MENU CLOSE

井上円了の書 No.449

  • English
  • 日本語
円了の書449揮毫年不明
年次印-
形態
紙サイズ
(たてxよこ(cm))
40.1×81.5
落款堂主井上圓了敬白
所蔵

東洋大学井上円了研究センター

翻字謹みて来堂諸君の一讀を乞ふ 余思ふに哲學の極意は理論上宇宙真源の實在を究明し實際上其本體に我心を結託して人生に樂天の一道を開かしむるに外ならず此に其躰を名けて絶對無限尊といふ空間を究めて涯なきを絶對とし時間を盡して際なきを無限とし高く時空を超越して而も威徳廣大無量なるを尊とす之に我心を結託する捷徑は只一心に南無絶對無限尊と反覆唱念するにあり人一たび之を唱念するときは忽ち鬱憂は散し苦悩は滅し不平は去り病患は減し百邪の波はおのづから鎮まり千妄の雲は自然に収まり立ろに心界に樂乾坤を開き性天に歓日月を現じ方寸場頭に真善美の妙光を感得するに至る之と同時に宇宙の真源より煥發せる偉大なる靈氣が我心底に勃然として湧出するに至る其功徳實に不可思議なり而して之を唱念する方法に三様あり 誦唱=聲を發して南無絶對無限尊を唱ふ 黙唱=口を塞ぎて南無絶對無限尊を唱ふ 黙念=目を閉ぢて南無絶對無限尊を念ず 此唱念法によりて我心地に安樂城を築き進て國家社會のため献身的に奮鬪活躍するを哲學堂(自稱道徳山哲學寺)に於て唱道する教外別傳の哲學とす 堂主井上圓了敬白
書き下し文-
出典ほか-
備考-

前の画像 次の画像