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メディアコミュニケーション学科の推薦図書リスト(2016年度)

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推薦図書リスト

2016年度入学生向け

 本学科へ入学されるみなさんに、メディアコミュニケーション学の勉強を始めるにあたって読むことをお奨めする本5冊のリスト(書名の五十音順)をお贈りします。本学科の専任教員が、比較的新しいものを中心に選びました。少し歯ごたえのある本が並んでいるかもしれませんが、これからメディアコミュニケーション学を勉強するための手がかり、肩ならしのつもりで、何冊か読んでみてください。
 また、過去の推薦リストを学科のホームページで公開していますので、もっと読んでみたいという人はぜひ参考にしてください。

① テッカ場

 著者名:北尾トロテッカ場
 出版社名:講談社(講談社文庫)
 刊行年:2010年
 価格:419円+税
 ISBN:978-4062767491
 

(推薦文)

「できることなら隠したいと思っているのに、隠し切れずに[欲望が]顔を出してしまう現場」のルポタージュです。具体的には、競走馬や鉄道部品のオークション、不動産の競売、ネットアイドル撮影会など10の「テッカ場」が紹介されています。内容もさることながら、現場を踏み、その様子や雰囲気を的確に、かつグイグイ読ませる文章で描写するプロの技を堪能してください。ライター志望者はこの水準を目指すべし!

 

② ポスト資本主義:科学・人間・社会の未来

 著者名:広井良典ポスト資本主義
 出版社名:岩波書店(岩波新書)
 刊行年:2015年
 価格:800円+税 
 ISBN:978-4004315506
 

(推薦文)

近代科学と資本主義が目指す拡大・成長路線の限界が見えてきました。本書は、科学史的視点に依拠しながら、持続する未来社会を実現するための新たな世界観や社会システムをどのように構想すべきかを論じています。

③ 漫画編集者

漫画編集者 著者名:木村俊介
 出版社名:フィルムアート社
 刊行年:2015年
 価格:1800円+税
 ISBN:978-4845914463
 

(推薦文)

漫画は漫画家が一人だけで作るものではありません。面白い漫画を作る過程で、漫画編集者が何を考え、どのような仕事をしているのか、5人の漫画編集者へのロングインタビューに基づき彼らの肉声を生き生きとまとめあげた力作です。

④ 世論調査とは何だろうか

世論調査とは何だろうか 著者名:岩本裕
 出版社名:岩波書店(岩波新書)
 刊行年:2015年
 価格:800円+税
 ISBN:978-4004315469
 

(推薦文)

 みなさんは新聞やテレビでよく報じられる世論調査の数字をそのまま信じていませんか。実は世論調査には多くの矛盾や問題があります。例えば同じタイミングで行われた調査なのに、新聞によって内閣支持率が大きく異なるのはなぜでしょうか。NHKで世論調査を担当している筆者が私たちが知らない実像を紹介してくれます。

⑤ 弱いつながり:検索ワードを探す旅

弱いつながり 著者名:東浩紀
 出版社名:幻冬舎
 刊行年:2014年
 価格:1,300円
 ISBN:978-4344026070

(推薦文)

ネットの検索と旅がテーマのとても読みやすい内容ですが、現代社会への深い洞察と問題提起を含んでいます。書名は、社会学で有名な「弱い紐帯の強み」説に由来しています。面白いと思った人には、同じ著者の『一般意志2.0:ルソー、フロイト、グーグル』を推薦します。