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国際文化コミュニケーション学科の開設シンポジウムが開催されました

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2017年7月28日(金曜日)、白山キャンパス6号館6B14番教室において、国際文化コミュニケーション学科の開設シンポジウムが行われました。


二部構成のシンポジウムで、第一部は「グローバルな世界とコミュニケーション~学生生活で何を得るか」と題して、上級生による発表が行われました。英語コミュニケーション学科四年生のお二人が、TOEICで高得点を出すための勉強法そして留学について、自分たちの経験を踏まえて語りました。第二部は「文化の多元的理解へのアプローチ~大学卒業後のヴィジョン」と題し、学科教員が各自の経験をまじえ、大学院で言語学を学ぶことの意味と意義、日本語教師として各国で働くことのやりがい、他言語・多文化を生きることのおもしろさについて論じました。その後、活発な質疑応答が行われ、新学科の新入生、上級生、教員が充実した時間を共有することができました。

 このあと、場所を変えて2号館16階スカイホールにて懇親会が開かれ、その日に、本学で日本語教育における講演をしてくださった藤光由子先生(国際交流基金パリ日本文化会館・日本語教育)もご参加くださいました。

入門ゼミナール代表の学生のスピーチでは留学生の発表もあり、和やかながらも活気のある会となりました。

 シンポジウム後のアンケート調査によると、シンポジウムについては「先輩、先生方のお話を聞いて、もっと勉強しなければならないという気持ちが高まった」「とても身になることばかりだった」という感想が寄せられ、多くの参加者にとって実りのある会となったことを、学科教員一同喜んでおります。また、懇親会も「普段喋ったことない人とも仲良くなれて予想以上に楽しかった」「またこんな会をやりたい」と好評で、学科としての一体感を持つ機会になったと思います。

 この催しを通じて新一年生が、国際文化コミュニケーション学科で何を学びたいか、大学生活をどう過ごしたいのかについて今一度確認し、今後の学びを有意義なものとしてくれることを期待したいと思います。

 

 

発表内容要旨(発表順)

「TOEIC受験体験とその勉強法について」鵜名山 翔(英語コミュニケーション学科4年)

TOEICテストでスコアを上げるために続けてきた勉強法について提示した。キーワードを読み取る力が得点向上に繋がるため、単語力に重点を置いた。音声と文章がある参考書を使い、ひたすら内容をインプットし、最終確認としてディクテーションを繰り返す。700点以降はTOEIC用のテクニックを要するので、例文集や模試テキストを使い傾向をつかむ。色々な方法に手を出すよりも、一つのやり方をとことん追求する方が結果に繋がる。

 

「私の留学体験:協定校語学留学を経て」堀 まふゆ(英語コミュニケーション学科4年)

大学3年次にアイルランドへ6ヶ月間、語学留学をし、語学能力だけでなく人との繋がり、異文化理解、自分自身の変化という三点に絞り留学生活を1年生と振り返っていく形で進めた。クラスメイト間で実際に生じてしまう他国に対するステレオタイプへの向き合い方や、第二の家族とも言えるホストファミリーとの尊い思い出を加え、語学留学においても語学の他に色々な体験が出来た事を理解してもらえるように努めた。

                                               

 

「留学とキャリア:アメリカの大学院で言語学を学ぶ」竹野谷 みゆき(本学科教員)

大学卒業後のビジョンとして、海外への大学院留学という選択肢を提示した。留学というと、英語力向上や異文化体験を目的として語られることが多いが、キャリアに結びつけるためには、学位取得が有利になる。そのような留学には、2年以上の留学期間が必要になり、私費で賄う部分も出てくる。限られた留学期間と費用を専門分野のために有効に使えるよう、英語力は日本で身につけておくことが肝要となる。

 

 

「“ネイティブ”教師として海外で日本語を教える」平畑 奈美(本学科教員)

日本から海外に派遣される日本語教育専門家として、活動した経験を紹介した。現地では、母語話者である日本語教育専門家への期待は大きく、責任ある仕事を任されることも多い。そのため、これを目指す人間には、十分な知識と技術を身につけ、多様な価値観を持つ人々への配慮を持つことが必要であると説明した。また、海外の学習者の書いた日本語の文章や、実際に日本語でコミュニケーションしている動画なども資料として提示した。

 

「アジア系カナダ人としての外国語と異文化に対する考え方」ロサ・スエン(本学科教員)

多文化な母国カナダで外国語を学ぶことと異文化に対する考え方について話した。自分にとって必要性があることと楽しめる練習が外国語の習得を成功させる鍵だと、自分のフランス語と日本語の勉強体験から気付いたことを話した。また、異文化交流においては国籍に関連する固定観念やメディアの情報に左右されず、人間は誰もが個人であり、実際に交流を図ってみてから判断すべきだと高校時代にあった出来事に踏まえて話した。

 

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