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社会心理学科教員紹介(島田 恭子)

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氏名
 島田 恭子
  Kyoko Shimada

専門分野・研究テーマ

  • 働く人のこころの健康(産業精神保健) 
  • 仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)
  • ポジティブ心理学,特にいきいき働く(ワーク・エンゲイジメント)ということ

代表的な著書

  • 『Contemporary occupational health psychology: Global perspectives on research & practice』(Wiley-Blackwell)

 産業保健心理学の研究と実践に関する本で、日本の共働き労働者の現状と課題についてまとめました。伝統的な性役割仮説に基づく、仕事・家庭負担と健康や活力との関連や、複数の役割を持つことのプラスの効用、そして他者への波及効果などについて述べています。

  • 『未就学児を持つ共働き夫婦におけるワーカホリズムとパートナーの精神的健康との関連:夫婦間コミュニケーションの媒介効果の検討』(行動医学研究)

 小さなお子さんをお持ちの共働き世帯において、それぞれの働き方が、ご自身の健康や活力のみならず、パートナーの健康にも影響を与えること、またそれは夫婦間のコミュニケーションのありようによっても変わる可能性があることを、調査研究で明らかにした論文です。

自己紹介

修士・博士課程では「ワーク・ライフ・バランスとこころの健康」に焦点をあて、研究を行いました。「労働者がいきいきと働くこと」を研究テーマとしており、ワーク・エンゲイジメント、モチベーション、キャリアとメンタルヘルス、などが最近の関心領域です。

大学卒業後、就職してみて、働く方々にとって、こころの健康を保ちつつ、自分らしく活力ある働き方をすることがいかに重要かつ難しいことであるかを実感しました。その後いきいきと働くこと、キャリアとメンタルヘルスとの関連に関心をもち、アカデミックの世界に入りました。激動の労働状況にある今の日本で、自分のキャリアプランを長期的な視野で見据え、こころの健康を保ちながらいきいき働くためにはどんな方法があるのか、国内外の科学的な根拠を元に探求していきたいと思っています。

授業の紹介

・産業組織心理学

組織・職場とそこで働く労働者の関係について学びます。組織における人間の行動、心理的な動きについて学ぶことは、近い将来皆さんが就職した際に、組織内で体験しうる様々な現象を理解する助けとなるかもしれません。授業では、組織における人の意識や行動に焦点を当て、モチベーション、リーダーシップ、キャリア発達、コミュニケーション、人事評価制度等のトピックを取り上げます。また近年、組織にとって大きな課題である職場のストレスと労働者のこころの健康(メンタルヘルス)や、ワーク・ライフ・バランスについても一緒に学んでいく予定です。

・社会心理学特講

 働く人のこころの健康にスポットを当て、人が職業生活において「いきいき」働くことについて考えます。講義を通して、職場のストレスや労働市場の現状について学び、健康に働くことの意義を理解し、その方法について知ることを目的とします。授業では産業保健や健康心理学研究の歴史や基礎知識、測定尺度について学んだ上で最近の労働市場でのメンタルヘルスの動向をグループで調査・発表し、意見交換を行います。また実際の産業現場における健康職場作りの取り組みについて、外部講師を招聘し、ディスカッションを行う予定です

・統計情報処理および実習Ⅰ,Ⅱ

 社会科学における統計データを適切に扱い解釈できるよう、基礎的な知識と統計技法を習得することを目的とする授業です。具体的には統計ソフトウェアSPSSを用い、調査実習や実験に対応できる統計情報処理を学習した上で、実際のデータを分析し、解釈を行うことを通して主に2変量の関係を検討する手法について学びます(相関関係、カイ2乗検定、t検定まで)。

・キャリアデザイン

キャリアを考える上で基盤となる大学生活を充実させ、将来に繋げていくための、考え方・行動の仕方を、グループワーク、ディスカッション、発表などを通して学ぶ授業です。具体的にはキャリア形成に関する基礎知識の習得、コミュニケーションスキルの向上、キャリア・インタビューの実施やキャリア関連の課題に取り組み発表すること等を通して、自身のキャリア形成について考えていきます。