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Close-up!旬な取り組みを紹介:川越キャンパスを「知」と「地」の拠点へ。「理工学フォーラム2016」開催

Close-up!旬な取り組みを紹介:川越キャンパスを「知」と「地」の拠点へ。「理工学フォーラム2016」開催

2016年11月17日更新

「理工学フォーラム2016」開催

理工学フォーラム1

2016(平成28)年10月15日、本学川越キャンパスにて「理工学フォーラム2016」が開催。理工学部・大学院理工学研究科が主催する2回目の取り組みが、OBの同窓会や京三電機株式会社、パイオニア株式会社、東洋建設株式会社の3企業の協力を受けて実現しました。
神田雄一副学長は開会の挨拶で「大学生諸君の研究成果を企業の方々に発表できる貴重な場。多くの企業が集積する川越にあるキャンパスとして、『知』の拠点であると同時に『地』の拠点として社会とのつながりを作り、産学連携の研究活動を活性化してほしい」と、若き研究者たちにエールを送りました。

理工学フォーラム2

大学院生たちは在学生やOB、そして産業界の企業担当者ら多くの聴衆を前に、自身の研究をプレゼン。「航空宇宙機模型の空気力計測システム」(航空宇宙システム研究室)、「皮膚色の変動を利用した心拍数の非接触計測」(メディカルロボティクス研究室)、「避難誘導標識のデザイン」(地域防災マネジメント研究室)など、11名の大学院生たちが幅広い発表を行いました。普段専門的な研究に没頭している大学院生たちにとって、異なるジャンルの研究を行う同級生と並び、より広い人々に研究内容を伝えることは、とても貴重な体験となりました。

参加企業のご講評

京三電機株式会社

「このような場で自分の意見を話すことは社会人になっても重要なことです。企業では研究によって社会にどのような影響を与えられるかという明確な『目標』を設定しなければいけません。自分の研究が何に役立つものかを考え、目標に向かって研究をやりきってほしいです。そうすれば、これから社会に出ても十分にやっていけるのではないでしょうか」

パイオニア株式会社

「昨年に続いて聴講させていただきました。短い時間のなか、異なる分野の発表を聞ける場はほかにないと感動しています。社会に出る前段階でこのレベルの発表ができるのはすごいことで、先生方のご指導が素晴らしいと感じております。発表には頭に入りやすいものも少しわかりづらいものもありました。自分の考えを人に伝えるため、もっと工夫できることがあるはず。引き続き鍛錬されていくとよいと思います」

東洋建設株式会社

「専門的な研究内容を多くの人に伝えるには、研究の背景や目的、そしてそれがどのような役に立つのかを明確にすることが大切です。これは企業でも同じであり、社内レベルの発表でも『よくわからない』『何の役に立つのか』という声がついて回ります。仕事とは伝えたいことをまとめて発表することの繰り返し。『理工学フォーラム』はとてもよいトレーニングになると思います」

理工学フォーラム3

会場の廊下では理工学部の在学生たちによるポスターセッションも開催。こちらも大好評で、学生たちは研究ポスターの前に立ち、訪れたOBや企業担当者に一対一でプレゼンを行いました。

先輩、企業の採用担当者とともに学生のキャリア形成を考える

午後は学生に向けたキャリア形成のためのパネルディスカッションを実施しました。第一部では「大学院に在籍してキャリアを考える」をテーマに先輩がスピーチ。同じキャンパスで学んだ先輩の経験談とあり、参加した学生たちは真剣な顔で耳を傾けていました。

松本浩乃さん(生体医工学専攻在籍)

理工学フォーラム4

「皆さん、大学時代にいくつのことに挑戦しましたか? 私の大学生活は挑戦の連続でした。サイエンスインカレ、海外インターンシップ、企業との商品パッケージの商品開発など、一年に最低1つは新しいことに挑戦し、そのたびに多くの失敗や経験を繰り返してきました。挑戦によって得られることは『成果』だけではなく、『課題発見』があると思います。成長することで見える景色が変わり、課題が見つかり、それが次の挑戦につながる。未知の景色を見る楽しさを知り、自分のやりたいことをぜひ見つけてください」

岡本理沙さん(東亜建設工業株式会社勤務、環境・デザイン専攻修了)

理工学フォーラム5

「私は東亜建設工業株式会社に入社して5年になりますが、大学院時代のコンクリートの研究が非常に役に立っています。大学院生時代は自身の勉強はもちろん、先輩や後輩の研究も見るようにしていました。入社後は国内の工事現場からベトナムへの海外赴任などさまざまな仕事を行ってきましたが、研究職も設計職もそれぞれに魅力や苦労することがあります。どんな仕事でも、好き嫌いせずに取り組むことが大切だと思います。社会人になると『勉強が大事』ということがよくわかると思いますので、メリハリのついた学生生活を送ってください」

第二部では企業の採用担当者が登壇。理工学生のOBが多く活躍する産業界の仕事内容をはじめ、新入社員に求められる能力や人材像、最新の業界動向など興味深い話をしていただきました。学生たちから踏み込んだ質問も出るなど、熱のこもったパネルディスカッションとなりました。

プログラムの終了後には学科同窓会総会、交流会を行い、午前の口頭発表から優秀発表を表彰。川越キャンパスで多くのOB、在校生が親交を深めました。

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