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経営学部経営学科の越智信彰准教授が、2月8日(日)朝日新聞10面「私の視点」に寄稿

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2月8日の朝日新聞「私の視点」欄に、越智信彰准教授による人工光(照明)の「害」についての寄稿が掲載されています。2015年は、国際連合が光に関する知識、光関連の活動促進の重要性を一般社会へ浸透することなどを目的に、国際光年(「光と光技術の国際年」International Year of Light and Light-based Technologies)と宣言したことなどからも、光や照明の話題に注目が集まっています。

越智准教授は、夜でも昼のような明るさを維持することが可能となった現代人にとって、照明は無くてはならないものであるとの見方を示す一方、「自然界の最も根源的なルールを書きかえる行為であることを認識する必要がある」との見解を示しています。照明の及ぼす害について、夜行性生物や昆虫生態、植物・農作物の発育をはじめ、不眠症や体内時計の乱れなどを挙げて、様々な可能性があると説明。なかには、安全性の向上には役立たないものもあるとして、「貴重なエネルギーの浪費でもある」と警鐘を鳴らしています。

また、光の使われ方は立場や目的によって全く異なることから、無駄な光を削減し、必要な光だけを使うことは簡単にできることではないとの難しさも指摘しています。

今後の課題として、「今最も重要なことは、光害問題の認知・理解を高めることだ。国際光年を契機に、多くの人がこの問題を知り、考えることを期待したい」とし、光の利用についての議論は、「全ての人に共通する事項と、立場による違いとを分けて考える必要がある」と語っています。

世界には光に関する法整備が行われている国もあり、フランスには店舗などに深夜消灯を義務付ける法律、スロベニアには夜空に向けたビーム照明を禁じる法律があると紹介。日本の法整備については「光大量消費社会から脱却する意識改革が必要だ」と述べています。

越智信彰 准教授Webページ