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社会文化システム学科教員紹介(植野 弘子)

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氏名
 植野 弘子
  Hiroko Ueno

専門分野・研究テーマ

専門分野: 文化人類学
研究テーマ: 東アジアの親族・家族研究、台湾における植民地主義

代表的な著書

『台湾漢民族の姻戚』(風響社、2000年)  父系的親族体系をもつ漢民族社会において、母方親族や、婚姻で結ばれる姻戚関係者が、社会的・経済的・政治的活動、さらに宗教的・儀礼的場面において、いかに重要な役割を果たすかを明らかにしています。台湾での長期フィールドワークによって得られた資料をもとに考察した研究です。

『台湾における<植民地>経験』(編著書、風響社、2010年) 日本による台湾の植民地統治期とその後の時代に、植民地支配を人々がどのようにとらえ生きていったのかを、台湾の人々の視点から描こうとした研究プロジェクトの成果で、8篇の論文が所収されています。私の論文は、植民地統治期に高等女学校に通った女性たちのライフヒストリーから、家族や女性の生活の変化を統治後の時代も含めて探ろうとしたものです。

自己紹介

専門としている文化人類学では、研究する場所に出かけて行う現地調査(フィールドワーク)が研究方法の基本にあります。私も、学部時代に、フィールドワークを始めて以来、日本本土、沖縄・奄美、中国大陸、そして台湾と、現地での人々の出会いを糧として研究をしてきました。未知なる場所に出かけ、未知なるものの意味を探るということが、フィールドワークの心躍る部分ですし、これがなければ、きっと研究を続けてこられなかったでしょう。今は、長年研究してきた台湾で、日本との関係を考えながら、アジアから見た日本の姿をとらえ直したいと思っています。

授業の紹介

「文化人類学」  文化人類学の入門といえる授業です。「文化とはなにか」からはじまり、ジェンダー、婚姻・家族、そして人の一生の儀礼、宗教・世界観を、世界の諸民族の慣習を題材に考えていきます。世界中には多様な異なる文化が存在していますが、それぞれの文化の間に優劣はありえません。この考え方を前提に、異文化を知ることから、自文化である日本の文化を再認識できることを目指して、授業を行っています。