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経済学科長メッセージ

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東洋大学経済学部 第1部経済学科長 田口 賀也  

Kaya Taguchi

スタンダードをオーソドックスに

 

 これから10年、20年後を考えた場合、我が国は、①高齢化と人口減少に対応した経済社会体制の早急な構築、②地域経済の再建、③国家財政の再建、④国内成長産業の育成や産業の国際展開、⑤地球温暖化への対応等、様々な克服するべき課題に直面しています。こうした様々な問題を抱える未来を皆さんが生き抜くために求められているのは、問題発見・解決能力と、自ら新しい社会を切り開いていく構想力・適応力です。

そこで、経済学科では、自分の考えを持つこと、数理的に考えることなど、根源的な思考力の鍛錬を目標にしています。それを実現するために、皆さんに解答を敢えて教えないこともあります。そうしなければ、考える力が身につかないからです。また皆さんには、答えが与えられるまで待たず、自ら解答を見つける努力を求めます。考え抜いても判らなければ、我々教員に質問して下さい。我々はそうした質問を楽しみに待っています。

自分で動かなければ何も得られない、動けば色々な可能性が開ける。それが大学です。

このような視点に立ち、経済学科では教育を行っています。1・2年次での学習課題は、大学生としての自主的・主体的な学び方を修得しつつ、実践的な応用能力の土台となる経済学の基礎理論を確実に習得することです。3・4年次の課題は、経済に関する幅広い知識と洞察力を身につけるとともに、各自の問題意識にしたがって専門的な分野の学習を進め、能力を育成・強化していくことにあります。

これらを実現するため、1年次から4年次まで「ゼミナール」を設置し、レポート、ディスカッション、ディベートなどを通じて「読み書き話す」の基礎学力を鍛えます。また、経済学基礎科目に対応した1,2年次の「演習」では、問題演習とその解説により、経済学基礎理論の確実な習得を目指します。講義と「演習」で培われた経済学基礎理論に基き、3,4年次では理論・政策・実証各分野の専門科目を学び、4年間の大学での学習生活の集大成として、4年次に「卒業論文」をまとめることになります。

以上、経済学科での学習について述べましたが、ごくスタンダードでごくオーソドックスな内容となっています。経済学がそうであるように、経済学の学習についても、原理は普遍であると我々は信ずるからです。