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1日も早く「普通に暮らせる幸せ」のために~西日本豪雨の被災地ボランティアに行って~

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 1日も早く「普通に暮らせる幸せ」のために~西日本豪雨の被災地ボランティアに行って~ 報告

 3連休の初日となった7月14日(土)・15日(日)の2日間、西日本豪雨で大きな被害を受けた広島に、ライフデザイン学部生活支援学科生活支援学専攻の4年生4人と現地に入りました。特に土砂災害の被害が大きかった広島市矢野のボランティアセンターへ、住民とともに土砂の撤去やボランティアセンター(以下、ボラセン)の運営の手伝いなどにいきました。

 朝6時半に広島市内を出発しましたが、鉄道がまだ復旧していないのでボラセンの最寄りの駅まで行けず、一番近い駅から40分歩いていきました。矢野のボラセンはサテライトで、公園内にテントを建てての運営ですので、四六時中酷暑との闘いです。朝なのにすでに30度近い気温でしたが、センターに着いてすぐにボランティアの受付やボランティアの人たちへの注意事項を頼まれ、学生たちはスムーズに動いていました。

 ボランティアさんのマッチング、送り出しの後、被害のあった地域とその近くの小学校の状態、体育館の避難所を見学することになりました。テレビやニュースで見る状態よりも酷く、現地に行かないと感じられない臭い、暑さ、そして被災者の悲しみの声が聞こえてくることで、学生たちはいろいろな思いを感じとったようです。特に小学校の鉄棒やサッカーゴール、保育園の滑り台が埋まっているのをみて、どれくらいの土砂が流れてきたのかと、想像を絶する光景を目の当たりにして、ショックを受けていました。

 熱中症で倒れるボランティアさんたちの様々な活動場所に何十本も飲み物を配りに行く、高齢者が一人で家具の搬出や道路に出た土砂のかき出しをしているところを手伝いに行く、地域を歩いて、そこに住んでいる方たちに明日のボランティアの有無を確認するなど、あらゆる仕事を、笑顔を忘れず学生たちは関わり続けました。

 よく動いた学生たちは、地元の人たちから非常に感謝され、ボランティア終了時にはセンターの方たちからも「明日からあなたたちがいなかったら不安だわ」とまで言われるほどでした。そしてボラセンを運営する福祉専門職のボランティアさんや被災者の方への関わりをみて、自分たちが目指す福祉専門職としての学びも多かった2日間となりました。

 まだ発災時から1週間。暑さと緊張が続く中、なんとか被災者の方たちは、後片付けをされてきたようですが、すでに限界と怒りと疲れと情けなさが噴出してきている状況です。まだまだ人手が足りず、学生たちは後ろ髪を引かれる思いで、広島を後にしました。

1日も早く、被災者の方たちの普通の暮らしが戻りますよう、これからも支援をし続けたいと考えております。

ライフデザイン学部生活支援学科 准教授 八木裕子

活動の様子

     

(写真1)ボランティアセンターの前で         (写真2)ボランティアさんへの説明

        

(写真3)暑くてもボランティアさんに寄り添います   (写真4)想像を絶するほど大変だった土砂かき

         

(写真5)小学校の校庭にある鉄棒が埋まるほどの土砂   (写真6)普通に暮らすには、ほど遠い現状