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佐賀市松梅地区における住民主導型地域活性化活動支援

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佐賀市松梅地区における住民主導型地域活性化活動支援 報告

    活動内容

    2017年11月3日~5日、佐賀県佐賀市松梅地区において、住民主導型で行われている地域活性化の様々な取組みに対する支援活動を行った。参加者は教員1名、学部3,4年生17名、大学院留学生の1名の計19名である。日本の中山間地域は少子高齢化、過疎化の深刻化がますます進んでいるが、そのなかでどのように地域活性化をしていくかが喫緊の課題となっている。松梅地区も例外ではない。今回、我々は、同地区内での竹林整備、干し柿用柿の収穫作業、地域の祭りの開催準備、また当日の運営支援などの活動を行った。

    活動の成果概要

    同地域は佐賀市と福岡市を結ぶ幹線道路沿いに立地するものの、過疎化、少子高齢化がますます進行している。地域活性化を推進するために、行政側も様々な取組みを行っているものの、鍵となるのはいかに住民が同地域で生活を安定させうるか、また住民間のつながりを維持するかという点にある。そうしたなかで、同地域で活動するNPO法人Murarkの方々とともに、学生は以下の取組みの支援を行った。
    (1) 竹林整備 ― 来年度にタケノコ狩りの観光農園としての開園を予定しているものの、そうした形に持っていくためには十分な歩道の整備や枯れた竹の撤去などの作業が必要である。そうした作業を実施するにはかなりの人手が必要である。今回、一定の人数がいたので役割分担をしながら作業を進めることが可能であった。
    (2) 干し柿用柿収穫―同地区は干し柿の産地として有名である。同地区には約130世帯がいるが、かつてはほぼすべての世帯で干し柿が作られていたものの、近年は30~40世帯に減少している。柿の収穫、皮むき、干す作業など大変手間がかかるということも一因である。今回、大勢で作業に取り組むことで、時間が短くなるだけでなく、楽しく作業ができることにもつながったようである。
    (3) 「おさんぽびよりー名尾元気まつり」支援―3年前より開催されている地域の人々のための祭りである。2カ年は行政からの支援を受けて実施されてきたが、今回は地域独自の開催とのことである。こうした祭りの実施には、会場設営、提供する昼食(豚汁、おにぎり、さんま)の準備、さんまを入れるための竹作りなどの様々な事前準備、かつ当日の運営の担い手が必要である。地域の方々とゲームをしたり、踊りを披露したりと交流にも力を入れた。年配の方々とだけでなく、地域に少なくなっている子どもたちにとっても「おにいちゃん、おねいちゃん」世代との交流機会が普段ほとんどないこともあってうれしそうな表情が印象的である。
    参加学生は上記の活動を通じて、自然豊かな山間部地域の生活を様々な角度から感じ学ぶことができた。また同地域の方々からは、作業が早く進んだことに対する感謝とともに、地域外の人、特に学生の世代との交流を通じていろいろな意味で刺激になったという言葉をもらうことができた。ぜひまた来てほしいという声をいただき、今後もこれをきっかけに、様々な取組みにつなげていければと考えている。

    活動の様子