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インタビューシリーズ Episode 1004

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インタビューシリーズ
「Big Bang Interactions with Superb Researchers」

Episode 1004
インド工科大学デリー校 博士後期課程学生
ムケシュ・クマールさん

Mr Mukesh Kumarインド工科大学デリー校の博士後期課程学生のムケシュ・クマールさんが1ヶ月ほど東洋大学を訪問し、川越キャンパスにあるバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターで、同センター研究員と共同で研究を行いました。

自己紹介と大学の紹介をお願いします。

こんにちは。インド工科大学デリー校の博士後期課程に在籍しているムケシュ・クマールです。指導教員はヴィクラム・クマール教授とラジェンドラ・シン教授で、すばらしい知識と経験をお持ちの先生方の指導のもと、研究を続けています。

私が在籍しているインド工科大学(通称IIT)は、高度教育推進に関する法律に基づいて設立されたインドの国立大学で、重要研究機関の一つです。長年の努力の結果、IITは、すばらしい研究施設で国際レベルの研究を行い、世界レベルの教育基盤を作るに至りました。IITデリー校は、最高レベルの科学・技術の教育と研究でインドと世界に貢献し、ビジネスや一般社会にとって有益な存在となり、またすべてのインド人の誇りとなることを目指しています。

最近の研究テーマは何ですか?

私の最近の研究対象は、窒化ガリウムを基盤とするナノワイヤーです。窒化ガリウムはワイドギャップの窒化物半導体です。窒化ガリウムナノワイヤーはその並外れた物性により、多くの研究者の興味を引いており、特に光電子デバイスでの様々な応用研究が行われています。最新(2014年)のノーベル物理学賞の栄誉を受けた窒化ガリウム青色LEDの成果をもとに、窒化ガリウムを基盤とするナノワイヤーの潜在的応用も実現できると考えています。

なぜ海外で研究しようと思ったのですか?

研究者が国際レベルで知識と経験を分かち合うことにより、すばらしい科学研究がこの世界を新しい時代と価値観へと導いていくことができると考えているからです。

インドでの生活について教えてください。

私はデリーから約150km離れているHaryanaの出身です。今は、デリー近くのGurgaonに住んでいます。インドは、異なる宗教、異なる文化、異なる言語の人々が一緒に住んで一緒に働く国です。言語に至っては、数キロ離れただけで違う言葉を話している地域もあります。私もそのような社会の一員です。

海外留学を考えている東洋大学の学生にメッセージをお願いします。

いろいろな研究のアイデアを常に吸収し、国際的な研究者と積極的に科学知識を共有していくことが、研究者としてのキャリアにつながっていくと思います。

バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターでの研究生活はいかがですか?

まずは、バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターで研究する機会を作ってくださり、すばらしい知識と経験で指導してくださった前川透教授とサクチ・クマール教授にお礼を申し上げます。両先生のおかげで、最先端研究を行っていくための多くの刺激をいただきました。ナノ・テクノロジー研究に必要な最先端機器を自由に使用することができ、そして、お互いに協力しあい尊重しあうバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターのメンバーの方々と共に研究できるのが、バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターです。

研究者としての夢は何ですか?

私の夢そしてゴールは、私が得た科学知識による研究を通して、全世界に貢献することです。