総合情報学科

システム情報:社会基盤からスマートフォン、人工知能まで
スポーツ情報:ココロとカラダをICTで解析する
メディア文化:最先端の技術で切り開くメディアとデザイン

ヒューマンインタラクション研究室(杉本富利 教授)

言葉情報に基づく人間の3次元人相合成

言葉情報によって人相を合成した例

我々が頭に描いた人の顔を他人に伝えるときには,表現レベルの異なるいくつかの言葉を使って表現する。顔の要素の物理寸法や形状を直接的に表現する言葉,顔の要素の形状を抽象的に表現する言葉,あるいは比喩的に表現する言葉などを使用する。本研究では顔要素の形状を表現するために使用する言葉の範囲を形状を直接的に表現する言葉から抽象的あるいは比喩的に表現する言葉まで拡張して,自由度の高い言葉表現から人相を合成することを試みている。

Well-beingに寄与する生活環境の諸要因の解析

近年、物の豊かさのみならず、心の健康や内面の充実を含んだ包括的な豊かさを求めるウェルビーイングの考えが広まっている。ウェルビーイングを支える要因には個人レベル、家族レベル、社会レベルのようにレベルの異なる要因が存在する。この研究では、それぞれのレベルでの要因を明確にすると同時に、それらがウェルビーイングに寄与している度合いを客観的に明らかにする。また世代ごとのウェルビーイングに対する考え方の違いを明らかにし、特に高齢者のウェルビーイングをサポートする手段の構築を目指す。

日本語の唇アニメーション

日常生活の多くの場面で音声合成システムを用いたサービスが提供されている。しかし、音声が聞き取り難い環境においては情報を正確に伝えることが困難な場合もある。そのような場合は、聴覚だけではなく視覚による情報伝達手段を併用することによって的確な情報伝達が可能になる。本研究では、日本語の朗読システムにおいて、日本語の発話を忠実に実現できるバーチャルアクターの唇アニメーションを実現している。今後はこの唇アニメーションの応用の提案が重要である。

この研究室を希望する方へ

ヒューマンインタラクションとは、人間が周りの人間や機械システム、あるいは社会システムと関わっていくためにとる行動の全てである。我々は人間がコミュニケーションを図るときの心理行動をよく理解する必要があるし、コミュニケーションを図るときに効率のよい情報交換手段は如何なるものなのか、機械システムへの情報の入力や機械システムから人間への情報の伝達手段は如何なるものなのか、などに常に関心を持つ必要がある。
本研究室を希望する学生は「人間が大好き」と確信を持って言える学生であって欲しい。