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国際経済学科 世界・日本の食品ロスの特別講演会

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2018年1月10日(水)に「世界の食料・資源経済」の講義で、食品ロス問題の専門家である井出留美先生をお招きし、「世界・日本の食品ロス事情」の特別講演会を実施しました。

講義では、日本の食品ロスの現状、食品ロスが発生する原因などがクイズ形式で紹介され、また世界各国の食品ロス削減に向けての取り組みなどについて、先生より丁寧な説明をいただきました。講演の様子はこちら

 

講演の様子1 講演の様子2 講演の様子3

 

≪参加学生の感想文一部抜粋≫

今回の講義で1番衝撃的だったのが、ゴミを集めた1つの写真の中心に食品がたくさん捨ててあった事だ。写真に写っていたゴミかと思われた食品はまだ消費期限や賞味期限が切れていない未開封の食品だった。井出先生もお話いただいた様に、袋さえ磨けばまだ店頭で販売しても問題ないものが捨ててあった。講義ではこのような食品ロスが日本人1世帯4人の平均で年間6万円にも上るということだった。

 

食品ロスと食品廃棄という用語にはっきりとした違いがあることに驚いた。そして世界では13億トン、日本でも621万トンの食品ロスがあるという今の状況は問題だと思った。私自身は期限前に捨てないが消費期限が過ぎるとすぐに捨ててしまう。期限を過ぎても食べられるものについてはピリピリしなくても良いということを学んだ。
 講義を聞いて、現状を知ること、期限を過剰に意識しないこと、食べきれる量だけ買うこと、それでも余ってしまうものはお裾分けの形などで人と共有することを実行しようと思った。

 

先進国の廃棄問題に興味があったので講義は大変役立った。日本では廃棄が多いなど負の側面しか知らなかったが、パンを捨てないパン屋や廃棄を減らす工夫をしている飲食店などの情報をもっと広めるべきだと思った。数字で見ると具体性が増す。将来は廃棄問題に関する社会的起業をしたい。

 

世界では13億トンもの食品ロスが発生する一方で、7億6000万人の人が貧困で苦しんでいることは、他人事ではないと深く考えた。食べられる食品を捨てることが飲食店や食品を扱う店では当たり前になっていることは深く考えなければならないと思った。私は飲食店でのアルバイトで調理をしているが、野菜の芯・皮などな処分している。私たちにできることは、食品ロスの現実を広く知ってもらい、解決策を考えていくことがと思った。

 

食品ロスに関する講義は非常に興味かった。飲食店でアルバイトをしており、毎日大量の食べ残しや食品廃棄を見てきたが、日本全体では魚の消費量に匹敵する量だったとは想像もしなかった。
 また、賞味期限に対する考え方も改めなければならないと感じた。私も普段の買い物で少しでも新しいものを買おうとしていた。これが食品ロスを増やす一因かもしれない。井出先生がお話しされていたように、日本人は食の安全に関して過剰反応し、食品メーカーもこれに応えるべく厳しい基準を設けている。食に対する過剰な安全要求は簡単には変えられないだろうが、特売での不必要な大量購入や外食での多めの注文など、身近なことから行動を変えることが重要であり、それが全体の意識改革に繋がるだろう。