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国際シンポジウム「日本・ヨーロッパ・台湾における文化コミュニケーションおよび日本文化表象研究」&「海外への日本語・日本文化発信を担う人材育成を考える」

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東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科開設記念

国際シンポジウム

「日本・ヨーロッパ・台湾における文化コミュニケーション

および日本文化表象研究」&

「海外への日本語・日本文化発信を担う人材育成を考える」

 

2018年1月20日(土)・21日(日)

東洋大学白山キャンパス 8号館8B11教室(地下1階)

 

文学部では、2017年4月に新たに国際文化コミュニケーション学科を開設しました。

本学科は、英語の運用能力の向上を目指すと共に、ドイツ語ドイツ文化、フランス語フランス文化、さらには日本文学文化や日本語教育など多様な異文化および自文化を学び、グローバル社会の中で真に活躍できる教養ある人材を育成します。

 今回は、学科開設を記念して、文化コミュニケーションと日本文学、日本語教育の2つの大きなテーマからなる国際シンポジウムを開催いたします。この国際シンポジウムは、本学の井上円了研究助成(海外協定校共同研究)「日本・ヨーロッパ・台湾における文化コミュニケーションおよび日本文化表象研究」と、日本学術振興会の科学研究補助金「海外への日本語・日本文化発信を担う人材育成を考える」の二つの研究助成から成り立っています。

1.井上円了研究助成(海外協定校共同研究)「日本・ヨーロッパ・台湾における文化コミュニケーションおよび日本文化表象研究」

 ここでは、本学科教員とともに、東洋大学の海外協定校であるストラスブール大学(フランス)、リール第3大学(フランス)、パリ第7ディドロ大学(フランス)、天主教輔仁大学(台湾)の研究者が多数参加しています。この海外協定校共同研究は、日本・ヨーロッパ・台湾における異文化コミュニケーションの歴史的な変遷と現状を明らかにし、自文化・異文化における文化表象の歴史認識と、そこから発する現状認識、多文化共生的な課題の発見を目的としたものです。「文化コミュニケーション」のセッションでは、多様な異文化研究を通じて「文化コミュニケーションとは何か」ということを考えていきます。「日本文化表象(村上春樹)」のセッションでは、今や世界的に有名な村上春樹の文学世界にスポットを当てて、その物語世界のあり方、国語教育の中での捉えられ方などを議論していきたいと考えます。ディドロ大学のセシル坂井 Cécile Sakai 教授には、もう一つの研究プログラム「日本語教育」のセッションに参加していただくことで、二つの研究の橋渡しをしていきます。

なお、このセッションは、3月15~17日にフランス(ストラスブール大学およびパリ日本文化会館)で開催される村上春樹国際シンポジウム「村上春樹のRealとFuture―表象文化研究の視点から―」(国際交流基金、ストラスブール大学Geo、東洋大学共催)とも連動しています。

 

2.科学研究補助金「国際ボランティア参加女性のキャリア教育プログラム開発-日本語教育の事例から-」

 「グローバル人材」を目指す現代の日本の若者、特に女性たちは、日本語教師としての国際ボランティアプログラムへの参加を多く希望します。それは、異文化環境下で自らの母語と母文化を客体化でき、日本と相手国の交流発展にも 貢献できる、意義ある活動だからです。しかし、長期的に国際ボランティアを経験した若者たちが、帰国後、日本でその力を十分に活かせる職に就くことは、現状では容易ではありません。そのために、国際ボランティアへの参加者も減少しています。本研究は、こうした問題に着目し、原因と対策についての調査を進めています。シンポジウム当日は、海外での日本語教育活動の歴史的経緯と現状、そこで働く日本語教師たちのキャリア形成の問題などについて、ゲスト講演者とともに報告します。

その上で、言語学者として著名な鈴木孝夫慶応大学名誉教授にご登壇いただき、海外での日本語普及推進の意義、および、日本社会に浸透している「国際交流とは英語で行うもの」という観念について、議論していきたいと思っています。

入場無料、来聴は自由です(但し、授業の一環のため東洋大学の学生の入場を優先します)。

 

                      プログラム                         

 

シンポジウムのポスター [PDFファイル/531KB] 発表概要&タイムスケジュール [PDFファイル/471KB]

<2018年1月20日(土)>

13時00分~ 開会の辞 東洋大学学長 竹村牧男

 

13時10分~14時10分 講演1                

アントナン・ベシュレルAntonin Bechler(ストラスブール大学教授)

「村上春樹における文学的コミットメント」

                                                                                                           

        アントナン・ベシュレル先生

f1

14時30分~17時45分 (1)「文化コミュニケーション」セッション

大野寿子(東洋大学教授)「グリム童話と挿絵の黄金時代」

竹内美紀(東洋大学准教授)「児童文学における翻訳」

竹野谷みゆき(東洋大学教授)「パブリック・スピーキングのいま」

横路啓子(天主教輔仁大学教授)「植民地台湾における名探偵の誕生」

黄翠娥(天主教輔仁大学教授)「野上弥生子の「台湾」について」

石田仁志(東洋大学教授)「村上春樹における家族表象」

 

18時00分~18時40分 ディスカッション「文化コミュニケーションとは」(司会:朝比奈美知子)

18時50分~ 学生交流会(6号館フードコート)

 

<2018年1月21日(日)>

10時00分~11時30分 (2)「日本文化表象」セッションA〈村上春樹の文学世界〉(司会:堀ひかり)

竹本俊雄(リール第3大学准教授)

「村上春樹初期作品再訪(1979-1982)―「僕と鼠の3部作」を中心に―」

横路明夫(天主教輔仁大学副教授)「1979年の村上春樹」

木村政樹(日本学術振興会特別研究員Pd)「情報収集と物語 ―村上春樹『1Q84 Book3』論―」

 

11時40分~12時40分 (3)「日本文化表象」セッションB〈国語教育の中の村上春樹〉

早川香世(東京都立深川高等学校教諭)「教材としての『鏡』」

野中潤(都留文科大学准教授)「定番教材と村上春樹」

 

12時50分~13時30分 ディスカッション「村上春樹文学の魅力」(司会:石田仁志)

(13時30分~14時30分 休憩《ランチ・タイム・ミーティングあり》)

 

<14時30分~18時30分「日本語・日本文化発信」セッション>

14時30分~15時10分 課題提示・研究報告 

平畑奈美(東洋大学文学部准教授)

「日本の若年層に対する日本語教師教育の可能性と課題

-国際人を目指す若者が磨くべきは英語力か、母語力か-」

 

15時15分~16時30分 講演2

セシル坂井 Cécile Sakai (パリ・ディドロ大学教授、日仏会館・フランス国立日本研究所所長)

「日本語教育と日本文化―フランスで日本近現代文学を考える―」

  タチアナ・リハチョワ Tatyana Likhacheva (モスクワ国立大学上級講師)

「スラブ文化圏における日本語の受容と母語話者日本語教師の役割」

 

16時40分-17時40分 講演3 

    鈴木孝夫(慶応大学名誉教授)

「日本語を世界に広める仕事を天職と考える若者を増やしたい」

 

   17時45分-18時30分

  対談「海外への日本語・日本文化普及を担う人材育成を考える」(司会:平畑奈美)

     鈴木孝夫(慶応大学名誉教授)

     川口義一(早稲田大学名誉教授)                       鈴木孝夫先生

  f2

18時30分 閉会の辞

国際文化コミュニケーション学科学科長 朝比奈美知子

 

 

 

 

 

問い合せ先: 東洋大学白山キャンパス文学部   国際文化コミュニケーション学科共同研究室 +81-(0)3-3945-8425

主催: 井上円了研究助成・海外協定校共同研究プロジェクトチーム(石田仁志、朝比奈美知子、大野寿子、堀ひかり)、

科研15K04357「国際ボランティア参加女性のキャリア教育プログラム開発-日本語教育の事例から-」(平畑奈美)

協力: 東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科

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