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国際建設プロジェクトマネジメント研究室

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国際建設プロジェクトマネジメント研究室

総合テーマ:国際建設プロジェクトのマネジメントに関する研究

我が国における公共投資額は、1992年(平成4年)の84兆円をピークに減少の一途になっています。海外に目を向けますと、目覚ましい経済成長を続ける東南アジアをはじめ原油産出国などにおいて、大規模な社会インフラ整備が計画されています。社会インフラは、50年間や100年間という長期間にわたり国民に便益を提供しなければならず、我が国建設業の高品質を確保できる技術が期待されています。したがいまして、我が国建設業の海外展開は成長戦略の一つに位置付けられており、グローバル化が進展している今日において重要な施策になっています。
海外における建設プロジェクトは、それぞれ国の文化や気象、地象、言語などが異なり、我が国建設業の高度な施工技術(ハード技術)を活かすためには、グローバルスタンダードのマネジメント技術が重要になります。
本研究室の主たる研究テーマは“マネジメント”というソフト技術です。

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テーマ例:マネジメントプロセスの最適化に関する研究

プロジェクトマネジメント指導書やガイドブックは、その適用方法論を述べているに過ぎません。プロジェクトマネジメントの適用方法は利用する側がそれぞれの業種や職種、組織等の特性を理解した上でカスタマイズ(customize:仕様変更などの改造)することにより効果が発揮されます。プロジェクトマネジメントの効果は、結果の階層であるQCT(品質、コスト、時間)に集約されて評価されています。すなわちプロジェクトマネジメントを効果的に実施するためには、建設プロジェクトの特性に合致する経過(process)の階層に存在する複数のマネジメント要素検討順序の設定と、連関性の強いマネジメント要素を特定する必要があります。そこで、依存構造マトリックス解析手法とネットワーク解析手法などを適用して、建設プロジェクトのマネジメントプロセス状況を定量的および定性的に評価する手法を研究しています。

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品質を確保するマネジメント
要素の検討順序

最も効果的なマネジメント
要素の検討順序
マネジメント要素の階層性

テーマ例:ビッグデータ解析手法(テキストマイニング)を用いた研究

 
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言葉の関連性固有ベクトル

21世紀に入りICT(Information and Communication Technology:情報伝達技術)が社会に浸透し、情報があふれています。その氾濫する情報から有益な情報を見つけ出すことで、気づき辛い課題点などを客観的に抽出することができます。その手法の一つにデータマイニングがあります。言葉のつながりをネットワークと捉えて、グラフ理論等で中心的な役割を演じている言葉を見つけることができます。
現在、建設産業に参入する若い技術者が不足し、“経験工学”とも呼ばれる土木技術を若い世代へ伝承することが困難となってきています。右図は、建設関連雑誌に2014年4月から2016年3月までに投稿された一般の方55名の人材確保、人材育成、人材確保等に関する自由な意見をテキストマインング手法で解析した結果(固有ベクトル)です。
ピンクや薄いピンク、白などで示された“長時間”、“残業”、“労働”、“環境”等の言葉が、若い技術者が建設産業を敬遠する主たる要因と考えられます。
労働時間、拘束時間、休日の確保等を改善することで、東日本大震災の復興工事、2020東京オリンピック準備、熊本大震災の復興工事などの重要なプロジェクトを支える技術者が集まってくれると考えています。


鈴木信行教授鈴木 信行 教授

専門分野:プロジェクトマネジメント、建設経営、ネットワーク解析、国際建設契約管理等
担当科目:都市経営学、国際建設マネジメント、他


1952年東京都江東区生まれ。
趣味はクラシック音楽鑑賞。

国際建設プロジェクトマネジメント研究室 [PDFファイル/668KB]

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