生体医工学科

医学・工学両分野を学び、幅広い対応力を身に着けた視野の広い人材の育成。

ニューロサイエンス研究室(堀内城司 教授)

脳による自律神経機能(血圧、心臓、呼吸など)の調節

自律神経は我々の生命維持の為に不可欠な生理機能を司っています。この機能は延髄や視床下部など様々な脳の部位によって複雑な調節を受けるとともに、人間関係などの私たちの社会的環境も含めた環境の変化や喜怒哀楽などの感情の変化にも大きな影響を受けています。ニューロサイエンス研究室では、脳による自律神経の調節機能が、日常生活上の様々な刺激や環境変化、特に社会的・精神的ストレスや運動でどのように変容し、疾患や健康とどのような関連があるかについて研究しています。これを基本テーマとして、そのメカニズムにアプローチする中で、新しい自律神経機能測定法や脳機能可視化の方法を開発し、私たちの健康管理プログラムや病因解明、新しい治療法の作成に役立つ研究を続けていきます。現在進行中および計画中のテーマは以下のようなものです。

  1. 社会的・精神的ストレスと自律神経反応の脳内メカニズムに関する研究
  2. 運動と自律神経反応の脳内メカニズムに関する研究
  3. 運動のストレス軽減メカニズムに関する研究
  4. 神経伝達物質と脳内ストレス物質に関する研究
  5. 認知機能と自律神経活動の関連に関する研究
  6. 脳・神経機能の可視化に関する研究
  7. 脳への新しい薬物微量投与法の開発
  8. 自律機能の新しい抽出計測方法の開発
  9. 補助人工心臓、人工透析器に関する研究
  10. 生体の構造、機能とその生体情報記録方法の研究

この研究室を希望する方へ

自分から進んで学び、分からなかったことが分かるようになる「知る喜び」、出来なかったことが出来るようになった時の「達成の喜び」、チームで一つのことをやり遂げた時の「共有の喜び」、さらに未知のものを見つけた時の「発見の喜び」など、プロジェクトⅦ、Ⅷ(卒業研究)を通して「喜び」を感じて欲しいと思います。しかし、同時に、うまくいかない、思い通りにいかないなどの「失敗」の経験も味わうと思います。これらは全て、皆さんの将来の「宝」になります。ニューロサイエンス研究室でそれらを一緒に分かち合いましょう。研究面だけでなく、身の回りのいろいろなことに興味を持ち(食べること、飲むこと、遊ぶこと)、さらに、こんなことを勉強してみたい、あんなことに興味があるというモチベーションが高く、アクティブな学生の入室を歓迎します。