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「東日本大震災復興問題対策チーム」活動報告会を開催

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東日本大震災から2年が経過しました。本学では学生ボランティアのほか、震災後の諸問題を考えるシンポジウムや各種セミナーの開催など、この間も継続して復興支援活動を行ってきました。その中でも特色のある取り組みのひとつが、教職員で組織する「東日本大震災復興問題対策チーム」です。
本チームは、各教員が持つ専門性や地域性を活かして、あらゆる角度から支援に関わる全12のグループで形成されています。
2013年3月21日(木)には、白山キャンパス6317教室にて各チームがこれまでの報告を行い、いまもなおさまざまな問題を抱える現場の課題や、今後の活動について共有しました。

10つのグループの報告終了後、チームリーダーを務める国際地域学部長の藤井敏信教授〔写真左〕は「現在、国レベルでは復興支援に約19兆ものお金が投入され、巨大なプロジェクトが進行している。しかし、現場の声を聴くと、当事者の意見が吸い上げられていないことや、いまこの間もますます過疎が進行し、孤独死の問題などが切実になっていると感じられてならない。ボトムアップ型の支援は風前のともしびとも言えるのではないか」と語り、課題を提起。「私たちはネットワーク型のチームとして、数年では終わらないこの問題に対して、これからもずっと被災者に寄り添い、できる支援を続けていきたい」と、思いをこめて総括しました。

発表グループ/活動内容

志村健一(グループ9)

「知的発達障がいのある被災者に体を動かす機会を提供する支援」

加藤千恵子(グループ11)

「被災地域(気仙沼)での復旧・復興支援と被災者の心のケア」

髙橋儀平(グループ2)

「避難行動分析及び避難所、仮設住宅における居住困窮実態把握と復興住宅・まちづくりに向けた生活改善支援」

森田明美(グループ7、10)

「山田町中高校生学習支援と復興計画への子どもの参加の実現」
「子どもの権利を基盤にした震災後の子ども支援の在り方」

川澄厚志(グループ12)

「小規模住民組織と復興まちづくり~ソーシャルビジネス支援~」

金田英子、ジェームズ・ショート(グループ4)

「文京区内在住の被災者支援」

藤井敏信、山中公一、宮崎道名(グループ1)

「拠点集落の復興計画支援」

小瀬博之(グループ5)

「ネットワーク型復興支援活動における情報システムの構築」

繁成 剛(グループ8)

「避難所における環境改善を目的とした支援機器のデザインと供給」

総括

〔写真右上〕
「段ボール箱や床の上に直接食器を置いて食事をしている避難所の光景をテレビで見て、簡単につくれる座卓や座椅子が必要だと気付いた」というライフデザイン学部の繁成剛教授。この着想から、強化段ボールを使用した「だんて」(段ボールテーブル)と「だんちぇ」(段ボールチェア)を学生とともに制作し、仮設住宅などに提供。強化段ボールによる支援機器のデザインと供給について報告しました(グループ8の発表より)。

東日本大震災復興支援に対する本学の取り組みについて