました。

アスリートは苦しくなってからが練習

合宿
学生合宿の集合写真。1列目1番左が篠崎さん

初めての大会は、2014年11月の日本短水路選手権で、タイムは1分48秒04秒。2015年1月に開催された関東オープンは1分39秒03秒の結果となり、4月13-14日にポーランドで行われる「第2回世界学生選手権」の出場が決まりました。まだ実績がほとんどないので、自分では短期間での伸び率や今後の頑張りに期待していただけたのかなと思います。世界学生選手権では、決勝に残ることが目標。私が所属するチームには指導者がいないので、今は他のチームの練習を見学させてもらったり、暇さえあればYouTubeで他の選手の泳ぎを見たりしながら、試行錯誤して自分に合う泳ぎ方を探っています。アスリートは苦しくなってからが練習。競泳の経験から「苦しいところでやめたら、強くなれない」と学んだので、今は楽しみながら練習していますが、今後は自分を追い込んで練習することも必要だと思います。

競技人口を増やして、広く知られた競技にしていきたい

篠崎さん

フィンスイミングは、日本代表選手と一緒に練習できるので、「本番で勝てば、日本代表になれるんだ!」という目標が見えやすくやりがいのある競技です。ただ自分が速くなればいいというのではなく、フィンスイミングを多くの人に知ってもらい、広めていくことも学生代表としての使命です。大きな目標としては、フィンスイミングの競技人口を増やして、広く知られた競技にしていきたいと思います。そのために小島先生をはじめ友人、知人などにも協力してもらい、SNSなどを使った情報発信にも取り組んでいます。それから私自身、アルバイトをしながら大会出場の費用を捻出したり、先輩に大会用の道具を借りたりして競技をしている状況です。フィンスイミングには、道具や練習場所の確保などの課題もたくさんあるので、興味を持ってくれた人が、気軽に挑戦できるような環境づくりもしていければと思います。そして、将来的には日本のフィンスイミングをもっと強くしたいですね。

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