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山梨県北杜市増富地区における里山再生支援活動

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山梨県北杜市増富地区における里山再生支援活動 報告

    活動内容

    活動時期:9/11-13
    参加者:教員1名、学生52名
    活動内容:山梨県北杜市増富地区の土砂に埋もれた水路の修復(土砂の掘り起こし・除去)作業

    活動の成果概要

     私たちは増富地区において、農水省の助成金を得て2015-16年度に活動した実績があり、地元紙にも取り上げられきた。それゆえ、現地では本ゼミの活動が徐々に知られるようになっている。また、北杜市役所から、行政の対応が不可能な作業を2017年度以降も継続してほしい旨、懇請されている。こうした地域の要望に応える活動を通じて、地域貢献に対する本学の積極的な姿勢が広く知られるようになれば、他地域からも要望が寄せられ、活動の幅が広がるに違いない。それらの要望に応えていくうちに、地域住民との親睦や活動地域の実情に対する理解が深まり、地域貢献における本学の望ましい役割が自ずと浮かび上がるであろう。幸いにして、増富地区をはじめ北杜市のような八ヶ岳エリアの場合、首都圏から車で3時間前後の距離であり、活動の継続に大きな立地上の支障はないものと考える。

     今回は水路修復、除草の2つの作業を予定していたが、地元住民の要望を改めて調査したうえで、水路修復だけに労力を投入することになった。水路の管理は地区に委ねられているが、土砂に10年以上も埋もれた水路の修復作業は、スコップ、つるはし、一輪車等を使用した手作業の土木工事に等しい。そのため、過疎化・高齢化が著しい増富地区では十分な労力が確保できず、大半が放置されたままとなっているのが実情である。多くの学生の参画による労力の提供が不可欠である。

     地域貢献活動を必要とする集落の多くは、首都圏から遠距離であることが、現地活動への参加のネックとなっている。増富地区は中山間地域としては比較的首都圏から近いとはいえ、交通費は学生にとって重い負担となる。今回は経費の補助により交通費の負担が軽減され、多数の学生の参加が容易になった。そのため、参加者数は予想を上回り50名以上となり、また、労力が多く確保できたことにより、短期間で予定の作業量を超えることができた(予定は水路修復3か所であったが、最終的に4か所を修復)。増富地区では、かなり多くの水路が土砂に埋もれていることにより,大雨のたびに田畑に土砂が流れこんだり、道路が冠水したりするなど農作業や交通に支障を来している。そのような地元住民にとって切実な問題だけに、その解決に寄与する有意義なボランティア活動であるといえる。事実、地元の里山再生協議会ならびに北杜市役所から感謝の言葉をいただいき、参加学生も地域への貢献が実感でき、「達成感が大きい」と喜んでいる。修復が必要な水路はまだ多く残されており、地元の期待も大きい。できるだけ活動を継続していきたい。

    活動の様子