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ストックマネジメント研究室

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ストックマネジメント研究室

総合テーマ:維持管理を通じた社会資本の信頼性向上に関する研究

道路や鉄道、港や空港、上下水道、河川の堤防・ダム、護岸などは社会資本と呼ばれ、我々が安全・安心・快適な生活を送るためになくてはならないものです。道路や港、水道などは古代ローマの繁栄を支え、それ以来我々の生活になくてはならないものであり続けたことから、その重要性はこれからも変わることはないでしょう。
しかし我が国では、30年ほど前の高度成長期に整備された社会資本の多くが老朽化し始めています。今後の人口減少時代に、この社会資本をどのように管理し、その利便性を保持していくか・・・・。それは、とても大切な研究テーマです。
ストックマネジメント研究室では、このテーマに対し、室内実験や現場実験、現場調査などをもとに行う「ハードな研究」と、各方面へのアンケートや文献調査、さらには多くのデータをもとに行う「ソフトな研究」に力を入れています。

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テーマ例:社会資本の長寿命化・耐久性向上に関する研究

【ハードな研究テーマの例】

社会資本を構成する基本材料はコンクリートと鉄、土です。最近ではこれにプラスティックなどの様々な新素材も利用されるようになっています。これらの材料は建設当初は十分な強さを持っていますが、時間の経過とともに次第に劣化していくことがあり、現在大きな問題となっています。
ストックマネジメント研究室では、コンクリートの長期耐久性の向上、劣化防止、補修技術の開発、美観の向上などを目的にいろいろな研究を実施しています。これらには実験室で比較的短期間に結果が得られる研究ばかりではなく、実際の使用環境に長期間曝露して初めて成果が得られる研究もあります。また、地球環境保護の観点や、地震などの自然災害に強い社会資本の整備の観点から、リサイクル材料を用いた災害に強い建設材料の開発・評価も大切な研究テーマとなっています。

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テーマ例:社会資本のアセットマネジメントに関する研究

【ソフトな研究テーマの例】

これまで整備されてきた鉄道、道路、橋、上下水道、港、空港など社会資本のおかげで、私たちは昔に比べ便利な生活を送ることができるようになりました。しかしこれまでに蓄積された社会資本の中には、老朽化が進みリニューアルが必要なものが増えてきたため、維持管理に必要な予算も急増しています。しかし現在我が国は人口減少時代に入り、少子高齢化の進行とともに税収が減ってきたため、国や地方自治体の財源に余裕がなくなってきています。
これまでに作ってきた社会資本を大切な資産(アセット)と考え、今後それらをどのように保全・管理(マネジメント)していったらよいのかを考えるのがアセットマネジメントで、今後の日本社会の進むべき道を左右するとても大切な課題です。
このような課題に対し、私たちはこれからどのように向き合っていったらよいのでしょうか?将来の日本を考えるために、社会資本のアセットマネジメントを進めるための研究をしています。

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福手教授

福手 勤   教授

専門分野: 空港・港湾工学、コンクリート工学、維持管理工学、アセットマネジメント 
担当科目: 鉄筋コンクリート工学、構造物維持管理工学、材料構造実験 他

1949年 愛知県刈谷市生まれ。趣味は山歩き、家庭菜園、日曜大工 など

ストックマネジメント研究室 [PDFファイル/5.75MB]

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