東洋大学附属図書館 貴重書 デジタルコレクション

コレクションより

化物婚礼

「化物婚礼」

江戸時代、怪異・奇談の流行があった。一方、日が出ているのに雨が降る「天気雨」を「狐の嫁入」と言い、中世説話集や御伽草子に「鼠の嫁入」があったり、さまざまな動物の嫁入りの説話が古来語られてきた。しかし、“妖怪の婚礼を描いたものはまだない、そこで描いてみるのである”という序を持つ本書は、奇妙ながらも表情豊かでユーモラスな妖怪の婚礼を描いている。江戸時代の婚礼習俗の資料としてもおもしろい「化物婚礼」をお楽しみいただきたい。

桃太郎

「桃太郎」

邪気を払うと言われる桃から生まれた桃太郎の物語。江戸時代の絵本(赤本)に取り上げられ、さまざまなバリエーションで語られた桃太郎ものは、明治以降の教科書にも取り上げられ、鬼退治の物語として確立されていった。本年度はまず、「Japanese fairy tale series No.1」として英語に翻訳された「ちりめん本」の「Momotaro」をごらんいただきたい。ほかの版は次年度以降、公開を予定している。