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生活支援学科攻生活支援学専攻 ニュースレター

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生活支援学専攻の最新情報をニュースレターとしてお届けします。
定期的に更新していますので、生活支援学科生活支援学専攻を志望する受験生の方は必見です。
■生活支援学専攻の強みはこちら

2017年度

「グローバルな視点の支援とは」
2017年9月 准教授 的場智子

生活支援学専攻では、福祉関係の資格を目指さない学生を対象としたゼミを2年次に開講しています。所属する学生は「支援するとはどういうことか」「自分たちにできる支援とはどんなことか」について、幅広く探求しています。

今年は、グローバルな視点の獲得と国際的な支援について学ぶため、東京市ヶ谷にあるJICA地球ひろばを訪問、企画展示「私たちが作るSDGs」を見学しました。2015年9月、国連では世界のリーダーが集まり、2030年までに世界中で貧困をなくし、地球環境を守り、質の高い教育やジェンダーの平等など、より良い未来をつくるためにさまざまな取り組みを行うことを決めました。それがSDGs:Sustainable  Development Goals(持続可能な開発目標)です。SDGsは開発途上国だけでなく、先進国も対象となっています。今日の日本もすべてが達成できているわけではないことを知り、世界と日本の抱える同様のさまざまな課題を理解するいい機会になりました。

展示見学の後は、JICAのボランティアとしてウガンダに派遣されていた方の体験談を聞きました。初めての海外の地で、新しい言語を習得しつつ、現地の人と協力して1つのことを作り上げていく姿を知り、多くの学生が「自分にも何かできるかも!」と思ったようでした。

私たちの「支援の手」を必要としているところは日本だけではありません。海外にも多くの支援を必要としているところがあります。生活支援での学びは、グローバルな支援にも対応する人材を養成しています。 

ウガンダに青年海外協力隊員として派遣された方の話を聞く学生たち
ウガンダに青年海外協力隊員として派遣された方の話を聞く学生たち

 

「向き合うと、変わり始める写真展」を開催しました。
2017年8月 教授 稲沢公一

8月18・19日に行われたオープンキャンパスに合わせて、「向き合うと、変わり始める写真展」を図書館棟1階で、NPO法人シルバーリボンジャパン(http://silverribbon.jp/)および大塚製薬株式会社のご協力のもと開催しました。

看板

この写真展は、何枚もの写真を飾り付けたものではなく、2台のパネルが設置されただけのシンプルなものです。

写真

このパネルには、等身大の人物が写っています。いずれも、統合失調症やうつ病などの精神疾患を発症したご本人たちです。

写真

パネルの中心部には、人間の視線の動きを追跡する「アイトラッキング」という最新の技術が使用されており、また、患者さんの疾患にまつわる体験談がメッセージとしてあらわれます。そうしたメッセージを読んで(目で追って)いくうちに、患者さんの顔が少しずつ変化し、笑顔になっていきます。

写真と向き合う

つまり、これは、患者さんと向き合い、そのメッセージを受け取っていくことによって、患者さんの回復が進み、笑顔になっていくということを疑似体験していただくための写真展なのです。

精神疾患については、まだまだ誤解や偏見も多いのですが、この写真展によって、患者さんと向き合って理解を深めていくことが、患者さんにとって、回復に向かう原動力になるということを知っていただく機会になるのではないかと思います。

2日間で百数十名の方々にご来場いただきました。その中には、精神疾患の患者さんと向き合う国家資格である「精神保健福祉士」のことをこの写真展で初めて知り、その養成を行っている生活支援学専攻を第一志望にしたという受験生の方もいらっしゃいました。

これからも、シルバーリボンジャパンと協力して、精神疾患に対する啓発活動を地道に展開していきたいと考えています。

 

地域に開かれた大学を目指して
2017年8月 准教授 八木 裕子

7月のある日「今からデイサービスの利用者の方をつれて、大学に遊びにいってもいいですか?」と本学科の介護福祉士コースを卒業し、現在はデイサービスの管理者である卒業生から連絡があり、総勢30名の地域の高齢者の皆さんが大学に遊びに来られました。

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ここのデイサービスは、介護福祉士コースの1年生の実習先でもあり、昨年実習に行った現在2年生の学生も授業の間に駆けつけてくれました。

会話の様子会話中

もちろん、介護福祉士コースの教員も関わり、中庭でくつろいでいただいたり、みなさんで“青い山脈”を合唱しました。

「ここの場所はね、昔は…」「東洋大学って私の叔父が卒業したところでね…」など少しデイサービスから遠出をされたことで、たくさんお話もされ、若い学生との触れ合いも楽しかったようです。また、卒業生も「ちょっと行ってもいいですか」という感覚で気軽に尋ねてくれるのも、教員と学生の程よい距離の近さがあり、卒業後も様々な相談ができるという開かれた学校の良さなのではないかと思います。

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「みなさんのお顔をHPでアップしてもいいですか」とお聞きしたら、「いいよ。わしは元々地域でいろいろ活動してたから、名前を検索されたら顔がたくさん出とるよ」などと快諾いただき、みなさん素敵な笑顔で帰られました。

また、いつでも寄ってくださいね!

 

海外短期語学研修 in カナダ
2017年8月 教授 山本美香

ライフデザイン学部オリジナルの海外短期語学研修の一つに、カナダの トンプソンリバース大学での研修があります。

バンクーバーから飛行機で約1時間、内陸部にあるカムループスという小さな街。

カナダ

ここには世界中から学生が集まってきます。
その秘密は、トンプソンリバース大学!
大学では研究や学習のみならず、優れた英語の語学研修が受けられるのです。

ライフデザイン学部では昨年度、初めて15名が参加しました。
3週間の滞在中、語学を学ぶとともに、カナダの文化やスポーツを体験します。

語学を学ぶ様子

土日には、ホストファミリーと一緒にご飯を食べにいったり、友達同士でダウンタウンで買い物したり、アイスホッケーの観戦に行ったり。カナダならではの楽しさがあります。
3週間目には、「スポーツマネジメントコース」か「ボランティアコース」のどちらかのアクティビティを選択し、体験することができます。
2016年度、ボランティアコースでは、「フードバンク」というボランティア団体で、生活困窮者のために市民から提供された食料を仕分けしたり、訪れた人に手渡したりする体験を行いました。

フードバンク

また、高齢者住宅も視察し、高齢者に折り紙を伝授(!?)し、一緒にクイズを解くなど楽しい時間を過ごしました。
海外留学は語学を学ぶだけではなく、その国の文化や伝統、考え方などを広く習得できる機会です。
ぜひ多くの学生に参加してほしいものです。

そうそう、世界有数の美しい街、バンクーバーでの街の探索などもありますよ。
身につけた英語力を試す機会でもあります。
グローバルな人間になるために、カナダはとてもふさわしい国です。

 

国家試験受験生へのサポートについて
2017年8月 助教 戸井宏紀

将来様々な分野でソーシャルワーカーとして働くことを目指して、ライフデザイン学部からは、毎年多くの学生が、社会福祉士および精神保健福祉士の国家試験を受験します。

生活支援学科では、3・4年生を対象に、春学期・秋学期を通して「生活支援学特別講義A・B」という科目を開講し、各受験科目の出題傾向を踏まえた重点項目を中心に講義を行うことにより、国家試験合格に必要となる知識の習得を後押ししています。

また、夏休み前の7月と受験直前の12月には、本学教員による「集中講座」を開催し、不得意科目の補強とともに、得意分野をさらに伸ばすための強力なバックアップを行っています。(キャンパス内で開講される外部講座参加者には、費用面でのサポートもあります。)

さらに、国家試験本番を想定した模擬試験を年に数回実施しています。今年も多くの4年生が、6月に引き続き、7月末に第2回目の模擬試験を受験しました。

こうした国家試験対策とともに、日々の学習環境として、国家試験勉強のための「学習室」が整えられています。受験生は、学習室に用意された最新版の受験対策用参考書や問題集を活用して、一人ひとりのペースで、時にはゼミやグループで学習に励んでいます。

「夏休みを制するものは国家試験を制する」と言われます。来年2月の国家試験までいよいよあと6ヶ月。教員一同、学生の皆さんの熱き闘いをサポートして行きます!

 

3・4年生対象の特別講義A(本日は「社会調査の基礎」。専門職には欠かせない科目です。)

 

第2回模擬試験(夏休み前に真剣な眼差しで問題に取り組む4年生。体力勝負です。)

 

本学教員による7月の「集中講座」(受験生の取り組みをバックアップします!)

 

国家試験対策用学習室(Welcome受験生!)

 

学習室では最新の受験対策用参考書・問題集がいつでも使えます。PCも完備!

 

隣にもう一つの学習室(参考書を持ち込んで、静かに取り組める環境が整っています。)

埼玉県内市町村職員採用合同説明会に参加しました
2017年7月 准教授 
渡辺道代

平成29年7月12日にさいたまスーパーアリーナで(来場者数:4,232人)埼玉県内市町村職員採用合同説明会が行われました。暑い中、生活支援学専攻の公務員志望の学生たちがたくさん参加しました。市役所等の地方公務員は、いくつかの日程にわかれており、5月頃~9月頃に採用試験があります。福祉職の採用がある自治体も多くなり、参加した学生たち(3年生)も来年の就活に向け熱心に話を聴いていました。

さいたまスーパーアリーナでは、広い会場にリクルートスーツ姿の学生たちがたくさんおり、こんなにも公務員受験希望者がいるのかと思えるほどでした。各市町村のブースには、目を引くための様々な趣向が凝らされ展示の色も鮮やかでした。

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来年の就活に向けて、学生たちの努力が既に始まっています。

「社会福祉援助技術演習Ⅲ」での「個別支援計画策定」
2017年7月 教授 山本美香

先日、社会福祉援助技術演習の時間に、日々現場で障害者の個別支援計画を策定している職員の方3名から、直接指導を受けて作成しました。
個別支援計画を策定するためには、障害者個々人の何をアセスメントすべきか、重視する点はどんなことか、など現場の職員さんならではのお話しがたくさん聞けました。
また、生活支援学専攻のみならず、子ども支援学、健康スポーツ学科の学生が、合同でディスカッションしたことで、いつもより多様な意見が出て、お互いが良い刺激になったとのことでした。

これから、学生たちは夏休みから秋にかけて、社会福祉援助技術現場実習で、福祉事務所、社会福祉協議会、障害者施設、高齢者施設、児童福祉施設等に約1ヶ月出ることになります。 授業で学んだことが福祉の現場で役に立つことを願っています。

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「朝霞どろんこ保育園 見学」
2017年7月 准教授 早坂聡久

生活支援学専攻3年、早坂ゼミは時事的な社会福祉の課題について学んでいますが、並行して社会福祉法人の経営やこれからの社会福祉の経営のあり方を考えようというテーマもあります。

その一環として、先進的な取組をしている社会福祉法人と歴史ある法人を見学します。

先駆的な社会福祉法人として今年度見学したのが、朝霞キャンパスから徒歩15分にある「どろんこ保育園」を運営する社会福祉法人どろんこ会です。

社会福祉法人どろんこ会は、2008年に法人を設立してから、またたく間に保育所の設置を進め、50を超える認可保育所を有する保育業界屈指の規模を誇る社会福祉法人に急成長した法人として注目されています。

そのフラッグシップで最初に開園した認可保育所、朝霞どろんこ保育園を見学しました。

「どろんこ」という名のとおり、子どもたちは元気にどろんこ遊びをしていました。山羊がいて、つき山と木々がある園庭、自由遊びを主体とする保育所運営について、園長先生よりお話を伺いました。

見学した学生達は、保育士を取得する専攻ではなく社会福祉士の取得を目指す学生ですが、児童福祉施設である保育所を知らずして福祉は語れません。公務員志望の多い早坂ゼミの学生には、良い機会となりました。

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学生ホールでオレンジカフェを行いました
2017年7月 准教授 渡辺道代

6月25日(日)13:30~15:30で地域の方に参加いただくオレンジカフェを大学内学生ホールで行いました。オレンジカフェは、認知症予防のために地域のご高齢者様に気軽にご参加いただく催しです。生活支援学専攻で一昨年より大学内で開講し、地域包括支援センターの皆様の協力ものと学生主体で行っております。

当日はたくさんの学生たちが参加してくれて、大いに盛り上がりました。レクリエーションや会の進行は学生が中心となって進めています。地域のご高齢者様は、リピーターで何度も来ていただいている人も少なくありません。

どなたでもご参加できます。次回は8月20日(日)(13:30~15:30)の予定です。ぜひ気軽に朝霞キャンパスまでお越しください。

 
入口に看板を設置しました受付では学生が笑顔で出迎えます
入口に看板を設置しました。受付では学生が笑顔で出迎えます。
カフェではいろいろな飲み物をお出ししています。学生たちとご高齢者様が和気あいあいに楽しみました。
カフェではいろいろなお飲み物をお出ししています。

学生たちとご高齢者様が和気あいあいに楽しみました。

 

 
学生がレクリエーションを進行しますレクリエーション体操を一生懸命に行いました。
学生がレクリエーションを進行します。レクリエーション体操を一生懸命に行いました。
皆さんで炭坑節を踊りました。 
皆さんで炭坑節を踊りました。 

栄町街歩き
2017年6月 准教授 早坂聡久

ライフデザイン学部生活支援学専攻の1年生ゼミ(生活支援学演習Ⅰ)では、「地域」に焦点化した学びを行います。それが「東京都北区栄町 街歩き」です。

都内でも高齢化率が高い東京都北区、下町情緒が残る都電が通る栄町の街歩きを毎年5月から6月に行い、秋から冬にかけての町内会主催行事に参加する活動を通して、ローカルニーズとしての地域生活と福祉有り様を学びます。

今年も、5月~6月にかけて栄町街歩きを実施しました。栄町親和会の皆様、ありがとうございました。

さて、街歩きが終わると、いよいよ1年生春学期の共通課題に取り掛かります。今年の課題は「良いとこ探しのプレゼンテーション」です。

北区栄町の最寄駅であるJR王子駅から上中里駅までのエリア、その生活圏域に焦点をあてて「栄町」の良いところをアピールする動画制作を行います。各クラス6班(6作品)で7月上旬に予選会を行い、各クラスから選抜された動画及びプレゼンテーションによる決勝戦を7月最終週に行う予定です。実際に栄町親和会の皆様にもお越しいただき採点してもらいます。

さてさて、今年はどんなプレゼンテーションが大賞をとるか、今から楽しみです。

街歩きの様子街歩き
街歩きの様子街歩きの様子
街歩きの様子

自分の足をちゃんとみたこと、ありますか?-介護視点のフットケアとは―
2017年5月  准教授 八木 裕子

介護福祉士コース4年生の5月の生活支援技術では、介護の現場等でフットケアを専門に行っておられる介護福祉士の大場広美さんを山形からお呼びし、「介護視点のフットケア」というテーマで、講義と演習が行われました。

授業の様子

フットケアをいうと、どうしてもエステやネイルでのイメージが強いですが、介護福祉士がきちんと足を見る、そしてケアする大切さを教えていただきました。リハビリや運動、散歩を行う前に、利用者や患者さんの足を見ずに歩かせることで、余計に足の痛みやトラブルを引き起こす可能性が高いため、病変の早期発見や転倒予防、ひきこもりや閉じこもりの防止のためにも、ちゃんと足を見るというポイントを知ることができました。

足を見る

学生もお互いの足をみることも、あまり体験したことがなく、足にトラブル(ウオノメやタコや巻き爪など)を抱えている学生もおり、戸惑いながらも、先生に状態を尋ねながら、アセスメントをしていました。
実技では、介護福祉士のできる爪のお手入れや皮膚のお手入れの方法も学びました。

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足のケア用具足のケアの様子

最後は、靴の本当の履き方や、浮腫ケアの方法を学び、来週からの訪問介護実習で役立ちそうです。

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東洋グローバルダイヤモンド「TGLキャンプ」
2017年4月7日 講師 阿久津純恵

東洋大学のグローバル化推進プログラム「東洋グローバルダイヤモンド」は、Toyo Global Leader (TGL) プログラムを中心として、学生の国内外における活発な活動をサポートしています。この活動の一環として、4月7日に新入生を対象としたワークショップ「TGLキャンプ」が開催されました。

TGLプログラムは、東洋大学在学中に、国内・国外へひろく目を向けて自発的に活動し、グローバル市民としての自覚をもつことができるよう、さまざまなプログラムを展開しています。ライフデザイン学部では、新入生用のTGLキャンプを開催し、「大学での学び」と「国際化への取り組み」について、その関連性への意識を高めるためのワークショップを行いました。

生活支援学専攻では、メインテーマを「パラリンピック」とし、小グループに分かれて、それぞれの競技内容と必要な支援について調査し、ポスター発表を行いました。22種目ある競技を、各グループが一つずつ調べ、2020年の東京パラリンピック開催に向けた具体的な課題についても検討しました。国内のみならず、国外の選手についても目を向ける機会となり、さらに過去のオリンピックやパラリンピックについて調査することで、身体的障がいをもつアスリートたちが必要としている支援について、より具体的に知る好機となりました。

TGLキャンプTGLキャンプ

「ひとびとの生活を支援するための最善の選択」という基準のもと、ゆるぎない判断力をもって福祉の提供を目指すことは、国際社会が取り組む大きな課題です。多文化共生のための生活支援学は、グローバルな視点で社会福祉を学び、多様な価値観をもって共生可能な社会を実現する方法を真摯に考える学問です。

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。スーパーグローバル大学での大学生活が有意義なものとなるよう、生活支援学のまなびを深めつつ、TGLプログラムに積極的に参加してください。

 

2016年度

「介護福祉士コース交流会&卒業生ホームカミング」
2017年3月  生活支援学専攻 介護福祉士コース

2 月3日(金)に毎年恒例の介護福祉士コースのホームカミングデイが行われました。先輩たちに来校していただき、現場の様子や現在の介護事情などをいろいろ聞くことのできるとても良い機会です。

今年は、(株)フランスベッドメディカルサービスに勤めている第1期生(2009年3月卒業)と社会福祉法人共助会 サンシルバー町田 東京都委託 高齢者見守り相談窓口設置事業 相談員の第2期生(2010年3月卒業)、社会福祉法人至誠学舎立川 至誠特別養護老人ホームの介護職の第4期生(2012年3月卒業)、(株)学研ココファン ココファン新座石神 事業所長の第4期生(2012年3月卒業)、そして医療法人健和会 みさと健和病院 医療ソーシャルワーカーの第5期生(2013年3月卒業)にお越しいただきました。

国家資格の介護福祉士を取得し、また社会福祉士も合格し、ダブルライセンスを手にすることは、このように幅広く福祉業界に関わることができるということを、活き活き話される先輩の姿をみて、後輩の皆さんは理解できたようです。

在校生と卒業生の交流会では、在校生が積極的に卒業生に話を聞く姿がみられ、これからの四年制大学卒業の介護福祉士の展望は明るい印象が持てました。

ホームカミングデイ1ホームカミングデイ2
ホームカミングデイ3ホームカミングデイ4
ホームカミングデイ5ホームカミングデイ6

 

「栄町親和会会員感謝デー」と「東洋グローバルダイヤモンド」
2016 年12月4日 講師 阿久津純恵

12月4日、フィールドスタディー「まちあるき」でお世話になっている北区栄町の「会員感謝デー」に生活支援学専攻の学生42名がボランティアとして参加してまいりました。生活支援学演習では、高齢化率全国トップの栄町が抱える課題やその取り組みについて、ケーススタディー学習をしています。実は、この栄町でのフィールドスタディーは、東洋大学のグローバル化推進プログラム「東洋グルーバルダイヤモンド」につながる学習ともなっています。

栄町自治会の取り組みは、キリスト教社会の「教区」(教会を中心とするコミュニティー)の取り組みに類似しています。カトリック教会は、町会のようなコミュニティーを形成し、コミュニティーでの子どもの誕生祝いから、お葬式まで、生活の中でおこる様々なイベントを支え合います。教会は、コミュニティーセンターの役割を果たし、神父様を中心とした教区のボランティアグループによって支えられていま。病気や高齢のために教会に行くことができない人の家を訪問することも大切な役目であり、このような活動は、栄町がおこなっている自治活動と趣旨を同じくするものだと思います。

活動の様子

クリスマスの時期には、ミサだけでなく、バザーなどのチャリティー行事で寄付を募ったり、持ち寄った食べ物でパーティーを開いたりします。栄町の「会員感謝デー」は、クリスマスチャリティーに通じる、コミュニティーのあたたかい取り組みだと思います。

地域の方と学生の様子地域の方と学生の様子餅つき

まちがイルミネーションでキラキラするクリスマスは一見華やかですが、家族団欒のクリスマスというイベントは、様々な事情でこのようなお祝い行事に参加できない人にとってはとても切ない季節になる可能性があります。そのため、教区のボランティによる教会の活動は、この時期より重要な意味を持ちます。

このように、北区栄町の取り組みを知るフィールドワークは、グローバルな視点で社会福祉を学び、海外に目を向ける機会となるヒントが実はとてもたくさんあることに気がつく、貴重な学習体験となっています。

*2017年2月には、セブ島研修に参加予定の学生がおります。サンカルロス大学での英語学習と貧困地区でのボランティア活動を行う海外研修プログラムです。栄町のバザーで購入した鉛筆を持参して、貧困地区の子どもたちと交流をはかる予定です。
バザーで購入した鉛筆

 

朝霞市高齢徘徊者声かけ訓練
2016年11月 生活支援学専攻 准教授 渡辺道代

1030日に朝霞市高齢徘徊者声かけ訓練in東洋大学が行われました。
当日は近隣の市民の方、学生たち(2年生・1年生他)が50名以上の参加し、100名を超える大人数で大掛かりな訓練となりました。この訓練はオレンジリングをもらえる認知症サポーター養成講座のフォローアップ研修でもあり、地域で暮らす認知症のある方の対応を実際的に学ぶ研修となっています。各地で高齢徘徊者声かけ訓練はいろいろと行われていますが、大学を開放して行っている事例は少なく貴重な研修です。生活支援学専攻では、この研修を学生のフィールドワークの一つに位置づけており、市民の方と一緒に学生は学んでいきます。研修では、認知症の方の役を市民や専門職の方が行い、その方に参加者や学生たちが発見・声かけし、支援に結び付けるようにします。声かけポイントは7ヶ所もあり、いろいろなタイプの高齢者に対応しました。認知症高齢者役の皆さんは本当に当事者の方にようになりきっていました。学生たちは「どう対応すればいいか難しかったが勉強になった」「いい経験になった」と率直な感想を話してくれました。

声かけ訓練参加学生入口の掲示

参加者の皆様研修の様子

生活支援学演習Ⅲ(ゼミ)活動
2016年10月  生活支援学専攻 准教授 山本 美香

山本ゼミでは、学生が積極的に現場に出かけ、見て、聞いて、調べて、考えて、まとめるフィールドワークを重視しています。3年生ゼミ活動では、東京都北区UR豊島5丁目団地での「団地に居住する高齢者に対してのヒアリング調査」について、自治会役員の皆さんと打ち合わせを行いました。

ゼミの様子

また、同じ3年生ゼミにおいて、埼玉県飯能市吾野地区が実施しているまちづくり活動の視察にいきました。この日は、「蛍鑑賞会」が行われていました。

ゼミの様子ゼミの様子

生活支援学演習Ⅲ(ゼミ)活動 福祉のニュース
2016年9月  生活支援学専攻 准教授 早坂聡久

生活支援学演習Ⅲ(早坂ゼミ)のテーマは「福祉のニュース」。

現代社会の諸問題を「調べて・まとめて・発表する」だけではなく、「クローズアップ◯◯」のような、ニュース作品としての質や知的エンターテインメントとしての完成度が問われます。採点するのは目の肥えた同じゼミの4年生。

発表時間は20分。座談会形式で司会者役と専門家役になりきって番組形式で進める班あり、聴衆へのクイズ形式で進行する班ありと多彩。

今期の発表では、全ての班が取材をもとに発表しました。公園への保育所建設をめぐる住民反対運動を取材した班。在日クルド人のコミュニティへ取材に行った班。そしてネットカフェに寝泊まりする若者の様子を取材した班。インタビュー動画も見応えがありました。

取材、編集、発表と慌ただしくすぎた春学期。秋のニュースの課題を考える予定のゼミ合宿は、楽しい思い出となりました。

発表1

発表2

鴨川セミナーハウスは、まさにリゾート気分。海を満喫できるだけでなく、しっかりと学びも深められます。総合大学としての学生厚生が充実しているのも、東洋大学の特徴ですね。在学中はしっかり活用したいものです。

セミナーハウス1セミナーハウス2
セミナーハウス3

たかが化粧、されど化粧
2016年7月  生活支援学専攻 准教授 八木 裕子

人の暮らしを支えるために、介護福祉士コースでは「生活支援技術」という授業があります。基本的には、ベッドメイキングや移動・移乗方法や食事、入浴、排泄などの介助の技術を学びますが、人の生活は幅広く、『身だしなみ』という授業の中で、毎年資生堂の皆さんに来ていただき、講義と演習をやっていただきます。

私もそうですが、人って身だしなみが整ってないと何もしたくないということがありますよね。人の生活を整えるということは、このような整容も大切なのです。
資生堂は、お化粧を科学的に分析し、化粧をする時に使う筋肉や握力などを調べ、それがADL(日常生活動作)の向上に繋がるという多くの根拠(エビデンス)を発表されています。
そして、老人ホームやデイサービスなどに出張して、高齢者のみなさんに、自分自身でメイクしていただくお化粧教室を実施されてます。
化粧をすることのメリットなどの根拠を学生に知ってもらいたいということや、来春卒業する学生にこのような社会資源の存在を伝えたいという思いで資生堂よりビューティーセラピストの皆様に来ていただいているわけです。

講義のあとは介護現場で実際にやっているお化粧教室を、学生を利用者役で実施していただきました。

生活2
生活3生活4
生活5生活6

毎年、男子学生も、もちろん女子学生も楽しんで実習をしています。
お化粧を通して、生きがいや、QOL(生活の質)の向上に繋がる大切さを学んでくれたようです。
このように「その人らしい生活」を支えるということを、介護福祉士を目指す学生は、さまざまな角度から学んでいきます。

2015年度

受験お疲れ様!社会福祉士および精神保健福祉士国家試験
2016年2月5日 生活支援学専攻 助教 廣瀬圭子

1月23日(土)、24日(日)の2日間、社会福祉士および精神保健福祉士の国家試験に多くの学生がチャレンジしました。当日は雪の予想に反して、なんとか関東会場は交通トラブルは回避できましたが、受験した皆さんは、さぞ緊張したことでしょう。本当にお疲れ様でした。

東洋大学では、受験対策として外部講座や模擬試験の他に、授業として単位認定もされる「生活支援学特別講義」などで試験勉強をサポートしています。その他、勉強場所として、図書館の他、生活支援学専攻の先生方の研究室と同じフロアに、「国家試験勉強部屋」を3部屋用意し、部屋に設置されている受験対策本などの活用の他、コピーサービス、先生方に直接質問できる環境を整えています。

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1月の追い込みでは授業を全受験者に開放し、早坂聡久准教授による特別講義(満員御礼)や合格アイテムの配布などを行いました。3月春、受験生の皆さんの頑張った成果が、「サクラサク」ことを祈っています。

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お餅をついて、まちづくりを考えてみた!
2015年12月21日 生活支援学専攻 准教授 山本美香

2015年12月13日(日)、東京都北区UR豊島5丁目団地自治会主催の餅つき大会に1年生14名が参加しました。今回から、新しく作ったビブスを着て勢ぞろいです。

当日はあいにくのお天気でしたが、すでにもち米を蒸す匂い、杵と臼で餅をつく音が団地内に響いていました。

「餅つきをやったことがある人?」という自治会の方の問いかけに、ほとんど手があがりません。「杵と臼を初めてみた」学生のほうが多いという状況です。

プロ並みの皆さんのお手並みを拝見した後で、学生もさっそくトライ!生まれて初めての経験ですので、臼のはじっこをたたいたり、杵を持ってふらついたり。「ほらほらしっかり!」という声援が飛びます。

01「お餅をついてますよ」との宣伝も大事と、団地の14階からフロアごとに「1号棟自治会です。エレベータ前でお餅つきをしています。会員の方はお餅を取りに来てください」と拡声器で広報して歩きます。重い拡声器を持って声かけをして歩くことも、学生にとっては初めての体験です。「毎年、これをやっている自治会の方は大変だなあ」と、日頃の労力に感心しきり。結構なハードワークに、「ご苦労さま」といって通り過ぎる住民の方の励ましが身にしみます。

この団地ができたのはいつごろなのか、なぜこんなに多くの人が住んでいるのか、自治会の人には年配の方が多いように思うがどうしてか、餅つきをする棟としない棟があるのはなぜか、お餅を取りに来ない住民の人がいるが、その原因は?など、学生からはいろいろな疑問が出されます。餅つきという活動に参加するだけでも、団地の歴史や現状、自治会の働き、まちづくりの楽しさと難しさなどを垣間見ることができました。

また自治会や住民の方々からは、若い学生が参加したことに「活気があってよかった」と言っていただけました。

これをきっかけに、学生もまちづくり活動に積極的に関与し、大規模団地が抱える問題、自治会活動の意義と課題などをさらに学び、今後のあり方についても深く考えていけたらと思います。

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ライフデザイン学部開設10周年記念「ホームカミングデーin朝霞」が開催されました
2015年11月25日 生活支援学専攻 教授 是枝 喜代治

11月1日(土)の朝霞祭(大学祭)に合わせ、生活支援学専攻では、介護福祉コースのイベントとして「ホームカミングデー」を開催しました。第一部では本学元准教授で、現在NPO法人「楽」で理事長をされている柴田範子先生から「小規模多機能施設の課題と展望」というタイトルでお話をしていただきました。第二部では卒業生による実践研究発表会として、第二期生の行田龍司さん(日本ケアプラザアカデミーサロン管理者)と第七期生の山川ひかりさん(社会福祉法人三篠会ソレイユ川崎)に、それぞれ勤務先での取り組みについてお話をしていただきました。介護コースの卒業生を含めた多くの方々が参加し、有意義な意見交換などが行われました。

また、同日夕方には「ホームカミングデーin朝霞」が朝霞キャンパス学生食堂において開催されました。生活支援学科では子ども支援学専攻の卒業生を含めて、計57名の卒業生が参加しました。ライフデザイン学部全体では、教職員を含め、計233名の参加者が集い、懐かしい話題で盛り上がるなど、旧交を温め合うことができました。

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△写真左:第2期生の行田さんの報告(竹村学長のあいさつ)  写真右:介護福祉コースのイベント

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△写真左:学生食堂での「ホームカミングデーin朝霞」  写真右:パネル展示

2015年度の韓国研修を実施しました

韓国研修は生活支援学専攻が中心となって、ライフデザイン学部の学生たちが韓国の福祉施設で実習を行い韓国の福祉や歴史や文化を学び、韓国の生活に触れる貴重な研修です。

2015年9月9日(水)~2015年9月15日(火)の6泊7日間の研修に行ってきました。

ベースとなる施設はソウルから約1時間位、車で移動したところにある安城(アンソン)市や平澤(ピョンテク)に高齢者施設や病院を運営している社会福祉法人蓮花村(ヨンコンマウル)という法人の施設です。

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▲(写真左)施設玄関 歓迎の横断幕  ▲(写真右)チマチョゴリを着た研修の終了式

施設に宿泊させていただき、施設のお年寄りとの交流(実習)をさせていただきました。職員や施設関係者の皆さまのお宅にホームステイをさせていただいたり、施設内でガーデンパーティ(バーベキュー)をしていただいたりし、韓国の皆さまの温かい優しさに触れる機会となりました。またソウル周辺の福祉施設や大学の訪問、韓国民族村、西大門刑務所歴史館、統一展望台なども観光し、韓国の歴史や文化を学ぶこともできました。

辛くない韓国料理や屋台のご飯などおいしい韓国も体験できました。参加した学生たちは皆、思い出深い時間を過ごすことができました。ぜひ一度韓国研修にご参加ください。

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▲(写真左)施設の昼食 サムゲタン  ▲(写真右)歓迎の昼食会 種類が豊富でした

―このレポートの写真は参加学生の報告書(2015)から転載しています―

ライフデザイン学部開設10周年の「生活支援学専攻企画イベント」が開催されました。
2015年10月10日 生活支援学専攻 教授・稲沢 公一

10月10日(土)の午後1時より、「若さ―その光と影―」をテーマにした専攻企画イベントが朝霞キャンパスで開催されました。

まず、ドキュメンタリー映画「ドコニモイケナイ」が上映されましたが、前半には、2001年ごろ渋谷でストリートミュージシャンをしていた当時19歳の吉村妃里さんが、挫折を経験する中で統合失調症を発症して帰省するところまでが描かれ、後半では、それから9年後に故郷で母親と暮らしながら福祉の作業所に通う日常の様子が映し出されていました。

休憩をはさんで、映画を制作した島田隆一監督をお招きし、若者支援のグループホームを運営されている西隈亜紀さん、メンタルヘルスの啓発活動を行っているシルバーリボン・ジャパン代表の関茂樹さんとのトークショーが開かれ、撮影における監督の葛藤や裏話などを聞かせていただきました。

その後、学内のサークルTomboysによるダンス、同じく跳舞人(tobunchu)によるダブルダッチ、そして、社会福祉施設などでダンスイベントを行っているSocial Workeeerzを招いてのダンスパフォーマンスなどで盛り上がり、若さのエネルギーを実感して午後5時に閉会となりました。

参加者は150名程度でしたが、アンケートには、「映画や監督の葛藤に考えさせられた」「ダンスがかわいかった」「ダブルダッチがかっこよかった」「一緒に踊れて楽しかった」などといった感想が寄せられました。

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1年生ゼミでの東京都北区の「街歩き」
~地域を歩いて、地域の問題に触れて、地域を良くしていくために~ 
2015年8月 生活支援学専攻 准教授・八木裕子

ライフデザイン学部生活支援学専攻では、今年度も1年生の生活支援学演習(1年生ゼミ)で東京都北区栄町の街歩きフィールドワークを実施しました。

学生はグループに分かれ、地元の自治会の皆さんに町内の見所などを丁寧に案内してもらいます。栄町はJR王子駅に近い住宅地です。昔から住んでいる方も多く、住民同士のつながりもあり、様々な住民同士の組織も活発です。生活支援や福祉を学ぶ上で、人々が普通に暮らす地域社会を理解することが学習の基本となります。

地域を学ぶこと=フィールドワーク(地域調査)は、まずは地域に足を運び、地域の雰囲気を味わい、地域の皆さんと話しながら、地域やそこに住む人の理解を深めることが重要です。街並みやたたずまい、都電の音や路地の様子、小さな商店の様子、街中に寝そべる猫や公園で遊ぶ子どもたちの様子など、地域の日常や人々の生活から、自分の住む地域や街並み、自分の日常生活と比較しなから街歩きをするのです。

そして、街歩きの後、自治会の方もお呼びして、ゼミごとで発表を行い、体験や考えたいことを共有します。そこから“人が生活することを支援する”基礎や重要なことを改めて確認をするのです。人々があたりまえに地域社会で暮らし続けられること。人を支援することは、私たちの日常から再発見していくことなのです。

これから秋、冬に向けて、お祭りなどのイベントを通して、年間を通じて北区に関わっていく予定です。

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卒業生が教壇に!現場実践の「生」の話を学生へ!
2015年7月 生活支援学専攻 准教授・高野龍昭

ライフデザイン学部は開設10年を経過しました。生活支援学専攻を巣立った卒業生が活躍していることを聞く機会も多くなっています。

7月の半ばには、「介護過程Ⅳ」という介護福祉コース4年生の専門科目の授業に、卒業生2名をゲストスピーカーとして招き、高齢者介護の実践現場の状況について講義をしていただきました。登壇してくれたのは郡司和美さん(2011年3月卒)と伊野芽衣子さん(2015年3月卒)で、いずれも社会福祉法人永寿荘に勤務しています。

郡司さんは、介護福祉士として特別養護老人ホームに勤務の後、その経験を活かして職員の採用活動など法人の総務関係の仕事をしており、当日のお話では、これまでの経験や「こんな新卒者を現場は求めている」といった現役学生への期待を語ってくれました。
伊野さんは、卒後間もない時期であることから、現場での苦労話や失敗談、そして「学生時代にこんな学びをしておかないと後悔する」といったことを話してくれました。

受講している学生は、普段の授業以上に2人の先輩の話を真剣に聞きいっていました。きっと、これからの学修と進路選択に役立ててくれることでしょう。

生活支援学専攻の授業では、こんなふうに実践現場の専門職や卒業生を積極的に招き、学生に現場実践での業務のイメージを高めるような取り組みも行っています。

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2014年度 

今年もベストを尽くしました&来年の試験に向けスタートしています
2015年2月6日 助教 荻野 剛史

今年も1月25日に社会福祉士国家試験が実施されました。ライフデザイン学部国家試験の問題の多くの学生はこの国家資格の取得を目指しており、今年も約90名の4年生が試験に臨みました。受験した学生からは「これまでの受験勉強の成果を感じられた」といった感想が寄せられています。合格発表は少し先ですが、受験勉強の成果が「合格」という形で現れることと思います。

春休みを目前に「ちょっと気が早い」と思われるかもしれませんが、すでに現3年生への受験サポートが始まっています。その第一弾は、実際の国家試験の問題による模擬試験です。今回を含め模擬試験は年5回実施しています。この他にも特別の授業や最新の参考書がある学習室の設置により、本学部では社会福祉士の取得を目指学習室す学生を積極的にサポートしています。このようなサポートを活用しながら、現3年生もまた1年後には先輩に続いて「合格」の2文字を手にすることでしょう。

福祉業界へのキャリア支援と実習施設との連携強化
2015年1月24日 教授 菊池 義昭福祉業界研究会

生活支援学科の3年生などへのキャリア支援と、実習施設との連携を強化する目的で、1月15日に生活支援学科福祉業界研究会を開催しました。
当日は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士・幼稚園教諭の実習でお世話になった施設(団体)の皆様の参加を得て、来年就職する生活支援学科の3年生を中心に125人程が会場に詰めかけ、個別相談形式で説明会を実施しました。
実習を経験した3年生は、福祉現場の状況がある程度理解できるようになったため、担当者からの説明をうなずきながら真剣に聞き、かつ具体的な質問を積極的にしている場面がみうけられました。また、実習先の指導者の方と再会した学生もいたようで、実習先との連携強化の意味でも、学生にとっての有意義なキャリア支援活動としても、今後のさらなる発展を期待いたします。

2014年度介護福祉士コース交流会アドボカシーセミナー
2014年11月17日 教授 渡辺 裕美

2014年10月18日(土)13時00分-17時00分、第5回目の介護福祉士コース交流会アドボカシーセミナーが開催されました。卒業生10人、介護福祉士コースの1年から4年の在学生約120人、大学教員5人が参加しました。

第1部 研究発表 13時10分-14時15分アドボカシー
研究発表では、山川ひかりさん(4年次生)が、現在とりくんでいる卒業論文「重症心身障害児の地域生活と自立支援」を発表しました。在宅で生活されている重症心身障害者ご本人・家族・支援者にインタヴューを行い、コード化。安全安心で社会とつながる支援体制を成り立たせるための要因を示しました。
卒業生研究発表は、卒業2期生、須藤康弘さん(社会福祉法人 洛和福祉会 洛和ヴィラ南麻布)が行いました。「高齢者の権利擁護」をテーマとして、事例をもとに介護場面で権利擁護考え、フィジカルロック(身体拘束禁止)・スピーチロック(本人に決定をゆだねる問いかけ、本人の意思を引き出す声かけ)・ドラッグロック(不安や興奮状態にある人に対して、意図的に薬で抑制しない)、3つのロックを禁止する介護について発表しました。 

第2部 座談会 14時20分-15時30分
座談会では、葦原史崇さん(4年次生)、本間史織さん(卒業5期生、社会福祉法人 すこやか福祉会 葛飾やすらぎの郷)、新川直登(卒業3期生、社会福祉法人 救世軍社会福祉法人事業団自省館)が登壇し、本名先生がインタビュアーとなり、なごやかな雰囲気で進行しました。
「本人の同意」が基本だが、本人が希望することが本人のためにならない時 例)アルコール中毒の人が「お酒を飲みたいから退所させてくれ」と言ってきたらどうするか?と会場に投げかけられました。「退所支援はしない」「本人希望を受け止めつつ、専門職として判断し対応する」アドボカシーを意識した実践には、「自由」、「選択肢」、「生活が広がり楽しみがあるように」等が大切、とやりとりがありました。「大学で介護の視点学んだ」「介護を学んだ人と学んでこなかった人の見る視点は違う」「命の重みの大切さ」について語られました。 

第3部 交流会 15時40分-17時00分
学生食堂に場を移し、卒業生10人(土志田さん、片岡さん、下妻さん、伊藤(栗城)さん、横山さん、須藤さん、石井さん、石川さん、本間さん、新川さん)と在学生が、学年を超えて交流しました。楽しく有意義なひとときでした。
卒業生の参加に感謝します。

見えないものを見ようとする実習 -精神保健福祉士実習-
2014年10月03日 教授 稲沢 公一

精神保健福祉士とは、「こころの病」を抱える人たちの生活を支援するための知識や生活支援技能を身につけた人々がもつ国家資格です。現在、日本では、約6万3千人が登録しています。生活支援学専攻には、この国家資格を受験するための講義科目や演習、実習などがそろっています。
その中でも、実習は、3年生(社会福祉士の実習を3年で行う場合には4年生)の夏以降に行うもので、地域の施設と医療機関(病院・診療所)の2カ所に合計28日間通います。

「こころ」とは、直接見たりすることができないものですから、「こころの病」もまた見ることができません。したがって、実習でこころの病を抱える方々と接することは、見えないものを見ようとすることになります。
そこで、実習生は、利用者の方々と信頼関係を作りながら、どのような状況だったのかを教えていただいたり、あるいは、カルテや記録などを読ませてもらって、その方が生きてこられた歩みをたどっていきます。つまり、実習とは、その方の「人生」に触れさせていただく機会になっているのだといえます。

「介護」の生活支援の幅はとても広いのです。
2014年09月22日 准教授 八木 裕子

「介護」は、高齢者や障害者へのケアのみをイメージしやすいですが、実は介護は、従来の医療やリハビリテーションではカバーしきれないところも含め、その人の状況に応じて暮らしを支えるということです。それは、個別性が非常に高く、生活の全体像のみならず、地域での関係づくりまでを視野に入れた幅の広い生活支援だといえます。だから、3年前の東日本大震災や、このたびの広島の土砂災害にも介護福祉士は出動します。大きな災害でこれまでの暮らしが破壊されても、いかなる状況においても生活が継続できるように支援するのが介護福祉士の役割です。安心・安楽を基盤とし、生活環境に気を配り、生活の質の担保、快適さを追求するのです。だからこそ、多くの専門職と連携しながら、人の暮らしを支えていかなければなりません。
3年前、宮城の避難所に介護福祉士として入りました。もちろん、片麻痺や車いすの方への支援も多くありましたが、家が津波で流されたという話を傾聴したり、必要があれば医療や行政に繋げていくことも行ないました。そして今回の広島土砂災害でも、介護福祉士として現場に出たり、被災者の方の相談を受けることも行ないました。 「介護」の生活支援の幅はとても広いのです。

介護福祉士の仕事って本当に幅広いのです。「介護」の生活支援の幅はとても広いのです。

 「社会福祉援助技術演習Ⅴ」の報告会が無事終了しました
2014年08月19日 教授 是枝 喜代治

生活支援学専攻では、社会福祉士の資格取得に向けて、1年生の段階から「社会福祉援助技術演習Ⅰ~Ⅴ」の授業と合わせ、2年次以降、社会福祉現場の見学などを含めた「社会福祉援助技術現場実習指導Ⅰ~Ⅲ」の授業を展開しています。そしてその集大成として、3年次の8月から12月までの24日間、社会福祉の現場実習に出向いていきます。

事前学習(現場実習指導Ⅱ)の段階では、利用者の方との接し方などで、不安感を抱える学生も決して少なくありません。しかし、実習先の利用者の方の特性などに関する学びを深めたり、実際にボランティアに出向いて関わったりすることで、少しずつ不安感が解消され、実習に対するイメージができあがっていきます。多くの学生たちは24日間の実習体験を通して、社会福祉の専門職としての役割やその意義について学びを深め、自信を持って大学に戻ってきます。

最終学年である4年次に行う「社会福祉援助技術演習Ⅴ」の授業では、クラスのメンバーが各自の実習先での体験談などを話し合いながら、担当した事例について考察を深めていきます。写真は、今年の7月26日(土)に実施した演習Ⅴの事例報告会の様子です。

社会福祉士(国家資格)の資格取得は、単位数(計63単位)も多く、国家試験(4年次の1月に実施予定)問題の出題範囲も多岐にわたるため、決して楽なものではありませんが、4年間の学びは、自分自身の将来の財産になっていくものと思います。
 社会福祉援助技術演習Ⅴ報告会2社会福祉援助技術演習Ⅴ報告会1

楽しい1年生ゼミ
2014年07月28日 教授 本名 靖

東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科の1年生ゼミ(生活支援学演習)で楽しい1年生ゼミは、昨年から東京都北区栄町の自治会(親和会)と手を組んでさまざまな行事を実施しています。楽しい1年生ゼミ
今年度は、栄町のまち歩き、誕生会、学校に泊まろう等の行事に参加しています。ライフデザイン学部生活支援学科として地域と連携し、こんな行事に学生が参加できることはなかなかありません。これも、この専攻が地域を大切にしているからだと思います。
1年生から地域に出かけていって、地域の人たちと交流し、地域が生き生きとするためには、どんなことが必要なのかを学ぶことはすばらしいことです。しかも、大学の中ではなく、地域(北区栄町)に出かけていくことができるのです。 
地域が生き生きすれば、多くの高齢者、障がい者が暮らしやすい町になります。高校生の皆さん、ライフデザイン学部生活支援学科に入学して、一緒に地域に出かけてみませんか。楽しいですよ。

医療福祉クラス学外視察スタート
2014年06月30日 教授 吉浦 輪生活支援

生活支援学専攻では、医療ソーシャルワーカーの養成に力を入れています。本学大学院福祉社会デザイン研究科の非常勤講師に、JA長野厚生連佐久総合病院医長の藤井博之先生をお迎えし、大学院の授業と連携して、全国の先進的な地域医療の実践者の方々からの講義と現地視察を行っています。

今年度は、まず5月に東京都足立区において、先進的な24時間在宅ケアを実践している医療法人財団健和会の増子忠道先生に、6月には、埼玉県幸手市において、コミュニティワークを中心に地域医療の展開をされている東埼玉総合病院の中野智紀先生にお話しをうかがいました。7月は山梨県の山梨市立牧丘病院、8月は東北地方の地生活支援域医療現場を、9月は新潟県魚沼市、10月は佐久病院において行われる多職種協働連携(Ipw)研修など、高度な学習・教育プログラムが盛りだくさんです。

生活支援学専攻の紹介(1) 今年度も街歩きをしました
-フィールドワークからの学び 街歩きから生活を学ぶ-
2014年05月29日 准教授 渡辺 道代

ライフデザイン学部生活支援学専攻では、1年生の生活支援学演習で東京都北区栄町の街歩きフィールドワークを実施します。今年も5月に2回に分かれて実施しました。
当日は大変暑い日でしたが、地元の自治会の皆さんが町内の見所などをていねいに案内してくれました。栄町はJR王子駅に近い住宅地です。昔から住んでいる方も多く、住民同士のつながりもあり、いろいろな住民同士の組織も活発です。生活支援や福祉を学ぶ上で、人々が普通に暮らす地域社会を理解することが学習の基本となります。地域社会の中では、生活する上でのいろいろな課題があります。たとえば、防災活動や地震などの災害時の対策、防犯対策、地域に住む高齢者や障がいのある人への地域の支え合い、子どもの見守りや健全育成など、さまざまな課題を抱えています。これらの課題は一人で対策するだけでなく地域社会全体で対応し、課題の解決のためには、行政と協力しながら、地域の住民自身が考え活動しなくてはなりません。まずは、地域活動を熱心に実践している栄町自治会の皆さんからお話をうかがい、地域を支える活動について、学んでいきます。
地域を学ぶこと-フィールドワーク(現地調査)はまずは地域に足を運び、地域の雰囲気を味わい、地域の皆さんと話しながら、地域やそこに住む人の理解を深めることが重要です。街並みやたたずまい、都電の音や路地の様子、小さな商店の様子、街中に寝そべる猫や公園で遊ぶ子どもたちの様子など、地域の日常や人々の生活から、自分の住む地域や街並み、自分の日常生活と比較しなから街歩きをするのです。街歩き後、クラス等で発表を行い、体験や考えたいことを共有します。そこから“人が生活することを支援する”基礎や重要なことを改めて確認をするのです。人々があたりまえに地域社会で暮らし続けられること。人を支援することは、大上段に構えるのではなく、私たちの日常から再発見していくことなのです。

新たな4月を迎え、117人の新たな挑戦が和気藹々と始まりました。
2014年04月30日 教授 白石 弘巳

平成26年度、ライフデザイン学部は10周年を迎えました。節目となる年度の最初の日である4月1日、生活支援学専攻では新入生117名が入学手続きをしました。併せて、新たに渡辺道代先生(社会福祉学)、八木裕子先生(介護福祉学)と、実習指導担当の牛頭潤子先生、國重智宏先生が着任されました。新しい学生、教員を迎え、生活支援学専攻は、ますますのパワーアップを目指します。ニュースレター第14号

期待と同時に多少の不安をもって入学してきた新入生は、4月早々、とても忙しい1週間を過ごしました。1日の就学手続きの日には、全員TOEICのテストを受験しました。結果を元に英語のクラスを編成するためです。続く2日は、朝9時30分からライフデザイン学部の新入生歓迎式があり、その後から履修に関するガイダンスが始まりました。大学では自分の将来の目標を実現するために、自分で勉強したい科目を選ぶことを求められます。説明を聞きながら、多くの新入生が大学生になったことを実感したことでしょう。その後、学科専攻の教員紹介、資格ガイダンス、図書館ガイダンス、キャリアガイダンス等など目白押しのスケジュールの後、4日には学科の教員による履修個別相談が行われました。春学期にどのような科目を履修するか、作ってきた履修計画を元に熱心に質問をする学生の姿が多く見られました。5日には新入生のためのサークル活動勧誘会があり、上級生と和気藹々と話す姿が見ニュースレター第14号2られました。6日はまだ桜が咲き残る日本武道館で東洋大学入学式が行われました。学長、理事長の話などに引き続き、生活支援学専攻の新4年生山川ひかりさんが全在学生を代表して新入生にエールを送りました。同時に入学した陸上短距離の桐生祥秀さん(法学部)の紹介もありました。新入生は入学式に参加して東洋大学生として4年間頑張ろうという気持ちを新たにしたことでしょう。

  翌週7日からいよいよ授業が始まり、その週の土曜日(12日)には上級生のオリター(歓迎会を運営する先輩有志)が企画した歓迎会イベントが行われました。クイズや運動など盛りだくさんな企画に笑いが絶えず、教員も汗を流して一緒に楽しみました。楽しい1日が終わり、14日からは4年後を見据えた新入生の勉強が本格的に始まりました。

2013年度

◇2014年3月31日 今年度卒業生に聞いてみました!
ニュースレター第14号 山本 美香先生 [PDFファイル/2.14MB]

◇2014年2月14日 ライフデザイン学部における社会福祉士国家試験取得支援
ニュースレター第13号 荻野 剛史先生 [PDFファイル/138KB]

◇2014年1月30日 東京都北区栄町の皆さんとの交流からの学び
ニュースレター第12号 菊池 義昭先生 [PDFファイル/170KB]

◇2013年11月29日 精神保健福祉とアドボカシー
ニュースレター第11号 的場 智子先生 [PDFファイル/121KB]

◇2013年10月30日 卒業生を迎えて介護福祉士コースのアドボカシーセミナーを開催しました
ニュースレター第10号 渡辺 裕美先生 [PDFファイル/224KB]

◇2013年9月30日 「精神保健福祉士」を目指す実習~こころの病を持つひとに寄り添う専門職になる~
ニュースレター第9号 稲沢 公一先生 [PDFファイル/137KB]

◇2013年8月5日 社会福祉の実践現場に出向き、体験的な学びを深める
ニュースレター第8号 是枝 喜代治先生 [PDFファイル/150KB]

◇2013年8月5日 生活支援学専攻介護福祉士コースの実習Ⅲ・Ⅳが終わりました!
ニュースレター第7号 本名 靖 先生 [PDFファイル/383KB] 

◇2013年6月13日 ソーシャルワーカーは医療現場でも活躍する!
             今年度の医療福祉学外研修スタート
ニュースレター第6号 吉浦 輪 先生 [PDFファイル/217KB]

◇2013年6月5日 書を捨て(ないで)、まちに出よう!
ニュースレター第5号 野村 豊子 先生 [PDFファイル/247KB]

◇2013年4月22日 ウェルカム!! 118名の新入生
ニュースレター第4号 柴田 範子 先生 [PDFファイル/206KB]

2012年度

◇ 2013年3月25日 社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験合格者発表!
               今年も生活支援学専攻の学生は健闘しました!!
ニュースレター第3号 白石 弘巳 先生 [PDFファイル/193KB

◇2013年2月25日  学生の成長を実感する「熱き」報告会!
ニュースレター第2号 山本 美香 先生 [PDFファイル/174KB]

◇2013年1月25日  社会貢献できる専門職をめざす!
ニュースレター第1号 菊池 義昭 先生 [PDFファイル/172KB]

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