生体医工学科
Department of Biomedical Engineering
教育目標
人が人として生きる上で、真に必要なものを創出していくために21世紀の少子高齢化社会を支える「社会貢献につながるものづくり」を研究。
医学・工学の双方を理解し、医療・福祉の現場で活躍できる技術者を育成します。
概要
本格的な少子高齢化を迎える21世紀の日本は、生産性を重視する工学から「人が豊かに生きるため」の工学へと、変革の時期を迎えています。現代の医療や福祉の現場を支えているのは人の力(マンパワー)ですが、同じく重要なものに「高度な機器」があります。内視鏡や手術支援ロボット、体内に埋め込むバイオチップや人工臓器、人にやさしい介護・福祉機器の開発、ネットワーク技術の遠隔地治療への導入…。これらを実現するには、医学の基礎知識を持ったエンジニアが不可欠です。
21世紀の医療や福祉の現場で、“今もっとも必要とされている「医学」と「工学」の双方を理解し、架け橋となる人材”を育てる学科、それが、平成21年4月に新設される「生体医工学科」です。
特色
生体医工学科のカリキュラムは、自然環境に調和しながら生存する生物がもっている飛行、歩行、遊泳、吸引などの優れた機能を理解し、これを「ものづくり」に発展させるバイオミメティクス(生体模倣)が中心です。その上で、生物、生体、医工学と、医療知識の基礎を習得します。また、4年間を通じた「体験型自律創造学習プログラム(Problem Based Learning:PBL)」で、「睡眠時の脳波や血流を調べて快適な寝具を研究する」、「蝶のはばたきを調査・観察して、蝶型の飛行ロボットを製作する」など、現実的・実践的なケーススタディを通じて、総合的な能力を育成するのが特徴です。「資格取得を目的とする科目群」では、医療機器のスペシャリスト「第2種ME技術実力検定試験」の合格に必要な基礎知識群を用意。3年次の9月に受験し、受験者全員合格を目指します。
なお、生体医工学科は「学科横断型教育プログラム(副専攻)」として「バイオ・ナノサイエンス融合コース」「ロボティクスコース」を選択することができます。